きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

8/19札幌

2010年08月19日 | 小山卓治




黒地に白バラシャツ。
柄は白一色だと思っていたけど
近くで見ると、黒っぽい紫色やら緑色やらが
ハイライトで入っていた。
白いインナーは、綿じゃなく、もっとサラッとした光沢のある生地。

今日は生声。
道東ツアーの最初の一曲はなんだろう。
想像がつかない。
01.失われた週末
静かな曲調だけど、鋭さもある。
一曲目には、なるほど、いいかも。

02.Escape
 「いったい俺は誰なんだ」
 「ナイフを持った俺がいた」は
ギター無し。歌声のみ。
緊迫感がある。

MC。
札幌。
ファッジは1年ぶり。
昨年の夏来たとき、
「外の音がうるさいから、窓を閉めましょう」
と、お店の人が気を使ってくれたけれど
とても暑くて、滝のような汗が出た。
ブラックアウト寸前だった。
2月に札幌に来た。暴風雪だった。
ここ一週間天気予報を見ていたけど
(札幌は)なかなか30度を切らなかった。
今日は「窓を閉めないでください」とお願いした。
去年も生声だった。
今日も、喉と身体を震わせて歌います。

・・・久しぶりに間近で見たけど
(いつもはわりと後ろの方の席の方が多いです。
 冷風よけなどの理由で)
やっぱり黒目が大きいなあ、と思いながらMCを聞く。

03.Bad Dream
ややスローテンポの方のバージョン。
「背水の陣」感は薄いけれど、
それでも「まだ間に合う」が力強い。

MC。
最近は頻繁に札幌に来るようになった。
今年は2回目。
今日は6日間のツアーの初日。
「だからといって、手を抜いたりしないよ」
札幌で歌っていない歌は山ほどある。
その中から(今日は)抜粋で。。。。。。
(→言い直し)ベストセレクションでお届けします。

04.路傍のロック


MC。
前回来たときの話の続きで。
ギター。
くびれとか、
華奢なネックとか、
女性に似ている。
ギターに名前を付けている。
ギブソンの名前はキャサリン。
*マーチンD28を見せびらかす。
「高かったんだぞ」。
このギターの名前はアリス。
デビューしたときに買った。
御茶ノ水の楽器店で、あらゆる店で弾いて決めた。
このギターを買った頃、
Conxと暴れんぼうなライブをやっていたので傷だらけ。
(うろ覚えだけど、ロンドンで衝動買いしたギターは
 マチルダだっけか)

今年の9月で53歳になる。
今年度は年と同じ数のライブをやる。
いま折り返しぐらい。

05.花を育てたことがあるかい

歌が終わり、
客席を見据えて、息を整える。
06.靖国通り、月曜の午後
こっちだと、大通り、になるのかな。

MC。
渡辺さんのHPでコラム連載中。
タイトルは「矢を射る」。
弓道です。
「ふっ」(笑う)
(弓道と言うと)、みんなポカーンとする。
高校3年間、弓道をやっていた。
ロックと弓道のミスマッチ。
もう一度始めてみた。
形(型)を忘れてて、
 → 軽く実演
「弓道をやっているときは凛々しいんだよ」
講師の先生に
「なかなかいいお尻をしていますね。
 上達しますよ」と言われた。
セクシーな意味じゃないとわかっていても
生まれて初めてお尻を褒められてドキドキ。
弓道を始めて、猫背だった背筋がピーンとした。

07.裏窓
情景が、映画のように
目の前に広がる。

08.ユリエ
 ねえパパ 燃える灯油の中はどんな気持ちだった?
 ねえママ いつか天国のことを私に話して
ここは、はっきりと、客席を見据えて歌った。
少女の痛切な気持ちが客席に問われた。

MC。
先月は故郷の熊本でライブ。
熊本の街の真ん中に川が流れている。
白川。
自宅から(白川越しに)繁華街が見える。
自転車で、大きくなってからは車で、
時には助手席に女の子を乗せて、行っては、戻る。
河を越えるということは、なにかの決意。

