私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

尖閣不法上陸事件は強制送還で良いのか

2004年03月27日 22時27分25秒 | 偏向マスコミ
 24日に日本固有の領土である尖閣諸島の魚釣島(沖縄県石垣市)に支那の反日活動家が不法上陸して沖縄県警に逮捕されたが、この7人は26日福岡入国管理局那覇支局に引き渡され、同日夜に那覇空港から出国し、強制退去処分となった。

 この処置に対し、国民の一人としてとうてい納得できるものではない。不法侵入者の7人は、尖閣諸島は支那の領土であると主張し、不法入国の容疑を否認しており、逮捕された7人の中に靖国神社のこま犬に落書きして有罪判決を受け、その執行猶予期間中である者がいるとのこと。さらに全員パスポートを所持していないことや、魚釣島に日本の政治団体が設置した神社を破壊しているからして、このような罪を罪として認めず否認している確信犯を、検察庁に身柄とともに送致せず、強制退去処分としてしまったことは何としても理解しがたい。

 縄県警としては、尖閣諸島への支那人らの不法上陸を今後は許さない方針から検察庁に事件送致をするようであったが、またもや政治家の事なかれ主義が、これからも不法上陸を繰り返すであろう支那人らの反日活動家に勇気を与えてしまい、これでは「上陸してもおとなしく捕まれば日本はすぐ送り返してくれる。また行こう」と言っていることであろう。

 小泉総理は「日中(支那)関係に悪影響を与えないように大局的に判断しなければいけない。そういう基本方針に沿って関係当局に指示した」と述べたそうだが、今回の尖閣諸島への不法上陸事件の全責任は支那側にあり、日本と支那の関係に悪影響を与えているのは日本側ではなく、支那側ではないか。また政府内に日本人拉致事件の解決に向け北朝鮮に大きな影響力を持つ支那側の理解を得たいとの思惑から「尖閣で支那を刺激するのは良くない」との判断があるそうだが、拉致事件の解決に支那が北朝鮮に大きな影響力を行使してくれると思っているとしたらとんでもない話である、支那は日本人のことなど何ら関心なく、そのふりをしているだけだと気がつかないのであろうか。

 拉致事件の解決に支那の影響力が必要だからとして尖閣諸島問題で支那を刺激しない方針なら、不法上陸されようが島を奪われようが黙っていれば良いではないか。拉致問題と尖閣諸島を巡る領土問題は全然別の話であり、拉致問題は解決していないが、尖閣を巡る領土問題は解決するとか言う次元の話ではなく、そんな領土問題は存在しないのである。

 これだけ日本の主権が侵害され、不法上陸した者は反省しないどころか「尖閣は支那の領土」と主張し、その仲間が日本国旗を焼き、踏みつけるなどして日本を侮辱しているのに、支那政府は何ら咎めていないことから、このような不法上陸を敢行した者を英雄視しているものと考えられる。近日中に支那の反日活動家はまたやってくることであろう。その時も今回と同じ強制退去処分で良いとは思えない。
(2004/03/27) 

この記事は「今日のコラム」
「尖閣不法上陸事件は強制送還で良いのか」
としてHPに掲載されていたものです。


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