衝突映像、88%が公開すべき 「国家秘密でない」81%
共同通信社が12、13日に全国の千人に実施した電話意識調査で、88・4%が尖閣諸島付近の中国漁船衝突事件の映像を政府が「公開すべきだ」と答えた。「公開の必要はない」としたのは7・8%で「分からない・無回答」は3・8%だった。
事件の映像が国家の秘密に当たるかどうかでは、81・1%が「秘密には当たらない」とし、「秘密に当たる」としたのは13・2%だった。「分からない・無回答」は5・7%だった。
インターネットやテレビで映像が出たことについては、83・2%が「よかった」と答えた。
調査は、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけた。千人の内訳は男性464人、女性536人。
2010/11/13 17:26 【共同通信】
(引用終了)
政治の話などめったにしない女房でさえ、尖閣諸島沖で発生した海保巡視船と支那漁船の衝突事件の話をしているが、その話の中で、海上保安官がビデオ映像を流出させた件に関して、どこかで聞いてきたのか「中学生までが海上保安官は正しいことをしたと言っている」と話したので、今や国民の関心事は尖閣問題になった感がある。
その尖閣問題を支那に配慮することで敢えてこじらせているのは菅民主党政権であり、であるから単に尖閣問題と言うより民主党尖閣密約問題と言った方が正解であり、なぜなら、仙谷官房長官が、ビデオ映像を公開しないとの密約を交わした疑いがあるからである。だが、公開しないと言っていたのに、流出してしまったのだから、支那に顔向けが出来ないとして、流出させた海上保安官を何としても逮捕し、処罰しなければならなくなった訳であり、であるから捜査当局に指示を出して、国家公務員法による守秘義務違反に問いたいのであろう。
流出したビデオ映像は海保が編集した研修用ビデオだそうで、支那や韓国の漁船などによる領海侵犯や不法操業などの悪質な事件が多発している現状からすれば、実際にそれらの取り締まりに従事する海上保安官にビデオ映像を見せて、参考にして貰うことは当然であり、反対に見せないようにしているとなれば、その方が問題ではなかろか。
研修用ビデオがいつの間にか国家機密になっており、そう思っているのは、支那と公開しないとの密約を交わした仙谷官房長官だけであり、海保の職員であれば誰でも閲覧可能であったものが国家機密とは笑わせるが、支那から公開するなと厳命されれば国家機密になるらしい。
共同通信が行った電話調査でも、88%が公開すべきだとし、81%が国家秘密でないとの認識を持っているとのことで、良識ある国民は健全な考えを示している。支那人船長は何の処罰もされず釈放されているにも関わらず、職を辞する覚悟で、真実を国民に伝えた海上保安官は、国家公務員法違反として犯罪者にされようとしているとなれば、公開を求める国民の声はさらに高まるであろう。
現在、取調べを受けている海上保安官はビデオ映像を流出させたと言うより、国民の要望に答えて公開したと言った方が正解であろうし、この研修用ビデオが秘密であったとの認識もなく、そのような通達さえ出ていないとなれば、多くの国民に見せた方が良いとして海保内部としての処分は覚悟していたとしても、国家公務員法違反になるとの意識はなかったのではあるまいか。
(2010/11/13)
コメントありがとうございます。国民は公開を望んでいた訳ですから、流出したことを歓迎し、支那漁船の悪質性が確認され、にも関わらず船長をなぜ釈放したのかと怒っている訳です。
sengoku38氏は部内の処分はあるでしょうが、ビデオが機密だとする認識もなく、そのように言われていないとなれば罪に問えないでしょうね。
この問題は支那が尖閣の占領を狙っている過程で起きた漁船衝突事件であって、国民が知りたいのは尖閣周辺の状況であり、衝突ビデオを公開せず、支那に配慮する政府への不信感が高まっているとなればビデオ流出事件が起きたとしても「良くやってくれた」としか思わないでしょう。
偏向マスコミには期待していませんが、すべて民主党の無能ぶりが原因であって、政権運営など出来もしないのに、知ったかぶりをして、偏向マスコミの後押しで、与党になったものの、何も分からずオタオタしている状態だと言えます。素人政党に政権運営が出来る訳はなく、批判しているだけの野党の方が気楽で良いでしょうから、一日でも早い方が良いから解散して欲しいものです。