NYに行ったときのこと。
ハドソン川沿いのブルックリン・ブリッジの
ボード・ウォーク(木の遊歩道)を歩いた。
エンパイヤステートビルが見え、
WTCも見え、、、るはずだけど、もう無い。

上京して、多摩川の向こう側に住んで、
いつか多摩川を越えてやる、と思った。
それが段々、環八、環七・・・
山手通りまでは行かなかった。
田舎者だから、なるべく都会に住みたい。
09.いつか河を越えて

1月のONEイベントでやった「Show Time」を
ここでもやる。
まずは女声パート、男声パート、別々に練習。
次に合わせて練習。
本番。
10.Show Time
見事にハモる。
「ブラボー!
 素晴らしい!やればできる」
大阪の人は意外とシャイで、
思っていたほど声は出なかったみたい。
「いいなあ、札幌!」

明日以降は「『初めまして』の人が多い」
自己紹介から始めなきゃ。

北海道限定ポスターなど物販の宣伝をし、
11.Aspirin
手拍子、コーラスが自然と入る。
とても盛り上がる。

続いて
12.最終電車
間奏も皆で歌う。
(ネタは無し)
小山さんは机に片足をかけ
会場を見回しながら歌う。
「すごいな、札幌の歌声は!」

本編終了の退場はここだっけ?
もうちょっと後だっけ?

アンコールがかかって、戻ってきて。
今回、飛行機が遅れてちょっと遅刻した。
札幌は夏祭り?
でっかいテントが・・・
会場に問うもみんな「???」。
 *大通り公園のイベントのことらしいけど
  地元に浸透している夏祭りではないみたい
今日はここで酔いつぶれてしまう。
標茶、紋別、遠くねー?
ツアーのラストはラストは楽天舎。
別の人間になっていそう。
「北海道ではタコの頭の寿司があるらしいけど・・・」
会場の反応は薄め。
どころか
「ケンミンショー・・・」の声も、ひっそりあがる。

アンコールの曲
E1.Night After Night
しっとり。

北海道のツアーポスターを作ったkanonさんの紹介。
そして、kanonさんが作ってくれたチラシの説明。
「種の歌」の歌詞が載っている。
E2.種の歌
皆で歌う。

小山さん退場。

アンコール
卓治コールがかかる。
小山さん、ぶ厚い歌詞ブックを持って再々登場。
リクエストを募る。
間髪入れずに「NY NY」の声がかかる。
「やっぱりそう来るか」
次の曲を歌い終わったら、
3分後にビールを飲みます。
予告して。
E3.1 WEST 72 STREET NYNY 10023
歌詞カードが無くても歌える会場のファンでした。


小山さんが座った椅子に
弟子も座らせてもらいました。



船橋からいらっしゃったご夫妻と
同席させていただきました。
いろいろお話しできて、とても楽しかったです。
写真撮影にもご協力いただき、ありがとうございました。
(また東京のライブでお会いしましょう!)

また、同テーブルには
2月の楽天舎ライブ詩文曲を演奏してくれた
関口ちあきさんもいらっしゃいました。
2月の「黒猫」の時は、空気を切り裂くような雰囲気でしたが
今日の彼女は明るい笑顔が素敵なお嬢さんで、
そのギャップにびっくり。
アーティストの表現力って、すごいんだなあ・・・。
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「W~ダブル」

2010年08月17日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
美貌の人妻フランソワーズ(中越典子)。
資産家でもある彼女の悩みは「夫」のリシャール(橋本さとし)。
結婚後、間もないのに
暴力・暴言、そして浪費が激しく。
離婚できないものかと考えている。
あるとき、家政婦のルイーズ(堀内敬子)の恋人が
リシャールの弟・ミシェルで、
ひとつ違いなのにリシャールと瓜二つ、
おまけにリシャールのおこした犯罪の犯人にされ
服役中だったが、仮釈放されることになったと知り、
ある計略を思いつく。
それは、、、
リシャールの留守中に、
ミシェルにリシャールの振りをさせ
弁護士サルトーニ(山西惇)の前で離婚書類にサインをさせる。
しかし、ミシェルは兄と違い臆病者で
芝居なんか、とうていできそうにもない。
どこか怪しいルイーズは、なんのかんのと金を要求してくる。
そんなところに、リシャールが突然帰ってて来た。
渦巻く策謀は、どこに落ち着くのか。


