糸満で1トン爆弾処理
2014年1月26日
【糸満】糸満市は26日午前、米国製1トン爆弾1個の信管を外す処理作業を実施し、完了した。避難区域は発見現場から半径1キロ。177世帯・480人の住民対象で、避難所となった喜屋武小学校には、約50人が避難した。
1トン爆弾は長さ180センチ、直径60センチ。昨年12月、県水産海洋技術センターの東側約230メートルの地点で、海岸防災林造成工事の磁気探査中に発見されていた。
(沖縄タイムス)
(引用終了)
冬の時期の畑仕事はそれほど忙しくはないが、それでも天気が良ければ一日畑にいることは多いし、特に寒くて鼻水が出るような日には剪定で出た枯れ枝を燃やせば家の中にいるより暖かく、チョロチョロと燃える火にあたっていると体だけでなく心まで暖めてくれる。
世間には様々な仕事があり、寒さ暑さには関係なく、泥に汚れることも汗もかくこともない仕事もあれば、暑い時期には汗と泥まみれで一日何回も着替えをしなければならない仕事や、危険な作業のため一瞬の過ちで命を失いかねない仕事もある訳で、そのような様々な仕事に携わることを職業とする方がいるから世の中は回っているのであり、だから「あいつは頭が良くないので、あんな仕事しか出来ない」と言うのは職業による差別に他ならない。
だが、偏向マスコミや反日サヨクの連中は「差別はいけない」と普段から言っておきながら特定の職業に従事している者を貶め批判的なのは不可解である。それは自衛隊に対するもので、自衛隊が国民から感謝されるようなことはあってはならないと考えているとしか思えないが、まさに差別そのものではないか。
不発弾処理ほど危険で一瞬の過ちで命を失いかねない仕事はないと思っており、そうは言っても誰かがやらなければならない訳で、だから余程の使命感がない限りとても出来ない仕事だろう。そのような危険な仕事を自衛隊の不発弾処理隊が行っている訳で、偏向マスコミや反日サヨクの連中は「それが仕事だし、それで給料を貰っているのだろう」と当然のように言うが、自衛隊員は給料(カネ)のためではなく、国民に危険を及ぼさないようにとの責務を果たしているのだから、それでも感謝の気持ちはないとなれば、まさに思想とは恐ろしいものである。
沖縄タイムスといえば、朝日新聞も驚くほど偏向している新聞として有名になっているが、このような新聞を読まされる沖縄県民は可哀想だと思っている。その沖縄タイムスの26日の記事「糸満で1トン爆弾処理」 に驚いたのは私だけではないだろう。
前述したように、不発弾処理は自衛隊によって行われているのにも関わらず、この記事の中に自衛隊の自の字もなく「糸満市は26日午前、米国製1トン爆弾1個の信管を外す処理作業を実施し、完了した。」となっていることからして、これでは糸満市の職員が処理作業を実施したようであり、自衛隊によって不発弾処理が行われていることを知らない方であれば、そのように勘違いしても何ら不思議ではない。
この不発弾は昨年12月12日に海岸防災林造成工事現場で発見されたようで、沖縄タイムスには翌13日に掲載されており、それには「自衛隊が処理方法を判断する」とあるが、ならば、今回の処理の記事の中に「自衛隊の不発弾処理隊による信管を外す処理が行われた」となぜ書かないのか。
掲載されている写真には自衛隊員の姿も写っているが、不発弾回収車両がどこの車両であるかの説明もなく、また他にも不発弾に関係する記事が多いのが沖縄らしいが、その記事を読んでも自衛隊による処理が行われたとは書いていない。さすが自衛隊員の住民登録や、子弟の入学、隊員の成人式参加まで拒否した沖縄の新聞らしい。
(2014/01/27)
写真:重機で不発弾回収車両に移される米国製1トン爆弾=26日午前11時すぎ、糸満市喜屋武