きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

草むしり

2007年08月12日 | その他イロイロ
我が家の庭。
6畳ほどのスペースですが、
母が手入れをあまりしないので
すぐに雑草が生えまくります。

面倒なので潰しちゃおうよ、と言っても
父との思い出があるし云々と
とりあってくれません。
なら、手入れしろよ!と思うのですが。

いままでは年に2回程度、
知り合いの植木屋さんに手入れをお願いしていたのですが
その方が最近引退されちゃったんですって。
それで、先週母がいきなり
「14日にお寺さんが来るまでになんとかして」と
私に言ってきたのです。
(仏壇のある部屋が庭に面しているのです)
兄は旅行に行ってるし、
70歳を過ぎた母に作業をさせるわけにはいかないし、で
私がやるしかない、と。

そして昨日。
意を決して、作業をしましたよ。
5時前に目が覚めたので、やるならいましかない!
太陽が昇りきる前が勝負とばかりに
黙々と作業。
途中、母から「牡丹は抜かないでね」と言われました。
どこにあるんだよ!
なんとか7時頃に終わりました。
抜いた草はそのままにして天日干し。


そして、今日の夕方。
干していた草を「燃えるごみ」の袋に入れました。
入れるだけでも1時間。

土が見えるようになりました。
まだまだ普通に雑草が生えている庭ですが。
いまは、これが精一杯。
コメント (2)
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「クラス・レッスン見学会」(ルグリ・ガラ)

2007年08月12日 | バレエ・ダンス
に、行ってきました。
祭典会員更新はこのためのようなもの。

以下、とりとめなく。

客に対しての注意は
 ・録音&録画禁止
 ・本番に向けて身体を作るためのクラスで、客向けではない。
  (客を湧かせるための動きはしない)
 ・身体ができた人は途中で抜けることもある
 ・幕が降りたら閉会。舞台セッティングがあるので
  客は速やかに退場すること
でした。

最初はバー・レッスン。
そこから、いくつかの組で
いろんな動きを。
最後にはジャンプや回転で、
ちょっとファン・サービス。
内容については余所を読んでください。
なにをどう、どういう流れか、なんて
私には書けないです。

こういうのを見る度に思うけど、
みなさん、あれっぽっちの指示で
よく動きになるなあ。
私なんか3つぐらいまでしか
指示を覚えきれないと思うわ。

ルグリは水色のTシャツ。
下は最初は黒のジャージ。
途中でジャージを脱いだ。
スパッツみたいのを履いていた。
センターに出てきたときは
その上から赤いジャージを履き直し。
一人だけ色合いが違ったのは
(他の人は黒っぽい練習着多し)
客席から見分けが付くようにとの配慮なのかも。
ルグリの動きは、レッスンなのに
なんということない動きのはずなのに
実に音楽的だった。
これだけで、なにかの作品を踊っているよう。
他の人がセンターにいるときは
端の方でミリアムちゃんと白鳥2幕の動きを確認し合ったり、
ユレル?かな?彼女の振りを観てあげたり。

マチュー君は、普通にハンサムだった。
舞台に上がれば「エトワールとして、どうよ」って思いながら
厳しい目で見ちゃうことが多いけど
素顔の彼は若くて素直そうな子だ。

ペッシュは、なぜフード付きパーカーなのか。
なぜフードを被っちゃうのか。
言っては申し訳ないけれど、
他の人に比べると頭がデカい。
レッスン中も、どことなく「我が道を行く」。
彼らしいな、と知りもしないのに思っちゃう。
幕が閉まる前は、ちょっとおちゃらけてファンサービス。

ベザール君は、こうしてみると背が高く手足が長い。
どことなくルジを思い出す腕のライン。
しかし、この段階で、すでに猫背だ。なぜなのだ。
黒い半袖のシャツに、緑のジャージの彼の動きは
決して硬くはない。むしろ柔らかいぐらい。
舞台ではなぜ、あんなに硬くなっちゃうのだろうか。
もうちょっと筋肉がつくといいかもなあ、と
誰かに対しての感想と同じ事を思う。