ドタバタなサスペンス。
それは、きっちりした脚本と
きっちりした演出と
きっちりした演技で成り立つもの。
どれもバランスが良く、
笑いながらも緊張感が途切れない
とても良いお芝居でした。
もとがロベール・トマなので、
オチは想像ついちゃうけど、
それでもドキドキは最後まで続きます。
いやいや、とても楽しかった!

さとしさんは、
 ・兄リシャール
 ・弟ミシェル
 ・リシャールの振りをしているけど、臆病者の地が出るミシェル
 ・リシャールの振りがとても上手くなったミシェル
の、実質、4役を演じ分けなければならないのですが
くっきり違いが出ているので
いま誰が出ているか、ひとめでわかります。
すごいなー。
コメディ場面の「間」も素晴らしくいいです。

フランソワーズの中越さん。
正直なところ、TVで見る演技は
あんまり好きじゃなかったのですが、
舞台ではとても存在感がありました。
とっても美人~~
黒いピンヒールが似合いすぎ。
「フランソワーズ」というフランス人の名前が
とってもとっても、しっくりきます。
TVで観ている俳優さんが舞台で外国人の役をやるとき
「どーみても、あんたは日本人だろー」と
芝居の世界から浮いちゃう人もいますが
中越さんは、そんなことなく、
違和感なく、おフランスのマダムでした。
台詞も聞きやすかった。

堀内さんのルイーズは、
台詞は普通なのに、
ぜったい胡乱!という雰囲気が充満していました。
あやしすぎるのがすごすぎ!

山西さんも、胡散臭くて良かったです。
(あれぐらいの長さの髪でも染められるんだ~)

休憩入れて3時間弱の芝居ですが
テンポがいいので、あっという間に時間が過ぎました。
台詞を積み重ねるサスペンスは面白いわ~
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「大雷蔵祭」スタンプラリー景品

2010年08月17日 | 映画
「大雷蔵祭」のスタンプラリーの
景品が当たりました。



ロビーカードが3枚。
「狂四郎」と「薄桜記」と「好色一代男」です。

*カエルは景品ではありません。


応募資格は、上映100本中、
作品名25本以上に押印。
私は26本観ました。
頑張ったわー。
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「ベジャール・ガラ」東京バレエ団

2010年08月15日 | バレエ・ダンス
「ギリシャの踊り」 音楽:ミキス・テオドラキス
I.イントロダクション 
II.パ・ド・ドゥ(二人の若者):長瀬直義-宮本祐宜
III.娘たちの踊り 
IV.若者の踊り 
V.パ・ド・ドゥ:高村順子-平野玲
VI.ハサピコ:吉岡美佳-木村和夫
VII.テーマとヴァリエーション 
ソロ:後藤晴雄
パ・ド・セット: 西村真由美、乾友子、佐伯知香、奈良春夏、森志織、吉川留衣、河合眞里
VIII.フィナーレ: 全員

若手メインのせいか、全体的に「可愛い」印象。
ギリシャ、というより、江ノ島。
湘南ではなく、江ノ島。

上手側だったので、ソロ前の木村さんがよく見えた。
ラッキー。

後藤くんの踊りは、最近安定している?
ベジャール作品だから?
迫力のある踊りでした。


「ドン・ジョヴァンニ」 音楽:フレデリック・ショパン (モーツァルトの主題による)
ヴァリエーション 1:森志織、村上美香、岸本夏未
ヴァリエーション 2:佐伯知香
ヴァリエーション 3:井脇幸江、高村順子
ヴァリエーション 4:西村真由美
ヴァリエーション 5:奈良春夏
ヴァリエーション 6:小出領子
シルフィード:吉川留衣

