きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

まとぶん花組トップ就任へ、他

2007年08月21日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
今日はいろんな発表がありました。
さきほどまでは発表ごとに記事にしていましたが
あとから読み返したとき面倒くさそうなので
一本にまとめます。

(1)まとぶん、花組トップ就任へ
就任自体は想定の範囲内。
あれだけ強引に星カラーの人を異動させた上に、
剪定、補強もしたんだから
トップにしなくてどうするか。
まあ、一安心。
彩音ちゃんは残留。
びっくりしたのはプレお披露目(中日劇場)の演目。
「メランコリックジゴロ」(正塚)
「ラブ・シンフォニーII」(中村B)
いや、作品としては好きだよ「メランコリック」は。
これで宝塚にハマったようなもんだし。
でも、再演するほどの名作か?と言われると疑問符。
「テンダーグリーン」ならわかるけど。
まとぶん&壮くんの掛け合いに期待。
彩音ちゃんのフェリシアは絶対可愛いぞうっっ!
筋肉バカは誰が演じるんだろう。
ショーはどれのリメイクだっけか。あとで確認。
大劇場お披露目演目は発表無し。

(2)副組長人事
花組は、現副組長のみとさんが専科へ。
後任はさお太さん。
月組は退団するエリちゃんの後任に越リュウ。
公演の長の経験のあるお二人だから
いっけん妥当のように思える人事だけど、
花組は、みおさんを、
月組は、マチオを、飛び越す人事。
学年順、学年内は成績順を遵守する歌劇団では異例。
「虚より実を取る」なんて言葉が歌劇団の辞書に載っていたとは!
みとさん、また月組に出てね

(3)大劇場作品
雪組は
「君を愛してる-Je t’aime-」(キムシン)
「ミロワール」(中村A)
作品解説に「木村信司による初のオリジナル・ミュージカル」なんて
書いちゃっていいのか。
少々不安な組み合わせ。
宙組は理事降臨。
「黎明(れいめい)の風 -侍ジェントルマン 白洲次郎の生き方―」(石田せんせー)
「Endless Journey』-終りなき愛の旅-(仮題)」(酒井先生)
だーいし、幕末から脱却。
でも、不安だ。近い年代の人だけに。
マッカーサーの近辺に、怪しい日本語を喋る人を配置するのか。
白州氏を接待する場面などを作って金髪ねーちゃんを侍らすのか。
それは止めて欲しいよ。
白州氏が理事で、その他の役はわからないけど、
マッカーサーは蘭とむと予測。
そして月組!何回も狼少年が叫びましたが
今回は本当です!!「ミーマイ」です!!
あさかな、はともかく、
ジャッキーはキリヤン?それともゆーひ?
ここが役代わりなんかになっちゃったら
チケットは取れないよなーー。
バーチェスターには未沙さんを召喚したいな。
タキさんがマリアで、ジョン卿が越リュウか?

(4)バウ
若手育成だけど、作品はリバイバル。
月組は「ホフマン物語(谷せんせー)」でもりえちゃん&あすみん。
花組は「蒼いくちづけ(イケコ)」でめおちゃん&まなと君。
もりえ&めおに主演のチャンスがまだあったのもビックリ。(ごめん)
それよりもシメさんの吸血鬼モノが再演されるとは!
めおちゃんって、耽美ってイメージがあまり無いんだよねえ。

(4)東京特別公演等
まずは花組。みわっちの「舞姫」が東上。
4番手バウ作品が東上するのは珍しい。のか?
プッシュはみわっちなのか景子ちゃんなのか?
そして春の3都市公演(梅芸→東京→名古屋)は
星組の「赤と黒」。
とうこちゃんがやりたがっていた作品だ!
ブラボー!!歌劇団!!
と、喜んだのもつかの間・・・
演出は中村Aだ。。。
う~ん、耽美もかけらもなく、
ただの台詞の羅列にならないといいなあ・・・。
脚本は柴田先生でもさ。さ。さ。さ。
「ドリアン・グレイ」のようにならないことを祈る!


