私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

朝日新聞は鳩山元法相を死神と呼んだことを謝罪すべき

2014年10月20日 22時47分00秒 | 偏向マスコミ

鳩山元法相「死刑執行しない人は法務相になるな」

2014/10/17

 鳩山邦夫元法相は16日、BSフジの番組で、死刑制度に関し、「いろんな倫理や宗教観などで死刑執行しない人は絶対に法務大臣になるべきでない」と持論を語った。鳩山氏は約11カ月の在任期間中、死刑囚13人の死刑を執行している。

 鳩山氏は「三審制で死刑判決が出るような残虐なことをした人間は、更生は全く関係ない。それだけの報いを与えなくてはならない」とも語った。
(朝日新聞)

(引用終了)


 「目は心に鏡」とのことわざがあるように、目を見れば、その人の正邪が分かるものであり、もし道に迷ったとしても目つきのおかしい人に尋ねたいとは思えないし、声を掛けたら何をされるか分からないからで、その反対に「道を尋ねられるような人になれ」と言われるのは「この人ならば親切に教えてくれるのでは」と思わしめるものが、目つきや態度に現れているからで、確かにそのとおりであろう。、

 もう何年も前に聞いた話なので真実かどうか分からないが、あるベテラン刑事が窃盗事件で逮捕された男を取調べていた際に、その男の目つきが何となくおかしいと感じたので「他にもっと大きなことをやっているだろう」と話したそうである。すると、その男は「刑事さん。わかりますか。実は人を殺しています」と言って殺人事件を自供したそうであり、だから人殺しをするような者は目つきに現れるのであろうし、私に分からないが、ベテラン刑事には「殺しの目」とはどのような目ちきなのか分かるのであるまいか。

 刑法199条(殺人)は「人を殺した者は、死刑又は無期若しくは3年以上の懲役に処する」とする刑罰を定めている。殺人事件を起こして裁判で死刑が確定したものの、無実を訴えて、再審請求が認められ、死刑囚だった者が一転して無罪になるケースがあるが、いつも奇妙に感じているには、いわゆる支援者が無罪になったことを喜んでいることであり、これで真実が分からなくなったことや、被害者と遺族の無念さを思えば、あまり騒ぐものでないと思っている。

 無罪と無実とは違うし、再審で無罪になったのは、この証拠だけでは有罪に出来ないと判断されたに過ぎず、だから、真犯人が別にいることが分かったのであれば無実であろうし、冤罪となる訳だが、そうでなければ疑いは残っているのである。

 身に覚えがないのに殺人の罪に問われて、死刑になったのではたまったものではないが、だから冤罪の可能性があるとして、取り返しにつかない死刑は廃止すべきだとの声がある。冤罪の可能性は死刑であろうが罰金刑でもあるだろうし、それをなくす努力は必要だとしても、死刑廃止とは刑罰をなくせと言っているも同然ではないか。

 世論調査によれば死刑制度を維持すべきだとする意見が多いようであり、世間には死んで貰った方が良いと思える者もいるし、まして残忍な方法で人を殺したらなばら尚更である。しかし、もし死刑が廃止されて終身刑が最高刑となった場合は、死ぬまで服役する訳で、そうなると脱獄のおそれもあり、また、その間に掛かる経費のすべては税金となれば、世間はそれを容認するとは思えない。

 あの朝日新聞が報じているようだが、鳩山邦夫元法相は16日、BSフジの番組で、死刑制度に関し、「いろんな倫理や宗教観などで死刑執行しない人は絶対に法務大臣になるべきでない」と語り、また「三審制で死刑判決が出るような残虐なことをした人間は、更生は全く関係ない。それだけの報いを与えなくてはならない」とも語ったそうである。

 当たり前のことを言っているのに、朝日はなぜか記事にしている訳だが、確か鳩山氏は在任中に粛々と死刑執行を命じたことで、朝日から死神と言われて批判されていたが、法相の責務を果たしていたに過ぎないし、朝日が批判するようでは正しいことをしていた訳であり、政治家が朝日から批判もされず持ち上げられるようでは話にならない。

 鳩山氏が指摘するまでもなく、死刑執行を命じることが出来ない者は 法相になるべきではなく、法によって裁かれ死刑が確定している者が、法相の私的信条によって刑が執行されないとなれば、法秩序の崩壊であり、司法に事案によっては死刑という重大な判断が求められているのに、行政がその執行を怠ることなど許されないであろう。

 朝日は法相在任中に死刑執行を命じなかった者を批判したことはないようだが、法相としての責務を果たしていない方が良いと言う訳であり、そのような朝日に凶悪犯罪に多発による治安悪化を嘆く資格はないし、責務を果たしていたに過ぎない鳩山氏を死神と呼んだことを謝罪すべきではなかろうか。
(2014/10/20)


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