そいでもって、マチアス・エイマン!
なぜキティのTシャツなのだ。
黒か紺の生地に、キティの顔(目、鼻、と花飾りで顔の輪郭は無し)。
背面上部(首のあたり)に「キティ祭」って書かれていたよ。
どこで買ったのよ、それ。

アクセル・イボの動きが綺麗だった。
顔立ちは好みではないんだけど、
目に入ってくる動きだった。

女性陣は、遠目で舞台化粧がないと
あんまり見分けが付かない。
ユレルは「姐さん!」って風格があった。

フルステーがすごく可愛いかった

モニクとイレールは参加せず。


クラスの指導は、2によればローラン・ノビィ。
これが、また、
すっごく
カッコイイ

ノースリーブから出た腕は美しくも逞しい。
眼福。でした。


<追記>
顔写真入りのチラシを持っていけばよかった!
と、後悔しながら見てました。
見覚えはあるけど、顔と名前が一致しない人多し。
帰ってからNBSのHPを見ながら上記の文章を書いたけど
合っているのかどうなのか。
ご覧になった皆さまの記事を読みに行っても、
諸説があるようで。
途中で服を脱ぎ着するから、「黒の・・・」と言われても
どの時点でのことなのかによって特定しにくいし。
せめてバー・レッスンの時の配置を
メモしておけばよかったわ。
ついさっき、そのことに思い当たりました。
「キティ祭」だけしかメモってないわ。
一応、男性陣の並びを私の勘で。
下手側
 ・水色のTシャツはルグリ
 ・その後ろくらいの、肌が白くてクリクリの黒髪はビュヨン
 ・目の覚めるような金髪に黒いTシャツはドミニャック

真ん中辺り
 ・胸の辺りが大きく開いたグレーのシャツはイボ
 ・その横にいた白いシャツがマチュー君
 ・その後ろぐらいかな、灰色のシャツに灰色の短パン、白い腹巻きがモロー
 ・後ろの黒か紺のシャツがエイマン
上手側
 ・フード付きはペッシュ
 ・その後ろの緑のジャージがベザール君
全部で9人。どうでしょうか。
一部消去法で当てはめていったので自信なしですが
いちおう、以上の前提で記事を書きました。

女性陣は
前のセンターにいた黒髪がフルステー。
明るい金髪の上下黒がミリアム。
白いレオタード(上半身)がアバニャート。
グレーのレオタードに各国旗がらのパンツがドロテ。
だったように思います。

私は前方かなり上手で、ルグリはかなり遠かったので
ベザール君ばかり見てました。
それはそれで、目的は果たせたかな。
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来月北海道と言われても

2007年08月11日 | 小山卓治
督さん&鎌田さん&小山さんの
北海道ツアーが発表されました。

9月21日(金)札幌
9月22日(土)旭川
9月23日(日)滝川

*旭川-滝川は特急で30分ぐらい。
エルク周辺地図


市役所の近くみたいですね。

こんな直近に言われても・・・。
しかも23日は「エビータ」全ツ初日。
ゆきみちゃんエビータと百々さんマガに期待をかけて
私チケット購入済みなのよ。
け。ちゃんも23・24日は予定が入っているのよ。
旭川をほぼ日帰り、ってどうなのかしら。
止めておくべきかしら。
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「キャッツ」劇団四季

2007年08月11日 | 劇団四季
百々さんが入っているし、
youtubeで猫動画を見ちゃったし、
なにより有永さん(みちゅー)が入ったし、で
つい、行っちゃいました。
当日券でジェリクルR。
最後はカッサンドラが握手に来る席。
ジェリクルLで見たときに想像したほどは
いろいろ見えなかった。
Rの前に来る猫達はスポットライトが当たるので
R席からはシルエットしか見えないのだった。
ヤクザ役のマンカスが間近から登場するとか
いろいろな楽しみはあるけどね。