あとは、夏の梅芸→博多座の演目と
まとぶんの大劇場お披露目演目でしょうか。
いつ発表になるのかな。
去年の記録を読み返したら、この辺は後日発表みたい。
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東宝版エリザの新シシィ

2007年08月21日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
カナメちゃんとコムちゃんだったよ・・・

 エリザベート2008~2009キャスト

そ、そりゃ、松たかこよりは、いいさ。
いいけどさ。

さ。。。。(まだ動揺)


カナメちゃんはMAがあったからもしかして
とは思っていたけどさ。
コムちゃんか。
コムちゃんなのか。

他のキャストは前回とほぼ同じ。
ルドルフがWで、浦井くんともう一人の、
もう一人がまだ未定。
誰なんだろう。
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言うのは辛いけれど(07東京エルサ5回目)

2007年08月19日 | 劇団四季
今日で、いろいろたてこんでいた夏の予定が一区切り。
一人打ち上げで、ちょっと豪華なランチでも、と考えて。


考えて。


もうちょっと上乗せすれば
C席の価格になるわよね。。。


と思って、当日券で行ってきちゃいました。
何処へ?なんて
聞かないで

午前中の予定はかなり前倒しで巻いて巻いて。
間に合っちゃったんだもんね。
仕方がないよね。

とか言いながら、
オペラグラスとジャポ半券は
しっかり持って行ったりして。

2階8列でしたが
 ・最初のジーザス登場
 ・「裏切り」冒頭でフラフラやって来るユダ
 ・カーテンコールで小指を繋ぐユダと左右
の、上半身(首から上)は切れますが、
十字架は、
浅く腰掛け、背もたれに頭を付けるようにすれば
ジーザスの頭まで見えます。
「知るもんか あんなやつ」で振り返って微笑む顔も見えます。

阿川さんの高音が3回ぐらいひっくり返りました。

で、ユダです。
・オーバーチェアでギシギシ揺らいでいるところ。
 頭を床につけ蹲ったとき
 腰のあたりに黒い布がチラッと。。。 黒ぱんつ・・・
 ああいうのって、男女ともベージュだと思ったんだけど
 違うんだね。
・膝はかなりほつれています。破れる寸前。
・「一人は私を見捨てるだろう」って言われたとき
 ぐわーーと叫んでいました。
 その後も呻いたり。
 楽日に近づくほど呻くのかしら。

でね。でね。神はね。
最後の晩餐でユダを見ている表情がね。
「自分のためにユダが苦しんでいる」ことが
辛そうに見えた。
そしてね。
「すべてあなたのためだ!」ってユダがガシッと抱きつくでしょ。
その時ね。
ユダの背に腕を回してね。
軽くだけど、その腕に力を入れてね。
抱きしめ返していました
だから、その後の「思った通りにここを出て行くがいい」で
ユダを突き放すのも、ユダのためなんだなあ、って思った。

逮捕の御神輿が早々にバランスを崩したようで
神がさっさと降りちゃった。
御輿の棒で束縛されて引き回されていたけど、
自然な動きで
こんな演出だっけ?と思ったくらい。

シモーヌは、絶好調だった。
ジーザスの髪をつまみあげるだけでなく、
マントでジーザスの顔を嬲っていた。
素晴らしいマント捌き!
スリットから覗かせる脚もお美しい。
腕の部分は脚と同色の肌色にラメのなにかを着込んでいるみたい。


楽しかったよー。
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どうぶつの森、近況

2007年08月19日 | ゲーム(どうぶつの森など)
先日カエルのクワトロが村を去りました。
引越を引き留めたと思っていたのですが
失敗したようです。
ある朝起動したら、引越のお知らせが・・・

その後、某所のすれちがい通信により
えどがわ村からマグロさんがやって来ました。



アタイ系のアヒルです。
なぜアヒルがマグロなのでしょうか。


一昨日は有明のパナソニックセンターで
ブルーファルコンとピクミンを貰ってきました。



お部屋の評価もちょっぴり上がりました。


そして本日。
オニヤンマを捕獲しました。



これで虫はコンプリート!!
魚の時のように飛び上がって喜ぶというより
思ってもいなかったので呆然・・・
電車の中のことだったし。
村長さんからは金の網を貰いました。



あとは金のジョウロとジョニーね。
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健在なんだねえ・・・

2007年08月18日 | ライブ・コンサート・音楽・トークショー
タカハナは・・・

 → スポニチOSAKA
すごいなー(棒読み)


「シカゴ」を歌ったときの「ヴェルマ風の衣装」は
スポーツ報知で見てね。

 → スポーツ報知

スポーツ報知には動画もあったわ。
 → http://hochi.yomiuri.co.jp/contents/stream/entertainment/20070817_005b.asx