これも可愛らしい作品。
けっこう好き。
小出さんの踊りが、
音への乗り方が変わらず軽やかなんだけど、
そこに、しっとりとした女性らしさが加わったように思う。
奈良さんの踊りにキレがあった。
女性陣の層も厚くなったなー。


「ボレロ」 音楽:モーリス・ラヴェル
ニコラ・ル・リッシュ
平野玲、松下裕次、長瀬直義、宮本祐宜

ニコラ君のメロディは、ものすごく雄々しかった。
前半は、軍神マルスが降臨したかと思ったけど、
終わった最後の印象は「征服民族は違うなー」。
男性のメロディで観たことあるのは
高岸、首藤、後藤。
高岸さんは後半は巫女のようで、
あとふたりは生け贄として屠られる。
そんな印象がある。
ニコラ君は、最後まで変わらず
「力強い」「男」だった。
ニコラ君は将軍で、
まわりのリズムは弾よけの兵卒、みたいな。
カーテンコールは体育会系男子の集団で、
なかなか面白かった。
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今日の美味しいもの

2010年08月14日 | 美味しいもの
東京駅・大丸内の「ポールボキューズ」でお昼御飯


豚肉の・・・なんだっけ。
緑色はピクルス刻んだやつっぽい。
マカロニグラタン添え。


選べるデザートはココナッツの・・・フロマージュだったかなあ


場所をかえて。
都路里の抹茶ムース


明治座で。
熊本のジュース


終演後、人形町駅近くで食べた味噌ラーメン



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「つばき、時跳び」

2010年08月14日 | 紫吹淳(リカちゃん)
2010年。
SF作家の伊納惇は熊本の古い屋敷に引っ越してくる。
そこで美しい着物姿の女性を見かける。
彼女は幽霊なのか?
家を調べると、謎の機械があった。
それは、実はタイムマシンで
着物の女性は、145年前、
その家に住んでいた「つばき」という名の女性だった。
機械の操作で、彼女はふたたび現れ
惇やその親戚達は現代の熊本を案内する。
機械の不調で彼女は去り、
無事に帰れたか見届けようと、
今度は惇が過去に行く。
時代は幕末。
攘夷派と開国派が争う世界。
横井小南の元に坂本龍馬も現れる。
惇とつばきはどうなるのか・・・

長い暗転で睡魔が襲うことが多い明治座ですが
長い休憩2回付き3幕構成なのに、
話のテンポがすごく良く
舞台転換もスピーディーなので
退屈する暇がありません。
話はサクサク進みます。
登場人物の誰の心情もとても良くわかるので
話に入りやすいです。

お話としてはタイムトラベル物の王道。
ひょんなことでー、から
歴史上の有名人と会ってー、
歴史を変えちゃう?とか悩んでー。
それに甘酸っぱい青春も加味されて
後味は爽やか。

福田沙紀ちゃんは、チラシ画像より
日本髪がしっくり来てました。
純粋で、でも気高い女性が似合っていました。
声の通りも良かったです。
永井くんは、台詞たくさんで大変だー。
階段の上下運動も殺陣も、
身体を動かす場面もたくさんあって
もう、ご苦労様、としか言いようがない。
大柄なので、日本髪の女性と並んでも逞しく見えて
頼りがいがありそう。
実直な雰囲気が良く出ていました。

勝野さんの横井小南はさすがの存在感。
真野恵里菜ちゃんが可愛かった。
金子くんは、現代の若者と、幕末の武士。
きっちり演じ分けていました。

リカちゃんは、つばきちゃんの母親役。
娘には優しいけれど、
凛とした武家の女性でした。
意外と合うな~。

リカちゃんが伊納さんに向かって
「惇さま」というのが
ちょっぴり可笑しかった。

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今日・・・

2010年08月13日 | その他イロイロ
6時に起きて、7時過ぎに家を出て・・・
と思っていたのに
起きたら7時23分でビックリした。
目覚ましの時間はセットしたけど
アラームを鳴らす方のセットを忘れたみたいだった。
普段なら通勤定期の範囲+αで190円で行けるところを
全部定期の範囲外のルート540円で行って
なんとか用事に間に合った。
良かった。

