海自のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」が横浜で進水式、中国専門家は「これは“空母”だ!」―中国メディア
XINHUA.JP 8月6日(火)21時52分配信
中国のラジオ番組・中国之声「新聞縦横」は、日本にとって“原爆記念日”である6日、“準空母”と呼ばれる海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」(22DDH)の命名・進水式が横浜港で行われたと報じた。6日付で中国広播網が伝えた。
全長248メートル、全幅38メートル、吃水7メートル。現役のDDHとして最大を誇る「ひゅうが」の1.5倍の大きさ。2015年に就役する予定。中国の軍事専門家、宋暁軍氏は「排水量や甲板の設計から見て、限りなく“空母”に近い造りになっていることから、“準空母”と呼ばれている」と指摘する。
記事は、「世界で最初に空母を建造したのは日本だが、第二次大戦の敗戦国として、現在は空母を持つことが禁じられている。だが、日本は近年、“ヘリコプター搭載護衛艦”名義で『ひゅうが級』の“準空母”を2隻装備した。『いずも』が就役すれば3隻だ。日本はこの3隻をどう使おうと言うのか?」と警戒感をあらわにした。
これに対し、宋氏は「集団的自衛権の行使が容認された時、これら“準空母”が役に立つ。日本は近年、侵略の歴史を否定する言行を活発化させ、再び軍事力をつけようとしている。このような危険な動きに対し、中国は警戒すべきだ。日本の動きを黙認している米国もよく考えたほうが良い」と指摘した。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
(引用終了)
かっての戦争の歴史から、わが国は安全保障すなわち国家国民をいかに守るかについて真剣に考えてこなかった感があり、憲法は平和憲法と言われ、第九条(戦争の放棄)を厳守すれば、戦争の惨禍を免れることが出来るとの考えが、あまり批判もされなかったのは不思議でならない。
戦争が相手があることで、わが国がいくら戦争を放棄しても世界から戦争が放棄された訳でもないことから、戦争の放棄を憲法でいくら謳っても、何の効果もないことであり、安全保障は最大の福祉と言われながらも政治家は選挙の票にもならないとして、真面目に考えて来なかったし、その証左に、国家国民を敢えて守りにくくしているとしか思えない専守防衛、武器輸出禁止、非核三原則kなどの政策を推進し、わが国は他国に脅威を与えない平和国家としての印象を内外に示してきたが、そのような国を守りにくくしている政策は何の役にも立たたなかったのは言うまでもなかろう。
わが国が防衛力整備に真剣の取り込まず専守防衛など敢えて守りにくくしている政策を推進しているのを喜び、都合が良いとしてきたのは敵性国家である支那や韓国であり、十分な防衛力を保有せず、万一の場合でも戦争が出来ない国日本のままであって欲しいと願っている訳である。
だが、安倍総理が憲法改正による国軍の保有や集団的自衛権の行使など、わが国を普通の国にするために動いているとなれば、批判して、牽制しようとしているのは世界の中で、支那、韓国などの特亜国だけではなかろうか。日本に対しては何を言っても良いと思っている訳で、要するに日本は憲法の問題を含んで、軍事的に弱いことから舐められているのであり、だから、特亜国からとやかく言われないためには防衛力を増強するしかなく、わが国にはその能力がありながら、特亜国に配慮するとの政治的な判断から、それが抑制されていたのは間違いであったと言えよう。
支那のメディアが8月6日に横浜で進水式が行われた海自のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」について、「これは空母だ」として、批判しており、「敗戦国として、現在は空母を持つことが禁じられている」とまで書いているが、「いずも」のことを空母だと言うのは勝手だが、支那が海自の保有する護衛艦について、その船型まで文句を言われることはなく、まして、空母が禁じらているのではなく、政策として今まで保有していなかっただけで、必要と判断されれば、保有する方針に転換するのは日本の勝手であり、支那にガタガタ言われることない。
東日本大震災では既に配備済みのヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」などが大いに活躍しており、また、シーレーン防衛のために対潜ヘリコプターを多数搭載出来る「いずも」のような護衛艦を配備する必要はある訳で、大陸国家でありながら、強大な海軍力を保有しようとする支那や、日本を敵国として、竹島だけでなく、対馬まで占領しようとしている韓国などに対して、今までのような軽武装では国は守れないのは当然であり、これも支那、韓国がまともな国でないためである。
わが国が支那、韓国から侮りを受けることのないようにするには防衛力増強は急務であり、支那はわが国の領土である尖閣諸島の占拠を画策して、連日のように公船を領海や接続水域の侵入させ、海保の警戒網を突破する機会を狙っており、日本側が尖閣を諦めるまで、それが続く訳で、ならば支那の方が尖閣の占拠を諦めさせるにはどうしたら良いのかと言えば、「いずも」のような護衛艦を配備することで、支那を牽制するしかない訳で、「いずも」の進水に批判的な支那だが、余程都合が悪いからで、支那、韓国などの特亜国から批判されればされる程、わが国の防衛力増強は正しいし、多くの世界の国々のためになるのではあるまいか。
(2013/08/09)