なにしろ朝早く起きて作業してJCSを見たもんだから
ところどころで意識がモーロー。
また、JCSは歌メインで、こちらはダンスメインなので
時々歌のレベルがちょっと・・・と思っちゃった。
ハシゴするなら逆がいいかもね。

百々さんのスキンブルの笑顔は、そりゃあステキで。
最近まで軍人さんだったとは思えない。
本物のヒゲはすっぱり剃って、
偽の猫ヒゲを描き込んで。
やっぱ、猫顔が、私にはデフォルトだわ。
マガも見たいんだけどねえ。
ってか、こんなに爽やかに歌っているのに
マガなんて想像がつかないわーーー。

目的の一人、みちゅーはディミータ。
踊りは特にミスはなかったと思う。たぶん。
低音の響かせ方に、男役の名残をみた。
いい意味で。
肩のラインも、さすが元男役というのか。
ちょっと逞しいかも
今後が楽しみ。

グリザは早水さん。
さすがの迫力。

西門さんのマンカスは
若い!
いやー、前に見たのがキヨミチだったから。
もっと、おっさんのイメージがあったんだね。
少々訛っているが、これでいいのだ。
リーダーらしい風格。でも猫。熊でも虎でもない。

遠山さんのグリドルボーンは、
前に聞いたのが井上さんだったので・・・
もうちょっと声を響かせて欲しい。
ソノクイの延ばしが短い。

ガスは村さん。
「当たり役」は・・・って
あなたの当たり役はピラトだよ!
戻ってきたよ!!

シラバブの紺野さんは、子供っぽいのは良いと思うんだけど。
これといい、「エビータ」のミストといい、
こういう歌声の人って、
もしかしてウェーバーさんの指示なのかしら。

ミストの杜さんは、大柄で「仔猫」じゃないよね。
前よりは踊りがしっかりしてきたかな。

荒川さんのタガーはアイドル歌手。
サマになっているなあ。
〆は、こぶし振り上げ系。
最後はグルグル回した尻尾がフェイドアウト。


久々の猫は楽しかったよ!


グリザベラ 早水小夜子
ジェリーロラム=グリドルボーン 遠山さやか
ジェニエニドッツ 藤田晶子
ランペルティーザ 磯谷美穂
ディミータ 有永美奈子
ボンバルリーナ 南 千繪
シラバブ 紺野美咲
タントミール 河西伸子
ジェミマ 王 クン
ヴィクトリア 宮内麻衣
カッサンドラ 永木 藍
オールドデュトロノミー 種井静夫
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ 村 俊英
マンカストラップ 西門宇翔
ラム・タム・タガー 荒川 務
ミストフェリーズ 杜 彦昊
マンゴジェリー 武藤 寛
スキンブルシャンクス 百々義則
コリコパット 王 斌
ランパスキャット 張 沂
カーバケッティ 劉 志
ギルバート 范 虎
マキャヴィティ 片山崇志
タンブルブルータス 張 野


五反田駅のロッカー。
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「ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレム版」劇団四季(3回目)

2007年08月11日 | 劇団四季
ヒゲありの佐野さんが京都劇場に現れたという噂。
ペテロに賀山さんが入ったという現実。
佐野さんがチェに入って、東京はキヨミチユダ、
ってラインも考えられるけど、
佐野さんペロンで、田中アッキーのユダデビューってこともありうる。
こりゃあ、スンラさんに逃げられる前に見ておかなきゃ!
と、突然思い立って行ってきました。
草むしりも早く終わったことだし。

当日券は19列上手。
その前が車椅子スペースと、その付き添いの方のための席と思われ
この回は空席でしたので、
「スーパースター」を熱唱するスンラさんが
視界良好で、すごく良く見えました。

この組み合わせはなかなかツボです。
今日も楽しんで来ました。

噂の賀山さんは、ああ、なるほど、と。
切望されるのがわかったような気がします。
なんていうんでしょー。
弱くもなく強くもなく。
これがペテロなんだなあ、と。

半場さんのヘロデは慣れた。
これでいいと思う。
田島さんは、最後の宣告がなあ。
もうちょっとかなあ。
阿川さんの歌は少々辛そうだけど
ひっくり返るところは無かったかな。


これで来週がどうなっても
大丈夫だぞ!!