友人達にも会えたし、
他にもいろいろ会えた。
いい日でした。

用事の内容は内緒。


野呂氏のヘーベルハウスのヒツジ


Yちゃんのドール

なんて名前だっけ。
アリスっぽいけどアリスじゃなくって・・・
までは覚えているんだけど。
ドールって、思っていたより小さいのね。
大きい子もいるそうです。

ついでに。
お昼に食べた餃子。

あと2日。がんばるぞ!
コメント (2)
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「2010年版 エリザベート」(瀬奈、石丸、田代、杜)

2010年08月12日 | 宝塚版以外の「エリザベート」
キャストがかなり変わった新東宝版エリザに行ってきました。

あさこちゃんのシシィ。
男役から間もないけれど
在団中の経験があるためか
違和感なしでした。
声(台詞・歌声とも)も地声に近く
無理して作っているかんじはしませんでした。
ファンの贔屓目だけど、
やっぱり華と存在感があるなあ、と。
東宝版のせいか、宝塚版で感じたほどの
繊細さはあまりありませんでした。
強いから弱い、ってのが好みだったんですけど。
弱ければ流されて戦わなくていいのに
強いから流されず留まって戦わざるを得ない。
常に戦っているから神経がすり減る、
そういう部分が好きだったけど
東宝版はそういった部分が薄いかなあ。
ただ、涼風さんなんかは、留まるのが
「子供っぽい我が儘」だったんだけど
あさこちゃんは、もっと大人の自我って気がする。

○ちゃんのトートは熱かった!
熱いんだけど、
身のこなしとか衣装捌きとか手(腕)の動きとかを
すごくすごく気を使って綺麗に動いているので
ちゃんと「黄泉の帝王」が表現されています。
熱さも、あさこトートの「赤い血の通った妖怪」を見てると
それとは違って、やっぱり青い血だよなあ、と思います。
トートの、エリザベートを思う熱さは。
死に神が人間の女性を愛した、というより
彼自身がシシィの鏡で、
シシィの「死」に憧れる強さが反映されているからにも見えます。
もしかしたら、ウィーン版の二人の関係に近いのかも。
逆に、フランツの愛は、
普段意識しない「生」が反映されているのかな、とも思います。
生と死、どちらにも惹かれるエリザベート。
トータルで見るといいバランスかも。
どちらかが変われば、全然違うドラマになるのかも。
○ちゃんの歌は素晴らしく良いです。
耳に心地良いんだけど、
自分の声に酔うことなく、ちゃんと役が入っています。
銀髪ロン毛は、、、、2階最後列から見る分には
全然普通です。(前の方で見たらどうなんだろう)
黒い衣装とか長いマントも、綺麗に着こなしています。
(ドクトル・ゼーブルガーの時
 マントと一緒に上着も脱げかけて
 上半身裸になりそうでした。
 ヤル気満々なトートだなあ、と思ったのは間違いで
 たんに勢いよく脱いじゃっちゃだけみたいですね。)
耽美系ではないんだけど、
その方が彼の場合は、より「死」の感じが出るのかも。
まあ、それよりも。
広い舞台で真ん中で歌いまくる姿に
それだけで感動しちゃいます。
こういう○ちゃんが見たかったんだわさー。
喋ると普通のオジサンが入っちゃうので
歌い続けてー、って思っちゃったり。

万里生くんは、繊細さたっぷりでした。
声も良く出ているし、動きも綺麗でした。
伊礼くんの初登場時に比べると
舞台慣れしているなー、って印象。
広い舞台に映える動きです。

かりんちょさんは、台詞は低い声。
ルキーニもできちゃうんじゃないかな。
歌は、低音はいいけど、高音がちょっと厳しい。
とにかく、ひたすら恐いお母様。

禅ちゃんの誠実さは変わらず。
えーと。
思うに。
○ちゃんのフランツが見たいと思っていたけど
○ちゃんだとシシィがほだされて1幕で終了になるかもなー。


開幕後の評判が良かったせいか
2階席は満員。2階補助席も販売されたようです。
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今日の甘いもの

2010年08月12日 | 美味しいもの
長らく「謎の店」だった「イデミスギノ」へ行ってきました。
ル・テアトルのすぐ近くというか、
警察博物館横の細い道を入ったところというか。
ケーキ屋さんらしいのに、
いつみてもケーキが売り切れのお店だったので
「謎の店」状態が続いていたのです。
本日夏期休暇を取ったついでに
14時頃行ってみました。
ケーキがありました!

