きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「エリザベート TAKARAZUKA20周年 スペシャル・ガラ・コンサート」星組フルコスチューム版

2017年01月09日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)

まりこさんは少しふっくらしたけど、
佇まいも歌唱力も黄泉の帝王だ。

あやかは低音が出にくいかな。
高音は可愛らしく美しかった。

ノルさんは男役を冷蔵保存して解凍したかんじ。
現役時代がそのまま再現されている。

いまなお常に舞台に出ているわたる君は光り輝いている。
髭にノックアウト。
かっちょええっ!
たまらん!

グンちゃんは100周年イベント時よりほっそりしてたけど、
美しいソプラノは良く出てた。
ぶんちゃんは現役時よりふっくらだけど
甘えた系はトートに惑わされシシィの鏡であるのにぴったりだった。

まりこトートあやかエリザを目当て
アンサンブルをろくにチェックせずに行ったら
朝峰きんさんがいて!うおうっ!ってなった。
現役時代と同じく豊かな表情。
男役アンサンブルで一番薄い顔がきんぐか!
リヒテンシュタインがるいるいだ。
まりえったも久しぶりだ。

さぶちゃんのエーアンが嬉しかった。
ヴィンディッシュのりりこは歌ウマだけど体格が、、、

10年前の池袋の衣装は貸出だったから
皆さん「倒れるほどのダイエット」だったそうだけど、
今回は新調かな?オーブの時に作ったのかな?

二幕冒頭はルキーニは一階客席上手通路から登場。
録音リズムが流れる間は楽団もラブ一郎もノリノリの手拍子。
「(客席には)懐かしい顔触れがたくさん」の言葉の後に峰さを理さん発見。
「写真を一枚」とルキーニに言われた元トップは立ち上がりポーズを決める。
かっちょええっ!
スーベニアでもルキーニの上手通路降りあり。

カテコ。
まりこさんが感激の涙を流しながらご挨拶。
20年を経て星組のみんなとエリザができて嬉しい。
ノルさんとあやかは「仲間に支えられて舞台を務められた。」など。
わたる君も下級生の女の子に戻り涙ぐむ。
ぶんちゃんは「グンちゃんとはニコイチで-。
おばあちゃんから遺伝の大きいお尻で頑張りました。」と。

ラストはまりこさんが楽団メンバーを舞台前面に呼び出す。
締めの挨拶は指揮の佐々田先生でした。
佐々田先生があやかの手を強く握ってた。
愛情溢れる指揮をありがとうございました!
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「グランドホテル/カルーセル輪舞曲(ロンド)」(宝塚月組)@大劇場

2017年01月08日 | 宝塚(月組)
日帰りでマチソワしてきました。


主要キャスト以外はモブ。
舞台が暗いのでモブの芝居はわかり辛い。
ちゃぴは頑張っているけど、
たまきち男爵と同世代にしか見えず
人生が終わりかけたバレリーナの再燃には全く見えなかったのが残念。

たまきちも品はあるけど
演技面での野太さに欠ける。

グランドホテル形式といえども
舞台芝居の核の部分が弱く、
全体的に散漫な印象。
たまきちが慣れてきて
芝居をグイグイ引っ張れるようになったら変わるかな?

ちゃぴを活かすには、
また最近のBW版なら男爵メインなんだろうけど、
宝塚はオットー主役の方がしっくりきそう。

みやちゃんオットーは歌の高音部がキツそうだけど、
「死」が身近な男を好演。

わかばちゃんは脚が美しい。
少し頭が残念な金髪美人。
女の子らしい野心を持ち生命力に溢れている。
ストッキングを脱ぐのがエロい!
社長に求められて踊る時の無表情さがイイ!
ウハウハ!

昨年の外部グラホは二幕で、
宝塚はどこを削ったんだろうと思ったら
プライジング社長パートだったよ。
「社長にも色々あるのよー!」の色々がバッサリ無かった。
寂しい。
でも、みつるのエロ社長は嬉しい!
みつるエロいよみつる!大好きだよ!
吉原プライジングよりエロかったよ!

あーさエリックは芝居も存在感も弱い。
死が覆う世界を、
彼の息子の誕生で生に変換させる役割が、果たせていない。

ありラファエラは台詞が舌ったらずで、
エリザベッタへの愛も崇拝も執着も見えない演技。
全てが足りない。
歌は良くなったけど。
逆キャストの方がしっくりきそう?