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「白鳥の湖」ジルベール&ルグリ/東京バレエ団

2007年08月18日 | バレエ・ダンス
ガラは2階席、今日は1階先方席で見たしかもしれないけれど
ドロテちゃんの白鳥は思っていたより良かったわ。
目に表情がある。
身体の使い方にはまだまだな部分もあるし
緊張のためか固かった部分もあったけど
16日の黒鳥に比べると白鳥も黒鳥も良かった。
でもやはり、主役、というのかな、
物語の中心になるにはもうちょっとかなあ。
パリ・オペラ座バレエ団、というだけで
かなりのクオリティ求められるのは気の毒だと思う時もあるけれど、
それでもやっぱり、今回はあくまでも
「若手のドロテちゃんが主役を踊ってみました」であって、
「白鳥の湖」というグランド・バレエ(笑)とは
ちょっと違うカンジだよね。
彼女たちは現在一流、もうちょっとしたら超一流という前提で、
その他のダンサーが見下されるのは
ちょっと腑に落ちない。
ヌレエフ世代の人材が異常だったのであって
「パリ・オペラ座バレエ団」が常に素晴らしいわけではない、
という最近の認識を再確認した。
悪くはないんだけどね。


ルグリはなーーーー。
普通のA・Bプロでこれを見たかったよ。
18日のチケットを取れなかった人もいるんだし、
今日来ているのはどうせルグリファンなんだから
演目が被ってもいいじゃないか。
エッケやジザンダネ相手でもいいから
バリバリ古典をガラでも見たかったよーーー。
ルグリの王子は、父王亡き後、母が国を治めていて
王子はいつまでたっても責任を負わなくても良かったんだけど
さすがに母が高齢になったので
そろそろ腰を落ち着けて、代替わりしてちょうだいな、
ってなストーリーを勝手に作って見てました。
若くなくても、「これから」責任を負う王子なんだな。

ビュヨンは時々だけど、良い表情をする。
でも、やっぱり若いな。
ルグリ先生と並ぶとどうしても。
マントも、ただ翻すところはいいんだけど
グルグル腕に巻いたあと、直すところがイマイチ余裕がない。

トロワの衣装。今日見ると普通。
16日は一瞬向こうからの持ち込みかと思った。
もしかして、他のダサダサの衣装も
西洋人が着るともっと見栄えがするのかな?

松下くんは、やっぱチビ太だな。
これでいいと思うけど。

平野さんがヒゲ付きだった。

白鳥(群舞)を統率している西村さんが素敵だ。


オデット/オディール:ドロテ・ジルベール
ジークフリート王子:マニュエル・ルグリ
王妃:加茂律子
悪魔ロットバルト:ステファン・ビュヨン
道化:松下裕次

家庭教師:野辺誠治
パ・ド・トロワ:小出領子、長谷川智佳子、古川和則
ワルツ(ソリスト):
  西村真由美、乾友子、高木綾、
  奈良春夏、田中結子、前川美智子

四羽の白鳥:佐伯知香、森志織、福田ゆかり、阪井麻美
三羽の白鳥:西村真由美、高木綾、奈良春夏

司会者:野辺誠治
チャルダッシュ
(第1ソリスト):乾友子、大嶋正樹
(第2ソリスト):森志織、福田ゆかり、高橋竜太、氷室友
ナポリ(ソリスト):高村順子、松下裕次
マズルカ(ソリスト):田中結子、坂井直子、中島周、横内国弘
花嫁候補たち:
 西村真由美、佐伯知香、高木綾、
 浜野香織、前川美智子、吉川留衣
スペイン:井脇幸江、奈良春夏、後藤晴雄、平野玲
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♪なぜだ~ マイゴーーーッド

2007年08月18日 | 劇団四季
小山さんの手拍子(パルマ)を見て。
やっぱ8/31は、「オペラ座の怪人」ではなく
「エビータ」を見に行こうと思いました。
チェが誰であろうと、
「金は・・・」のチェの手拍子を見るのだ!!