カテコのダンシングを見て
これをキヨミチで見たいなー、と
やっぱり思った。


ジーザス・クライスト 柳瀬大輔
イスカリオテのユダ 金森 勝
マグダラのマリア 高木美果
カヤパ(大司教) 飯田洋輔
アンナス(カヤパの義父) 阿川建一郎
司祭1 佐藤圭一
司祭2 田辺 容
司祭3 川原信弘
シモン(使徒) 神崎翔馬
ペテロ(使徒) 賀山祐介
ピラト(ローマの総督) 田島亨祐
ヘロデ王 半場俊一郎
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ゲコとこまちゃん

2007年08月11日 | 劇団四季
ゴルゴダの丘に行く。

 
ミニチュアだけどね。

横から見た丘。

けっこう急勾配。


ついでに。
いま「春」の2階ロビーにスカーがいるそうです。

この人がいるんですか?


今日は早起きして庭の草むしりをした後は
JCS→猫屋敷コースでした。
感想は明日にでも。
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クリスティーヌは誰なのよ

2007年08月10日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
大沢くん主演のコピット版「ファントム」。
シャンパン・キングのシャンドン伯爵は
ルカスさんとパク・トンハさんのダブルキャストとなりました。
(名古屋公演はルカスさんのみ)

  梅田芸術劇場「ファントム」

しかし、いまだ、クリスティーヌ役は未発表。
(梅芸サイトでは「クリスティーン・ダエー」)
ここは初演のハナちゃんだろう、
いや、キホちゃんだって噂が・・・
と、いろいろ言われていますが、いったい誰が演じるのでしょうか。
ヅカ出身でなくても全然構いませんが、
できれば、歌える人にお願いしたいです。
なんで発表してくれないんでしょうねえ。
作品のネームバリューと(ウェーバー版と間違ってくる人が絶対いる)
大沢くん、ルカスさん、パクさんが出れば
クリスティーヌなど誰がやってもチケットは売れると思っているのかな?
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どうぶつの森、本日午前のカブ価

2007年08月10日 | ゲーム(どうぶつの森など)
昨日の午後のカブ価が173ベルだったので
もしかして?とワクワクしながら
本日朝、たぬきの店に行きましたらば
536ベルでした。
うはーーーーっっ!
さっそく全部売りました。
貯金は1980万ベル。
ぺりこの写真までは、まだまだです。

昨晩は時間があったので
ひたすらピーチクを追いかけ回しました。
村の端の木の陰に隠れて15分放置→ピーチクと話す
を繰り返し。
めでたく写真を貰えました。
これでいつ引っ越されても大丈夫!
と思っていたら、
さっそく今朝、引越準備に入っていましたよ。
聞き分けの良い子だわ。
また熱い手紙を書かなければ!
(引っ越し先で住人が見せるのは
 最後にもらった手紙らしいので)

あとはー
オニヤンマーーー!
日中の8時~16時しか出ないらしい。
土日で頑張るぞーと張り切っても雨だったりするし。
ジョニーにも会いたいなあ。
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高岸さんがチラッと

2007年08月10日 | バレエ・ダンス
朝バタバタしていたので
さっき、録画していた「めざましTV]を
ゆっくり見直しました。

わたる君の練習風景のところで
高岸さんがチラっと映りました。
パッと見た目、わたる君と高岸さんが
同じ体型に見えましたわ。

「夢十夜」は、会場で見たときは
あまり面白味は感じなかったけど
TVだと綺麗だった。
座る(見る)位置が違えば、またイメージが違うのかな。
こちらは、コムちゃんへの振りが苦労したのではないかな。
フェアリー系の男役、でも女性、って
どう捉えていいのかわかりづらいのかも。
ゆうこちゃんと、二人とも同じ動きが繰り返されて
ちょっと単調に思いました。

