私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

防犯カメラに反対する犯罪者の味方朝日新聞

2007年06月09日 20時50分14秒 | 偏向マスコミ
   最近は新幹線に乗る機会はあまりないか、今年7月1日から導入される新型車両「N700系」の車内デッキに、防犯カメラが設置されることで朝日新聞が「監視強化を懸念する声も出ている。」などと防犯カメラ設置に反対する記事を掲載している。朝日が反対しているのであれば、設置には何ら問題ないのだから是非とも車内デッキだけではなく、トイレ以外のあらゆる所に設置して、防犯効果を高めて貰いたいものだ。

 この記事は朝日自身が防犯カメラの設置に反対しているのでなく、「監視社会を拒否する会」という団体の代表である田島泰彦・上智大教授の「列車内で犯罪が頻発しているという状況ではない。予防の名目で、犯罪の具体的な根拠もなく、大多数の善良な市民を監視することが正当化されるのか。プライバシーや肖像権に何の配慮もなく撮り続けていいのか」との設置に反対する声だけを取り上げ紹介しているに過ぎないとも言える。

 だが、報道には公平さが求められているのだから、カメラ設置に賛成する声も合わせて報じる必要があるにも関わらず、それがないのは、朝日は新幹線内に限らず防犯カメラの設置に反対の姿勢をとっていると言えるだろう。

 では朝日の社屋には防犯カメラはなく、出入り口に警備員の配置もないのだろうか。そうではあるまい。噂によるとカメラが設置されているそうだが、これは社屋に正当な理由もなく入ろうとする善良ではない市民を監視するためなのではないのか。

 世間には善良な市民もいれば、そうではない市民もいるのだから、防犯カメラによって、善良ではない市民に言わせれば、確かに見られたくない事が見られてしまうので困るであろうが、善良な市民にしてみれば、見られたとしても何ら困ることはなく、かえって防犯カメラが設置されていることで、犯罪抑止になり安心感があるだろう。

 田島教授は防犯カメラによって「大多数の善良な市民を監視することが正当化される」と述べているが、公共交通機関には良からぬ目的を持った犯罪者が乗ってくることもあり、現に様々な犯罪が起きているのだから、防犯カメラの設置に反対するのは善良な市民ではないことを自認したのも同然であろう。

 「監視社会を拒否する会」とは、防犯カメラや車両ナンバー読みとりシステム(通称Nシステム)などを善良な市民を監視するものとして反対し、廃止を求める運動を行っているのであろうが、本当に善良な市民は自分のことをに善良な市民とは言わないであろうし、このようなものを監視装置と捉えるのは、善良な市民ではない犯罪者か、人に見られてはいけないことをしようとしている連中でしかない。

 防犯カメラやNシステムを恐れている「監視社会を拒否する会」の連中は、なぜマスコミの行う盗撮や、横暴な取材手法によって善良な市民のプライバシーや肖像権が侵害されていることを問題にしないのは奇妙である。善良な市民ならば防犯カメラよりマスコミのカメラの方を恐れているかも知れず、防犯カメラは犯罪者から善良な市民を見守ってくれるが、マスコミのそれは、犯罪の様子が写っていたとしても報道の自由をたてに提供を拒否することから、事実解明には何ら役に立たないと言えるだろう。

 朝日のこの主張は被害にあったり、あう可能性がある善良な市民より、犯罪者の味方をしている訳であり、このような朝日だから常に批判の対象になっていることすら分かっていないようだ。この記事を書いた朝日の記者は、防犯カメラが設置されることで困ったことを今までしていたのかと勘ぐりたくなる。
(2007/06/09)

この記事は「今日のコラム」
「防犯カメラに反対する犯罪者の味方朝日新聞」
としてHPに掲載されていたものです。


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