私がいただいたのは「アカプルコ」(手前)。
け。ちゃんは、なんだっけか。

繊細なムースなので、両方ともイートイン限定なのです。
やっと食べられました。
嬉しい。

ついでに、その近くの明治製菓本社1階にある
「100%チョコレート」へ。
まぜまぜショコラとワッフル。



ワッフルに挟むチョコは6種類から選べます。
まぜまぜは400円、ワッフルは350円。
チョコ専門店にしては安い。
テイクアウトも可能です。
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「華麗なるアリバイ」

2010年08月12日 | 映画
仏映画とクリスティの相性は悪いのがわかっているのに
やっぱり行っちゃって、
やっぱり「失敗した」と思いました。

ちょいと昔の時代の、陰々滅々で閉鎖的で
性的な奔放さが認められない地域での話を、
現代のフランスに置き換えたら
ミステリーじゃなくって
恋愛模様になっちゃうんだよね。
しかも、フランス的な恋愛事情というか。
誰と誰がくっついているのか
よくわからない。
しかも、もてもてのプレイボーイが
鶴見辰吾をもうちょい老けさせて
猿に近づけたような顔なので、
日本人の私からすると
どこがいいのか、さっぱりわからなかったです。
その愛人の一人が
ジリアン・アンダーソンに似ていた。

クリスティ作品では
「貞淑で我慢してきた哀れな妻」が
実は冷酷な犯人なのはよくあること。
原作を読んだか記憶にはないけど
犯人はすぐわかった。

スカッとするサスペンスには
絶対ならないのに
なぜ見に行くんだろう、私。
今度こそはサスペンスだ!きっと!
って思っちゃうんだよねえ、なぜだか。
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月組公演予定

2010年08月09日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
月組のDC &青年館と
その裏のバウの演目が発表になりました。


『STUDIO 54(スタジオ フィフティフォー)』
作・演出/齋藤吉正

◆梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ:2010年12月23日(木)~2011年1月6日(木)
◆東京特別(日本青年館):2011年1月14日(金)~1月21日(金)

きりまりはサイトー。
楽しみのような、恐いような。
でも絶対見るよ!


ダンス・パフォーマンス
『Dancing Heroes(ダンシング ヒーローズ)』
作・演出/三木章雄

◆宝塚バウホール:2011年1月8日(土)~1月18日(火)

主演は園加。
三木先生の「踊らせる」は
まったく信用ができないんだけど、
(ボレロ・ルージュとかダンクレとか)
振付の先生によっては、面白くなるかな。
園加の踊りは見たい。
行けるかな?


まさみりがどうなるのか。
どちらかのディナーショーが入ると
いろいろ見えてくるんだけど。
組長はバウに入って欲しいなあ。
副組長はシンガーだから、
そういう配分になるよね。
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「ソルト」

2010年08月08日 | 映画
石油会社勤務、実はCIAロシア班担当のイヴリン・ソルト。
あるとき、ロシアのスパイが拘束される。
尋問中、彼は突然、イヴリンがロシア大統領暗殺のために
ロシアが送り込んだスパイだと言う。

自身より、夫の安全が気になったイヴリンは
尋問室、CIAのビルから脱出。
謎めいた陰謀を解明しようとする・・・

痛快なアクション!
と思ったら、意外と奥が深かった。
誰が騙され、騙しているのか。

彼女がなぜ、あのような行動をとったか
見ている間はわからなかったけど、
家に帰った頃にわかった。

彼女自身、(実の)両親を殺されたんだよね。
「すべてを奪った」に、それが入っている。
もしかしたら、幼い頃より、
この機会を狙っていたのかも。
そう考えると、彼女の絶望感が重くて泣ける。