逆に「風のように」は、
完璧に男性ダンサーへの振付だね。
高岸さん、わたる君の魅力をわかってらっしゃる。
この作品を、高岸さんがどこかで踊らないかなあ。
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どうぶつの森の新住人

2007年08月08日 | ゲーム(どうぶつの森など)
ついに、ついに、
チョモランが
来ました!!



♪ぶるぼんさんの村から旅立った後
パーム村に召喚しようと思ったのですが、
タッチの差でピーチクが先に来ちゃったのです。

諦めきれないでいたら、
♪ぶるぼんさんのお友達の村に移ったチョモランが
引っ越したということで、
通信させていただきました。

そうして、めでたくチョモランが
我が村にやって来ました!!!

嬉しいです~。

♪ぶるぼんさん、まどかさん、
ありがとうございました!

うちからはタコリーナが行ったかな?


それにしても、
チョモランのこの口癖って・・・
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「サロメ」

2007年08月08日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
Director’s Choice
~ドラマリーディング・シリーズ Vol.1~
鈴木勝秀が名作「サロメ」を大胆解釈する
演出・企画:鈴木勝秀
オスカー・ワイルド作「サロメ」
音楽:横川理彦
出演:浅野和之 久世星佳 藤井美菜


ってことで。
ノンちゃんの朗読劇だし、
最近ハマっているアレに関係あるし、で
行ってきました。

結論から申しますと、
あんまり面白くなかったです。

ひとつは、無駄なBGMや動きがあったこと。
もう少し「言葉」の持つ力も信じても良いと思う。
研ぎ澄まされた言葉の積み重ねで成り立つのが朗読劇なのに
これでは全く成り立たない。
すべてを排除して、言葉だけで構築して欲しかった。
俳優さん達の台本読みを見ているようで
「完成された世界」には、なっていなかった。
もうひとつは、書くのは大変申し訳ないのですが
サロメ役の藤井美菜さんが、
いろんな面で「素人」だったこと。
台詞の通りも悪いし(腹式発声ではない)、
藤井さんがただ本を読んでいるだけで
「サロメ」という女性は表現できていなかった。
そのうえ、途中で半端に入る、
おそらく「踊り」を表しているんだろうけど
手をゆらゆらさせる「動き」が、
もう、本当に、形になっていなくって。
なんで彼女を起用したんでしょう。
若手女優を集めた、動きのある「芝居」なら
若さ溌溂を活かせたと思うのですが、
いかんせん朗読劇。
あまり舞台慣れしていない人を使っても
間が持たないだけです。
彼女が喋り出すと、客席のテンションが
ドーーーンと下がるのがわかりました。
彼女の責任じゃありません。
キャスティングミスです。

ヘロデ王の浅野さんと、
女王ヘロデヤのノンちゃんは
さすがだった。
言葉だけでも世界を構築できていた。
預言者ヨカナーンの声は演出の鈴木さんで、
これまた素人の喋りで声が聴き取りにくかった。
いっそ浅野さんがヘロデとヨカナーン、
ノンちゃんがヘロデヤとサロメ、
それぞれ2役の方が良かったんじゃないかな。

梅芸コピット版「ファントム」が
とっても不安になってきました。
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とりあえず

2007年08月08日 | バレエ・ダンス
ルグリ・ガラのプログラムを立ち読みしてきました。
「白鳥」にサプライズはありません。
パリ・オペのダンサーは発表された通り。
その他に出演はありません。

道化は大嶋くんと松下くん。
立ち読みなので詳しくはわからないけど
前者が17日、後者が18日キャストなのかな?
パ・ド・トロワの男性、前者が古川くん、後者が中島くんだったと思う。
女性は前者に小出さんが入っていました。