運転手兼取り立て屋のとしちゃんが良かったな。
適度な品性の無さがヤクザだった。

ひげのまゆぽん似合いすぎ。

ぎりちゃんは労働者の時は見つけやすかった。
ジミーズはそれほど活躍せず。
踊るだけのゆりや&すーのカップルは
退廃的なゴージャスさで時代と世界を表していた。
スミスのベルボーイはわからなかった。難しい。

音楽なしの踊りの足音が揃っているとか、
総踊り的なチャールストンが大迫力とか、
良い面もあるんだけどね。

宝塚版初演を観ていないのでなんとも言えないけど、
男爵が踊るボレロの相手の「死」が、
エリザベッタなのが不可解。
彼女との恋が死でもあるなら芝居部分から匂わせて欲しかった。

国際フォーラム版(リカちゃんがフラムシェン)と
昨年の2パターンを見たので
宝塚版グラホの期待が高くなりすぎちゃったんだろうな。
悪くはないけど、大感動でもない。


この芝居と対のショーなので、
稲葉ショーはTV放映よりずっと良く感じた。
衣装の色合いのわりには
華やかさやインパクトが弱すぎるけどねー。

馬は最初に回るだけか。
たまきちが乗って飛ぶんじゃないのか!

みつるとスミスがたくさん見れて良かったよ!

正直なところたまきちトップ羽より
みやちゃん2番手羽の方が感動した。
昨年のトークショーで見た泉里ちゃんのエトワールに感涙。

午後の貸切公演の司会は元星組の妃咲せあらちゃん。
しっとりとした着物姿。
終演後のミニインタビューに答えるたまきちに手慣れ感。

指揮は芝居、ショーとも上垣先生かな。

昼食はくすのきで、幕の内「すみれ」。
新春らしい華やかさ。
200円プラスして白御飯を蟹の炊き込み御飯へ!

トップ出身地ネタは、
ふろふき大根の味噌田楽がたまきち名古屋
鯖の塩焼きがちゃぴ福井 など。

入口の飾りもお正月らしい


劇場内販売のスイーツ2種と酒2種


ロビーのお花と、


モンパリ90周年記念の羽根飾り展示


貸切抽選でたまきちのサインが当たりました



おまけ。
阪急電鉄のラッピング

レオちゃーーん!!
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「バヤデルカ」フィリピエワ&ニェダク/キエフ・バレエ

2017年01月06日 | バレエ・ダンス

フィリピエワは昔のフィリピエワだった。
身体は良く動くけど、色気皆無。
それも彼女の個性。
これでいいのよ。
ニキヤは水香ちゃん並みの強気。
「俺はー、あなたがー、好きなんだけどー」
「ふざけんな、クソ坊主!」
みたいな。

ニェダクはオペラグラスで見るとピコ太郎だけど
見なければノーブル。
手足が長くバランスの取れた身体つき。

ペレンはキエフの衣装だと思います。
縦ロールも無し。
ああ、マールイのバヤが見たい!

高慢、我が儘、というより
ごく自然に「身分が高いお姫様」でした。
ニキヤ殺害も、それが当然のようなかんじ。

ガムザには2幕のカテコで花束。
つまり、3幕は幻影で終了。

式の引き出物の豹?虎?は
舞台側半身しか無いのかな?
舌を出してた。

ブロンズは踊れているんだけど、
身体が細すぎて迫力不足。
3幕ヴァリは2人目が群を抜いてた。

オケは前奏を聞いたときは
「今日はアカン!」と絶望的な気持ちになったけど、
本編はそれほどではなかった。
全体的にはいまみっつぐらいなんだけど、
ダンサーとの一体感がすごくあるんだよね。
座付きはそこがいいね。

4人口とかソリストの揃わなさは悲惨なぐらいだけど、
なぜか許せる不思議。


会場にはチンタイガーとダンサーのツーショットやスリーショットの掲示あり。
今日はチンタイガーはいなかった。
土日祝はいるかな。



【配役】
ニキヤ(バヤデルカ):エレーナ・フィリピエワ
ソロル(戦士):デニス・ニェダク
ガムザッティ(藩主の娘):イリーナ・ペレン
大僧正:セルギイ・リトヴィネンコ
トロラグヴァ(戦士):セルギイ・イファーノフ
ドゥグマンタ(ラジャ=インドの藩主):ウラジスラーフ・イワシェンコ
マグダヴェーヤ(苦行僧):ヴィタリー・ネトルネンコ
奴隷:ドミトロ・チェボタル
黄金の偶像:ミキタ・スホルコフ
ジャンペー:マリア・ラブロネンコ、マルガリータ・アリアナフ
太鼓の踊り:
 エリザベータ・ゴギィゼ、ヴィタリー・ネトルネンコ、ドミトロ・チェボタル
マヌーの踊り(壺の踊り):カテリーナ・チュピナ
パ・ダクシオン:
 アンナ・ムロムツェワ、オリガ・スクリプチェンコ、
 マリア・ラブロネンコ、マルガリータ・アリアナフ
第一ヴァリエーション:マリーナ・ステパンチェンコ
第二ヴァリエーション:アンナ・ムロムツェワ
第三ヴァリエーション:オリガ・スクリプチェンコ

指揮:ミコラ・ジャジューラ
管弦楽:ウクライナ国立歌劇場管弦楽団
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指宿・知覧