と、チケット予約のページに行ったのに。

気が付いたら25日のJCSマチネを
ポチッと押していたわ。

なぜだーーーー。


「エビータ」はぴあステーションで
残席を見てから買います。
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「Beast meets Beauty #2」

2007年08月17日 | 小山卓治
とっても楽しかった。
鈴木版「ひまわり」を歌う小山さんが
とっても良かった。

これだけ方向性が違うと
面白くていいね。


空豆はお香を焚いているようだけど
目が痛くなるんだよね。
ちょっと辛い。

フードの豆は乾きものでした。



【追記】
をしたいけど、メモが読めないよ。。。
頑張って解読するです。

念願の座敷席に座りました。
ここに来る前に体力の限界が来ている可能性があったため
始まるまで横になって休もうか、と言い合っていたため
陣取ってみました。
実際には、昼の予定では疲れずにすんだんだけどね。
ちょっと遠いけど、視界クッキリでした。

1曲目は「祭りの季節」。
この曲に違和感を感じるのは、
この日の後半にわかった。
「祭り」とか「法被」とか「太鼓」とか
そんな言葉自体より、歌の主人公が
「年に一度の乱痴気騒ぎ」を楽しみにしているとは
まったく思えないところがダメなのかも。
そういう、土着性がないんだよね。

2曲目は「手首」。ギターの低音が冴えていた。

MC。「今日はスペイン仕様」とか言ってた。
友人が、なんの気もなく「あ~ぁ」
(「ハイハイ」みたいな合いの手っぽく)と
言ったら本人に届いてしまった。
さらに、どこが?と別の場所からツッコミが入る。
「シャツが」という卓治。(でもいつものだ)
「それだけ?」すかさず言い返される。
「Hola(オラ=やあ)」か「Oiga(オイガ)=よう」
鈴木さんから教えて貰ったらしいスペイン語で挨拶をする卓治。
他の挨拶もここだっけ?
「Buenos dias(ブエノス・ディアス=おはよう)」
「Buenas tardes(ブエナス・タルデス=こんにちは)」
「buenas noches(ブエナス・ノーチェス=こんばんは)」
WSSでアニタがトニーにも言ってたわね。
ちょっと口が回りきらない卓治。
*ネットで調べると、昼以降は「ブエノス」と「ブエナス」の
 両パターンがヒットしました。ここではWikiに準拠。

3曲目は「こわれた自転車」。
好きな曲だ。
いろいろ忙しい私への夏のボーナスだ!

次の曲に移る前、軽く気合いを入れる卓治。
なんだ。アレか。ソレか。
4曲目は「ユリエ」だった。
メロディは綺麗なんだけどね。
奇しくも翌日ユリエちゃんと会ったよ。
息子さんも大きくなっていたわ。

それから、再びスペイン語講座。
とりあえず、「愛している」を覚えなければ!と
「Mi amor(ミ・アモール)」。
発音に自信がない卓治に、袖から鈴木さんが
「合ってますよ!」と応援する。
それから、スペイン語で「Y」は「J」と発音するらしいので
「OYAMA」は「オジャマ」になるそうだ。
卓治的には「おじゃまんが山田くん」に見られるような意味の
「おじゃま」を連想したのだろうか。
私は、最近見ているのがアレなので
「逆もあるな。『Judea』は『ユダヤ』だもんな」とウッカリ思う。
*そういえば『Jesus(ジーザス)』も「イエス」だよね。

5曲目は「最初の奇跡」。

6曲目は「Yellow Center Line」。
最近この曲は、「逃げている」状態ではなく、
目的地へ向け着実に前進しているように聞こえる。
いいね。

さて。
いよいよお待ちかね。
コラボレーションコーナー。
おたがいの持ち歌に「ひまわり」という曲があるので
カバーし合おうって話になったらしく。
でも卓治は大後悔だそうだ。
難しいそうだ。
鈴木さんが歌う「ひまわり」はリハの時に聞いたけど
とっても感動的だったそうだ。
「と、軽くプレッシャーをかけて」とな。
そして「最初の『手拍子(パルマ)』がとっても難しい」と
言い訳しながら、7曲目は、鈴木版「ひまわり」。
これが
とっても素敵で! 
このカテゴリーでは初のペンギン?
曲自体もスパニッシュ。
それを歌う卓治から湧き出てくるイメージもスパニッシュ。
卓治の曲から連想するのはセピア色の風景か、
アメリカとか都会の風景なんだけど、
この曲からは、強い光と、強い影のイメージが
流れ込んできた。
ほら、あれだよ、「sol y una sombra」。(「それ磯村」じゃなくて←内輪ウケ)
強い黄色と、強い黒を同時に感じる。
♪オ~ラ~ みたいな、
スパニッシュの曲によくあるフレーズ??も、
すごくさまになっていた。
なんて言うんでしょ。
ジプシーキングスとかでよく聞く合いの手みたいなヤツ。
(私が書くと全然カッコよくならない・・・)
スパニッシュなコブシとでもいうのかな。
音から音へ移動するときに声を震わせる、アレ。