スペインは井脇さん、田中さん/奈良さん、後藤くん、平野さん。
つまり
木村さんは
出演しません

たぶん。

ルグリ・ガラの感想は明日にでも。
オネーギンでは
ヒゲあり
カーテンコールもヒゲ付き。ウハウハーーー!
ベザール君がいかつい顔つきになっていた。
身体はやっぱり固かった。
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「ルグリと輝ける仲間たち 2007」Aプロ

2007年08月07日 | バレエ・ダンス
―第1部―
「白の組曲」
シエスト:乾友子、高木綾、奈良春夏
テーム・ヴァリエ(パ・ド・トロワ):ローラ・エッケ、オドリック・ベザール、
アクセル・イボ
セレナード:マチルド・フルステー
プレスト(パ・ド・サンク):
 シャルリーヌ・ジザンダネ、松下裕次、氷室友、辰巳一政、長瀬直義
シガレット:アニエス・ルテステュ
マズルカ:マチアス・エイマン
アダージュ(パ・ド・ドゥ):ミリアム・ウルド=ブラーム、マチュー・ガニオ
フルート:メラニー・ユレル
東京バレエ団

このテの白い団体戦はあまり好きじゃないので、
まるっきり期待していなかったせいか、
案外面白かった。
白いチュチュが涼しげで良い。
ソリストがちょこちょこと出ては踊って去りの繰り返しなので
誰が良かったんだか印象に残りにくいのが難点かしら。
ベザール君は顎が発達してきて、ちょっと厳つい顔になっていた。
でも、身体の硬さは変わらず。ぷぷっ。
パリ・オペでこの硬さはどうかと思いつつ、楽しむ。
ルグリ先生の生徒さんだったイボは
隣がベザール君のせいか、柔らかな踊りに見えた。
キメとかトメがまだまだで発展途上中だね。
エッケは可愛かったよ。
フルステーとジザンダネも生き生きと踊っていました。
アニエスはさすがの貫禄。
今まで登場したダンサーに比べると
輝きが断然違う。さすがエトワール。
そしてやっぱり、デカい。
エイマンはあまり印象無し。う~ん、良かったような・・・。
ミリアムちゃんは意外と胸があるな。
マチューは、もうちょい頑張ってな気も。
二人並ぶと可愛いペアだわ。
ユレルは、なかなか良いかんじ。
いつもはオペラ座らしくないのが気になるけど
一人で〆、ってのは、合っているかも。
東バの皆様もお疲れ様でした。
乾さんは、キビキビした踊りってイメージがあったけど
白い踊りもしっとりとしていて良かったです。

―第2部―
「扉は必ず...」エレオノーラ・アバニャート、マニュエル・ルグリ

う~ん。
バレフェスで見たときほどの面白味がないなあ。
ルグリとオレリーに通い合っている雰囲気が
アバニャート相手にはないので
まったくの段取りにしか見えない。
一瞬のビジュアルは綺麗なんだけどなあ。
「ほんの少しのずれ」による笑いなど皆無だった。

「スパルタクス」マチルド・フルステー、ステファン・ビュヨン
この演目はーーー。
マッチョなお姐さまとぉ、ムキムキ筋肉男でぇ、
踊るべきなんじゃぁないのかねえええ。
若いフルステーの細い身体じゃ意味がないと思います。
ビュヨンのリフトも危なかったし。
なんで、この演目なの???
眠いコンテよりはいいけどさ。
頭の中では、ビデオで見たセメニャカのフリーギアが
再生されまくりでした。

「ドリーブ組曲」アニエス・ルテステュ、ジョゼ・マルティネス
二人の心が以前ほど通い合っていないせいか、
ちょっぴり退屈。
ジョゼが踊りたい踊りなんだろうなあ、と思いながら見てました。
Bプロで、違うペアが踊ったら面白味はあるのかな。