2017年01月02日 | 旅行(お散歩・遠征含む)
10月半ばぐらいになって
母が「正月は家以外で過ごしたいねえ」と言い出しました。
いま言うか!遅い!
と言っても仕方がない。
暖かくて、温泉以外で(← 母が嫌い)、
それなりに観光ができて、
正月でも店が開いていて、
TVチャンネルが多そうなところ、
ということで、
ソラシドエアのツアーで
鹿児島に行くことにしました。
母も私も市内観光はしたことがあるので、
お手軽に知覧方面の観光バスに乗ることにしました。

12月31日
お昼は羽田空港で鳥天そば。


飛行機はやや遅れて、
市内のホテル法華クラブには16時半着。
ちょいとその辺を歩こうかと思ったけど
母が足が痛いと言いだし、一休みしたあと、
路面電車で鹿児島中央駅へ。
イルミネーションが綺麗。

母が俳句会の新年会景品用に
鹿児島土産を買わなければならなかったので
駅になにか売っているかな~、と思ったけど
ピンと来るものは無し。
結局、東急ハンズでお年玉用ポチ袋を買う。

タクシーで夕食会場のレクストンホテルへ。
和洋折衷コースにしたら、
たくさんでてきた。



全部で8品ぐらいあったかなあ。
お腹いっぱい!

ホテルに戻り、大きい風呂に入り、
紅白のTOKIOを見終わった後に睡魔襲来。
寝落ち。
一瞬だけ生さだを見たけど、すぐ寝た。


1月1日
あけましておめでとうございます。
朝食バイキングにはお雑煮や黒豆などがある
お正月モード。

すごく美味しかった!

観光バスは天文館8時10分発。
まずは指宿の岩﨑美術館へ。
いわさきグループ創始者のコレクションが中心らしい?
地元の黒田清輝の他、藤田嗣治や東郷青児の絵などはありました。
工芸館2階の薩摩焼も良かったです。

続いては開聞岳。
車窓から。

形も、裾野からいきなり山なのも
富士山っぽいね。

開聞岳ビューポイントの長崎鼻から。

快晴!
美しい!!

竜宮神社におまいり。


ハイビスカスも咲いていました。

さすが南国!

お次は昼食会場のいぶすきゴルフクラブへ。
この観光バスは鹿児島交通観光の運行。
さきほどのホテルも、このゴルフクラブも
いわさきグループなのです。
身内を上手く使っているなあ、と最初思ったけど
開聞岳をちょっと上がったところにあるので
すごく見晴らしが良い!

いいねえ。
観光ルートに入るのも納得。

おまけになんでか知らないけれど
トカラ馬がいる。




ごはんは幕の内系。


昼食後は池田湖へ。
湖畔の菜の花は満開。

1月8日には「菜の花マラソン」があるそうです。

九州最大の湖、池田湖。

広い!大きい!

菜の花、池田湖、開聞岳。

ほんと、いい天気だわ~。

そして知覧へ。
特攻平和会館見学など。

特攻隊員は全員遺書を書かされたのかな。
読むと切ない。
飛行機が絡むせいなのか、
昨年行ったひめゆりより見学者が熱心だった。
特に男性が。

知覧はお茶でも有名です。



武士の内職として奨励されたそうです。
試飲しました、美味しかった。

最後の観光地は知覧武家庭園。

武家屋敷の庭を公開しているところです。
石垣の積み方で家の格がわかるそうです。

こちらの門松は火山灰(シラス)を利用。


武家屋敷とお庭。



殿様が遊びに来たこともあるそうです。


堪能しました。
ガイドさんは21歳とのこと。
正月から若い女の子の笑顔を見て
ウキウキしちゃいましたよ!

バスは市内に戻り、ホテル着は昨日と同じぐらい。
疲れた母をホテルに置いて出かけます。
海辺に行くと桜島がバッチリ!

綺麗だわ~。
今日は噴火していませんでした。

海辺から天文館方面へぶらぶら。
なんと!
むじゃきが開いている!!


思わず「コーヒー白熊(小)」を買っちゃいました。

夕食前なのに。
でもガチガチだから。
放置して出て行くとちょうどいいぐらいよね。

夕食はワシントンプラザでしゃぷしゃぶ。

お肉がたっぷり出た。
美味しかった!

ホテルに戻り、白熊を食べ、
「相棒」を見ているうちに寝落ち。


1月2日
ほんの少しゆっくりめに起きて。
おいしい朝食バイキングの後、
初詣の照国神社へ。



まだ混む前。
ゆっくりお詣りができました。
おみくじを引きますよ!

末吉でした。
旅行運が良ければいいんだい!!

神社近くの物産館には
母が望むような薩摩焼が売っていました。
いろいろ買えて一安心。

飛行場についたら飛行機は50分遅れとのこと。
正月だし、LCCだし。
想定の範囲内。
さらに遅れて出発は70分遅れ。
まあ、こんなもんよね、と思っていたら
「飲食代」として、搭乗時に現金1000円が支給されました。
ビックリ。

羽田空港に着いた後、妹宅に行き、
姪達にお年玉を渡し、
みんなで夕食を食べ帰宅。

ちょっと慌ただしかったけど
母と旅行に行けて良かったです。
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