きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「バヤデルカ」フィリピエワ&ニェダク/キエフ・バレエ

2017年01月06日 | バレエ・ダンス

フィリピエワは昔のフィリピエワだった。
身体は良く動くけど、色気皆無。
それも彼女の個性。
これでいいのよ。
ニキヤは水香ちゃん並みの強気。
「俺はー、あなたがー、好きなんだけどー」
「ふざけんな、クソ坊主!」
みたいな。

ニェダクはオペラグラスで見るとピコ太郎だけど
見なければノーブル。
手足が長くバランスの取れた身体つき。

ペレンはキエフの衣装だと思います。
縦ロールも無し。
ああ、マールイのバヤが見たい!

高慢、我が儘、というより
ごく自然に「身分が高いお姫様」でした。
ニキヤ殺害も、それが当然のようなかんじ。

ガムザには2幕のカテコで花束。
つまり、3幕は幻影で終了。

式の引き出物の豹?虎?は
舞台側半身しか無いのかな?
舌を出してた。

ブロンズは踊れているんだけど、
身体が細すぎて迫力不足。
3幕ヴァリは2人目が群を抜いてた。

オケは前奏を聞いたときは
「今日はアカン!」と絶望的な気持ちになったけど、
本編はそれほどではなかった。
全体的にはいまみっつぐらいなんだけど、
ダンサーとの一体感がすごくあるんだよね。
座付きはそこがいいね。

4人口とかソリストの揃わなさは悲惨なぐらいだけど、
なぜか許せる不思議。


会場にはチンタイガーとダンサーのツーショットやスリーショットの掲示あり。
今日はチンタイガーはいなかった。
土日祝はいるかな。



【配役】
ニキヤ(バヤデルカ):エレーナ・フィリピエワ
ソロル(戦士):デニス・ニェダク
ガムザッティ(藩主の娘):イリーナ・ペレン
大僧正:セルギイ・リトヴィネンコ
トロラグヴァ(戦士):セルギイ・イファーノフ
ドゥグマンタ(ラジャ=インドの藩主):ウラジスラーフ・イワシェンコ
マグダヴェーヤ(苦行僧):ヴィタリー・ネトルネンコ
奴隷:ドミトロ・チェボタル
黄金の偶像:ミキタ・スホルコフ
ジャンペー:マリア・ラブロネンコ、マルガリータ・アリアナフ
太鼓の踊り:
 エリザベータ・ゴギィゼ、ヴィタリー・ネトルネンコ、ドミトロ・チェボタル
マヌーの踊り(壺の踊り):カテリーナ・チュピナ
パ・ダクシオン:
 アンナ・ムロムツェワ、オリガ・スクリプチェンコ、
 マリア・ラブロネンコ、マルガリータ・アリアナフ
第一ヴァリエーション:マリーナ・ステパンチェンコ
第二ヴァリエーション:アンナ・ムロムツェワ
第三ヴァリエーション:オリガ・スクリプチェンコ

指揮:ミコラ・ジャジューラ
管弦楽:ウクライナ国立歌劇場管弦楽団
コメント
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