―第3部―
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」ドロテ・ジルベール、マチュー・ガニオ

ドロテちゃんは、以前のキラキラ感が無くなった。
その代わり、しっとり落ち着いてきて、大人っぽくなったかな。
荒削りなところが無くなった分、
ちょっと小さくまとまっちゃった。
前回見たとき、次のルグリ・ガラではエトワールかな?
と思っていたのに・・・。
なぜコゼットが昇格して、ドロテちゃんはプルミエなのか。
マチュー君は、ようやくエトワールらしく見えた。

「椿姫」第2幕よりエレオノーラ・アバニャート、バンジャマン・ペッシュ
う~ん、、、、
私にはアバニャートからはなにも感じられない。
隣の席の人は大拍手だったので、相性なんだろうなあ。
ペッシュを見るのは久し振り?なのかな???
リフトはもう少しスマートにお願いしたい。
ルグリもマチューもペッシュもエトワールなんだよなあ。

「三角帽子」ジョゼ・マルティネス
短いスパニッシュ。
かっこいい。

「オネーギン」モニク・ルディエール、マニュエル・ルグリ
ルグリのヒゲ
もとい
ヒゲのルグリ
再会できて嬉しいよう!!!!
老けメイクが似合うわあ。
モニクも素敵。綺麗。
本来、結ばれるべき相手が、
「ほんのわずかなボタンの掛け違いで」
結ばれなかった、そんな気がするペアでした。
愛を乞い、悩みながらもきっぱり拒絶する。
ドラマだわ~~。
少女時代のモニクは想像つかないので
ガラでここだけ、ってのは大正解だね。


不満もあるけど、眠いコンテがなかったし、
三角帽子とオネーギンで、
充分モトは取れました。
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立さんが辞めちゃうよ!

2007年08月07日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
本日は花組の集合日。
退団者が発表されました。
組子以外にも、専科の方のお名前が・・・

  専科・花組 退団者のお知らせ

ま、まさか・・・
立さんが辞めちゃうなんて・・・
定年らしいけど・・・
*シビさんも同期なので、次公演で辞める可能性が高いとか・・・

ショックだわーーーっ
12月24日。小山さんが予定を入れてくれなければ
お見送りに行くぞーーーっっ!
 
 
さお太さんは残留なんですね。
組替え?
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「エトワール達の花束」フェリ引退公演withボッレ

2007年08月06日 | バレエ・ダンス
フェリの引退公演です。

「シンデレラ物語」 アッツォーニ、リアブコ
いわゆる「舞踏会」の場面なのかしら。
理想の女性と巡り会う王子と、どことなく逃げ腰な姫。
白い衣装を翻して踊るアッツォーニはとても美しい。
リアブコも夢見る王子だった。

「カルメン」 フェリ、ボッレ
フェリはベリーショートのかつら。
新国の「こうもり」が嘘のように絞った体型だった。
ボッレとの相性はいいと思う。
背が高く足が長いボッレがフェリをなんなく持ち上げる。
イタリア人同士、ビジュアルも、情熱も、セクシーなところも
バッチリ雰囲気が合っている。
少々段取りっぽいところがあったかな。

「アポロ」 ヘレーラ、カレーニョ
ABTがこれをレパートリーに入れている限りは
プリンシパルのヘレーラも踊らざるを得ないだろうさ。
だからといって、外国で踊ることは無かろうよ、というぐらい
ヘレーラとバランシンってのは合っていない。
踊り以前に、あの体格でバランシンって、挑むだけ無茶だ。
彼女は嫌いな方だけど、この作品におけるチャレンジャー精神だけは買おう。
カレーニョもなあ。神とは違う系統だしなあ。

「イン・ザ・ミドル・サム・ホワット・エレヴェイテッド」 アマトリアン、テューズリー
すげえっ!
少々粘っこいんだけど、「ギリギリまで保って」が随所。
アマトリアンがここまで踊れるとは思わなかった。ブラボー!!
テューズリーも素晴らしい。言葉にならない。

