私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

支那戦闘機は空自機にミサイル攻撃したのか

2016年07月01日 22時20分46秒 | 防衛省・自衛隊・安全保障

 

中国軍機、空自機に攻撃動作 「ドッグファイト回避、戦域から離脱」 空自OBがネットニュースで指摘

2016/06/30

 元航空自衛隊航空支援集団司令官の織田邦男元空将は28日、インターネットのニュースサイトで、東シナ海上空で中国軍の戦闘機が空自機に対し「攻撃動作を仕掛け、空自機がミサイル攻撃を回避しつつ戦域から離脱した」とする記事を発表した。詳しい日時や場所、中国軍機の種別などは記されていない。防衛省幹部は産経新聞の取材に対し、大筋で事実関係を認めたが、「実際にどこまで中国機が空自機に迫ったかが問題だ」と指摘した。

 織田氏は記事で中国軍艦が今月、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の接続水域や口永良部島(鹿児島県)周辺の領海などに相次いで侵入した事例に言及し、「これら海上の動きと合わせるように、中国海空軍の戦闘機が航空自衛隊のスクランブル(緊急発進)機に対し、極めて危険な挑発行動を取るようになった」と指摘した。

 記事によると、中国軍機はスクランブルで出動した空自戦闘機に対し「攻撃動作を仕掛けてきた」ため、空自機は「いったんは防御機動で回避したが、ドッグファイト(格闘戦)に巻き込まれ、不測の状態が生起しかねないと判断し、自己防御装置を使用しながら中国軍機によるミサイル攻撃を回避しつつ戦域から離脱した」という。

中国軍の挑発行為をめぐっては、平成13年4月、南シナ海の公海上空で、中国軍戦闘機が米軍の電子偵察機に異常接近して接触、墜落し、米軍機は中国・海南島に緊急着陸した。また、25年1月には東シナ海で中国海軍艦が海上自衛隊の護衛艦とヘリコプターに射撃管制用レーダーを照射した。F4戦闘機のパイロットだった織田氏は「武装した戦闘機同士がミサイル射程圏内で遭遇する。戦闘機同士がいったん格闘戦に陥ると、空中衝突やミサイル発射に至る可能性は十分にある」と指摘した。

 織田氏は28日、産経新聞の取材に対し「常識を度外視して、中国軍機が尖閣上空まで近づいてきている。これが常態化すれば領空の安定は守れなくなる」と強調した。織田氏は昭和49年に防大を卒業し、空自に入隊。平成18年から航空支援集団司令官を務め、21年に退官した。
(産経新聞)

(引用終了)


 東シナ海に浮かぶ尖閣諸島は沖縄県石垣市の行政区域にある日本固有の領土であり、かっては鰹節工場があって200人以上の日本人が暮らしていたが、昭和15年に同工場が閉鎖されてからは無人島になっている。だから尖閣を巡って、どこかの国の間に領土問題はないのだが、昭和40年代になってから、国連の調査で、付近海域に有望なガス田があることが分かると支那が領有権を主張するようなった訳だが、自国領と言うのであれば、その証拠を出せば良いのに、今まで出して来たことはなく「歴史的にわが国の領土だ」と勝手に言っているだけである。

 支那は尖閣を日本から奪って自国領にするために、海警局の艦船を毎日のように領海外側にある接続水域に侵入させたり、また海保の警告を無視して領海に侵入することもあり、それが常態化しているのは日本に尖閣領有を諦めさせることである。そのためには実力行使をエスカレートさせる必要があると考えているようで、6月9日に、支那海軍のフリゲート艦が初めて接続水域に侵入した目的は海保を威嚇し追い出すためであろう。

 領海への侵入だけでなく領空に接近する支那軍機もあるようで、航空自衛隊では那覇基地などから戦闘機をスクランブル発進させて対処しているが、産経新聞によれば、元航空自衛隊航空支援集団司令官の織田邦男元空将は28日、インターネットのニュースサイトで、東シナ海上空で支那の戦闘機が空自機に対し「攻撃動作を仕掛け、空自機がミサイル攻撃を回避しつつ戦域から離脱した」とする記事を発表したそうである。

 また、この記事によると「空自機がミサイル攻撃を回避するために自己防御装置を使用した」となっており、そうなると空自機は支那戦闘機からのミサイル攻撃を感知して、自己防御装置であるチャフかフレアを作動させたと考えて良いであろうから、実際にミサイル攻撃があったとみなして良いであろう。

 これは支那戦闘機の「前例ない接近」などと言ったレベルではなく、日本に戦争を仕掛けてきた訳で、政府は東シナ海上空において何があったのかを平和ボケした国民に認識して貰うためにも公表すべきで、このようなことが複数回発生しているとなれば自衛隊としても明らかにしたかったであろうが、そこでたまりかねて元空将の織田氏に話してネットで公開して貰ったと考えて良いのではあるまいか。海保巡視船が支那漁船に衝突された動画を民主党(当時)が非公開としたことで、現場にいる海上保安官が、その動画をネットで公開にしたのと同じである。

 それにしても9条真理教などのサヨクの連中は静かであり、支那が尖閣を奪うために日本と戦争しようとしているのだから何とか言って欲しいものだが、それでも憲法改正や安保法制に反対し「9条さえあればどこの国も攻めてこないから日本は安全だ」と言い続けるつもりか。戦後70年、平和の楽園だった日本に支那からの脅威が迫っていることを国民は肝に銘じ、覚悟を持つべきで、沖縄はそれでも米軍基地反対を叫べば平和は守れると思っているとなれば付ける薬はない。
(2016/07/01)

写真:尖閣諸島


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