私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

普天間飛行場を移設から固定化させた民主党政権

2011年05月07日 23時51分08秒 | 民主党関連

普天間14年移設断念の方針…固定化不可避に

 沖縄の米軍普天間飛行場移設問題で、日米両政府は、2006年5月に合意した「移設を2014年までに完成させる」とする期限を正式に断念する方針を固めた。

 近く開く外務、防衛担当閣僚による「日米安全保障協議委員会(2プラス2)」で正式決定する。沖縄県内での移設をめぐって地元の合意形成が難航しており、現状では、移設作業を14年までに終えるのは極めて困難だと判断したものだ。

 両政府は今後、新たな期限設定などについて協議するが、目標としてきた期限を公式に外すことで、移設問題は機運を失い、同県宜野湾市にある普天間飛行場の固定化は事実上避けられない見通しとなった。

 「14年」の期限は、日米両政府が06年5月に合意した「在日米軍再編に関する行程表(ロードマップ)」に盛り込まれた。政府筋によると、菅首相は4月28日に松本外相、北沢防衛相、枝野官房長官と会談し、この期限を公式に断念する方針を了承した。北沢氏は7日に沖縄県入りする予定で、仲井真弘多同県知事にも伝えるものと見られる。
(2011年5月7日03時04分 読売新聞)

(引用終了)


 私が住む神奈川県には米軍厚木基地があり、今は道路が整備されているかも知れないが、昭和40年代には外周を車で回ると1時間位掛かるほどの広大な基地であったと記憶している。軍事基地であるために有事を想定して普段は使われていない遊休地を含むからであろうが、それは当然であって、なぜ広大な基地が必要なのかと問いたくなるのは、憲法第九条で国は守れると思っている連中だけではあるまいか。

 厚木基地の周辺にも多くの会社や工場、また一般住宅なども建ち並んでいるが、そのほとんどは同基地があるのを承知していながら転居してきたのであろうが、後になって基地からの騒音に悩まされているとして文句を言っても始まらないし、であるから、その土地が昔は何であったか良く調べることと、地図を見たり、実際に周囲を回って近くに何があるか位は知っておく必要があるだろう。

 沖縄の米軍普天間飛行場も、昔は周辺にほとんど人家もなかったそうだが、後になって、世界一危険な飛行場と言われるほど、周囲は住宅などの密集地になってしまった訳で、また普天間飛行場のすぐ近くに小学校をわざわざ建てたのは子どもを盾にして基地反対のシンボルしたかった連中がいたからであり、さらに驚くべきことだが、その小学校の移転に反対していると言うのだから沖縄における奇妙な基地反対運動の一つだと言えよう。

 橋本政権時代に普天間の移設が決まり、10年以上かけて名護市辺野古に建設する案が出来て、沖縄県や地元の同意を取り付けた訳で、もし自民党政権が続いていれば、とっくに建設が始まっていただろう。だが、政権交代をなした後に鳩山政権が、すべてを反故にしたことから迷走が始まり、報道によれば地元の合意形成が難航しているとして、普天間の固定化は事実上避けられない見通しとなったそうである。

 沖縄県民は辺野古への移設より、普天間固定化を選択した訳だが、これで良かったのか、悪かったのか、何だかはっきり分からないが、難しい問題は何でも先送りする民主党の政策らしいし、自民党よりましなことをしないのだから、この程度が限界なのであろうし、期待しても無理な相談だと言えるだろう。

 普天間が固定化されることになって、鳩山前総理や基地反対を叫んでいたサヨクの連中の弁明を聞きたいものだが、普天間の危険性の除去が目的だったにも関わらず基地反対運動によって、それを潰してしまった訳である。固定化となれば周辺住民の移転を検討して良いかも知れないが、沖縄のマスコミは住民から移転希望の有無についてアンケートをとり公表して欲しいし、移転を希望する住民がどの位いるか知りたいものである。
(2011/05/07)


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3 コメント

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Unknown (abusan)
2011-05-08 05:30:58
サヨクは利己主義な所があり、いろいろと
すったもんだで普天間固定と相成ったと
言う事で保守日本人的には笑い話ですな
m9(^Д^)プギャー

菅政権は正にサヨクの迷走を象徴している
かの様です( ´,_ゝ`)プッ
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Unknown (春日部の父親)
2011-05-08 11:05:52
毎度お邪魔致します。沖縄基地移転の件は前政権が13年かけて、米国とも地元とも折衝を重ねてやっと合意にたどり着いたのに、売国政権が出来もしないアドバルーンを掲げ結局破綻した結果ですね。鳩山氏は「前政権では杭一本打てなかったではありませんか」だの「腹案があるのです」だの小学生のコント並の妄言とともに散ってしまいました。鳩山氏がどうなろうが構いませんが日本が米国から信頼を大きく失った事は無視出来ません。最近wikiが民主政権発足時の沖縄基地の対応の不味さに激怒していた記事をすっぱ抜き、売国政権は「公式な見解ではない」だの間抜けな弁明に躍起になっていますが、米国の怒りは当然です。江川紹子氏が以前テレビで「国と国の約束を言う人がいるけれど政権が変わったのだから見直しは当然だ」と話していましたが、国の根幹をなす国防の、しかも日常茶飯事の如く侵犯を繰り返すシナという脅威が現実にありながら、本気でそのような妄言を唱えるなら真性の左翼です。沖縄基地の重要性は日米とも高まっており、如何に左翼が騒ごうと粛々と進める事でしょう。そのwikiですが最近シナ政権の腐敗した体制、スキャンダル情報が次々と集められシナ政権はそれらの暴露を異常に恐れています。私も以前北京に滞在中電話の盗聴はされましたが今では更に厳しい監視体制が敷かれ、その予算は軍事費を上回るとも言われています。つくづく日本に生まれて良かったと思うとともにシナ政権崩壊を生暖かく見守りたい気持ちです。
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Unknown (forest(管理人))
2011-05-10 18:49:16
>春日部の父親さん

コメントありがとうございます。普天間の移設先を決めるのに自民政権はなぜ13年も掛けたのか、民主党はわかっていないようですね。微妙な問題だけに、強引には出来ませんから、なぜ県内移設しか出来なのか。移設に伴って、返還される基地もあった訳ですが、それが普天間固定化となれば、全部パーですからね。

鳩山前総理の思わせぶりに沖縄県民は騙された訳で、議員辞職をしないかぎり
話は進まないでしょうね。

日米関係を大きく損ない、支那を喜ばせただけであった訳で、民主党には外交安全保障を論ずるだけの見識を持った方はいないと言って良いでしょうし、民主党政権では普天間の件はどうすることもできないでしょうね。

オウムの件で有名になった江川紹子氏ですが、破防法の適用に反対したことで、「この方はサヨクだ」と認識しました。政権が変わったとしても外交安全保障に関しては外国との関係もあり、変えることは出来ません。

これからは支那の時代だと言う方がいますが、経済成長は見かけだけで、張りぼてのテーマパークのような都市ばかりが増え、民度は低く、すべての公務員は汚職をしているとなれば、崩壊は確実にやってくるでしょう。良い支那人とは死んだ支那人だけですから、信用してはいけません。
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