「メドウ」 ケント、ゴメス
う~んと。ギエムの「PUSH」だったかな。
あれに近いイメージ。あれのバレエ版みたいな。
いかにもアメリカ人が好きそうだ。
ケントが美しいラインを作り、ゴメスがリフトする。
綺麗でした。

「マノン 寝室のパ・ド・ドゥ」 フェリ、ボッレ
女優フェリの本領発揮。
コケティッシュな小悪魔。


「ロミオとジュリエット 第2幕のパ・ド・ドゥ」 フェリ、ボッレ
ベルリオーズの音楽にアモディオが振付。
もっとイタタなコンテを想像したけれど
思っていたより演劇的だった。
従兄弟が恋人の手で殺されたショック、恋人を責めるが、受け入れる。
白い衣装はジュリエットの清らかさ・純粋さを表しているようだった。
ちょっと長かったかも。

「ドン・キホーテ」 ヘレーラ、カレーニョ
フェリが技術系ではないので、通常トリの「ドン・キ」はここで登場。
ヘレーラは、昔よりは粗さがなくなっている。
でも、どこまでいってもスポーツ系なんだな。
芸術の域には入れない。越えられない壁。
カレーニョもキッチリ盛り上げてくれました。

「マーキュリアス・マニューヴァース」 アッツォーニ、リアブコ
よくわからんが、綺麗だった。

「ル・グラン・パ・ド・ドゥ」 アマトリアン、テューズリー
説明を読んでも思い出せなかったけど、
マラーホフとケントが踊ったパ・ド・ドゥのパロディだった。
第一部とはうってかわったアマトリアン。
思い切った踊りだ。
ここまでやっちゃっていーのかしら?というぐらい潔い。
ありがとう!
テューズリーも真面目にギャグ。
ハンサムだからギャップがすごい。
下手奥にチュチュをつけた牛の置物があった。

「真夏の夜の夢(ザ・ドリーム)」 ケント、ゴメス
笑かしてくれた作品の後には一服の清涼剤を。
ケントがいーねー。
タイタニアって、まさにこんなイメージ。妖精さんだ。
彼女が、むしろ小さく見えちゃうゴメスのサポートにも感謝だわ。
バレフェスで見たときは、もっと猛々しいイメージだったけど
アシュトンの文学にも合った繊細な踊りだった。

「椿姫 第3幕のパ・ド・ドゥ」 フェリ、ボッレ
情熱的だった・・・
もう、言葉にならない・・・


カーテンコールで。
フェリは「椿姫」の下着のままだった。
黒いドレスを着て欲しかったなあ。
暑いから無理かなあ。
お高いチケット代だったけど
カーテンコールにオケ無しは寂しかった。
これならもうちょっと高くしてでも
オケを入れて欲しかったなあ。
フェリに申し訳ない気分だ。

カーテンコールで、一人一人とハグしていたフェリ。
ケントは泣きべそ。
見ているこっちも泣けてくる。

ガラ自体は満足だけど。
高いチケ代もご祝儀と思って我慢するけれど。
でも、できれば、引退公演は全幕が良かったなあ。


それでもって。
ボッレは良いダンサーだと思う。
現時点でのフェリのパートナーとしては最高だと思う。
それを踏まえた上で。

私にとって、フェリは
ボッカと踊ったときが一番だった。
映画「ダンサー」(のビデオ)をきっかけに
15年くらい彼女を見てきたけれど、
ABT来日公演時の
ボッカと踊った「ロミジュリ」と「ジゼル」を越えるパフォーマンスは
結局無かったな。
それ以外が悪かったということではなく。
ルグリやマラーホフやコレーラ君が悪いということでは全然なく。
あの時、「ロミジュリ」と「ジゼル」を見ることができたのは
この上もなく、幸運だったということだ。
見ている方が心臓が止まりそうだったグラグラのローズ・アダージオとか
いろんな思い出もあるんだけどねえ。
それさえも愛おしいわ。
コメント
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