そんなことを考えなくても
次から次へと襲いかかる試練を乗り越えていく姿は
スカッとします。
映画ならではの迫力。
お約束のカーチェイスもあるけれど、
それが目的ではなく、あくまでも話の一部分なので
「早く終わらないかなー」のストレスが無くていいです。

アンジーは、アクションも見事だけど
演技も素晴らしい。
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「TRAFALGAR/ファンキー・サンシャイン」宝塚宙組@東京(3回目)

2010年08月08日 | 宝塚(宙組)


芝居。
粗というか穴は、やっぱりある。
借金の形に買われた身と、
気の強い配偶者に嫌気がさすのは
全然別だと思うのに、「似ている」はないだろう、と思う。
時間の経過がとてもわかりづらくもある。
でも、
やっぱり、
サイトーくんのツボは良くわかり、
なおかつ私のツボと似ている。
軍服祭りは楽しかった。
ありがとう、サイトーくん。

軍人の話だけに絞ればもっとわかりやすかったんだろうけど、
宝塚だから仕方がないんだろうねえ。
回り盆とか人海戦術とかは
宝塚じゃないとできないし。

んでもって、フランス国歌が歌われるとき
うっかり「かっとばーせ やまーざき 勝利のー 一打ー」
と歌っちゃうのは私だけかしらー。

カチャは、もっとなんとかならんのかなー。
タイトルロールやっても、
成長しない子はしないんだな、としか思えない。

オケの音のバランスは良くなっていた。
台詞をかきけしちゃダメだよねー。


ショーは、文句なしに楽しくなってきた。
千秋楽が近いので、
舞台の上も客席もノリノリ。
次は(次も)一本物だしねー。
楽しまなくっちゃ。
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2010 ポケモン スタンプラリー(ちょびっと)

2010年08月07日 | ゲーム(どうぶつの森など)
友人の甥っ子ちゃんのために
行ける範囲だけ押してきました。

蒲田駅は友人に頼んで押してもらいました。
ピカチュウでした。
高円寺駅はニャースでした。

シークレットの残り一つの柏駅は
月曜日に母が行くようなので頼みます。

1日乗車券があれば、
山手線内と総武線が効率的に押せますよね。

下車→改札を出てスタンプを押す→ホームに戻る

と、すぐ電車が来ますので。
常磐線各駅停車だと、
時間帯によっては12分に1本なので
たぶん効率はメチャ悪いんじゃないかと。

結局12個ぐらい押せたんじゃないかと思うけど
駅のスタンプはどれも綺麗に押せました。
浜松町のポケモンセンターのスタンプだけは
かなり摩耗してました。

来年も頼まれたら、
もう少し早く行動しよう。
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「小さな命が呼ぶとき」

2010年08月07日 | 映画
難病のポンペ症を発症した子供達のために
すべてを投げ打って製薬会社を立ちあげた男の話。
実話に基づいているそうです。

お涙系、かと思ったら
意外と話は淡々と進みます。
底辺には常に「家族の愛情」が暖かく流れていて
見終わってほのぼの。

ブレンダン・フレイザーは、
「ハムナプトラ(1)」に比べると
二回りぐらい身体が大きくなっていた。
けど、愛情溢れる、でも、挫けないエリートサラリーマンは
とても合っていました。
起業・投資・買収・合併、
そのあたりのシステムが、
ちょいとわかりづらいんだけど、
彼が冷静にビジネスの部分を計算できたから
まわりのひとも乗ってきたんだろうなあ、って思った。
情に訴えるだけじゃあ、ダメなんだよね。
でも、いざとなったら、とにかく行動!
その決断は素晴らしい。

ただ、ハリソン・フォードが
「象牙の塔の住人」って、どうなんだ。
でも偏屈なところは良かった。

米国では(もしかしたら他の国々でも)
「車椅子」って、普通に社会に存在するんだな。
そちらの方にも感動。
子供達の心の強さにも感動。
コメント
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