 *スパニッシュというには、ちょいアラブだけど。
  私の手持ちから例えるとalabinaの「SALMA YA SALMA」の
  おじちゃん達に見られる歌い方というのかしら。
   alabina「SALMA YA SALMA」(youtube)
  ちょっと怪しい画像なんだけど・・・

手拍子はもうちょっと強くてもいいかも。
会場からも「よくがんばった!」と、お褒めの声が。

ここで鈴木亜紀さんの登場。

二人で演奏のコーナー。
まずは卓治の曲から。
8曲目「天使の歌う朝」。
このイベントの「その1」でもやったな。
もしかして今後の定番になるのかな?
鈴木さんの歌声が、いいかんじで卓治の歌声に絡む。

次の鈴木さんの歌に入る前にMC。
鈴木さんは焼津出身なんだそうだ。
そこから、彼女は地元を題材にした曲を作っているけど
卓治は熊本の(山の)歌は作らないね、って話になって。
それで、1曲目の感想を思いついたわけです。
「故郷の祭り」が似合わない男だよね。卓治は。

9曲目は「海が見えるよ」。
すごく意外!
メロディはスパニッシュなのに、内容は焼津だ。
なんでしょ。チーズおかきみたいな??
意外な組み合わせだけど美味しいみたいな?

それから鈴木さんのソロへ。
自己紹介後、10曲め「ハムカツサンド 」
「パン粉で揚げたものを またパンではさむなんて」。
すごいな~。
この歌詞、このフレーズ。
なんか、好き。
最後の具が「黒はんぺん」って、
センスがいい!

11曲目は「港タクシー」。
地元でイベントを開催したとき
スポンサーが必要だったので
地元のタクシー会社のために曲を作って
金を出させたそうだ。
素晴らしい行動力!
誰かさんにも見習って欲しいねえ・・・(遠い目)

そして12曲目は卓治版「ひまわり」。
卓治が歌うより、もっとメロディが繋がっているカンジかな。
こういう歌い方もあるんだ、と目から鱗。
う~んと。
卓治が歌うより、「その人の女房」に対して優しそう。

13曲目は「ブレリアお七」。
坂本冬美は「夜桜お七」。
八百屋お七は誰でも知っていると思うんだけど、
そうでもないのかなあ。
ピアノ演奏無しの手拍子(パルマ)のみで歌い上げる。
情熱的で、ちょっとドロドロ。それがスペインさ。

14曲目「旅人眠る」、15曲目「Blue Black」は
旅の歌。

それから卓治が再登場。
16曲目「くらげの歌」にギターで参加。
これも恋バナ系だったかな。
女の情念系。

そして17曲目「Soulmate」。
順調に〆に向かう。

と思っていたら!
次の曲に入る前に
鈴木さんから卓治にお願いが。
「これを着て
それは紺の法被だった。
これが、また、
全然似合わない
もう、笑っちゃうほど似合わない。
そこが楽しい。
鈴木さんは、白地に茶の点々。

18曲目「いちばん暑い日」。
鈴木さんの地元、焼津祭を題材にした曲。
登場人物は焼津弁で話す。
卓治はギターと掛け声。
 *この「アエットンアエットン」という掛け声の
   語源漢字は「浦賀栄富」らしい。
これを聞いて、またその前のMCと合わせて
なんで卓治の「祭の季節」が好きになれないのかがわかった。
「祭の季節」における、
「祭」「御輿」「法被」「太鼓」「花火」
これらの言葉に実態がないからだ。
あくまでも部外者としてしか参加していないから
「祭」が、たんなる名詞にしかならないんだ。
祭ってのはさ、やっぱさ、
命をかけて参加するもんじゃあないのか。
鈴木さんの歌からは、祭の熱気が感じられた。
こういう熱気抜きで、
みんなが年に一度集まる要素、として歌われてもね。
岸和田の「だんじり祭」なんか
指名手配中の人でも参加するっていうしな。

なんてことを思っていたら
とりあえず、ここで〆。


アンコール。
法被を替えっこして出てくる二人。
「こっちの方が似合うということになって」。
確かに似合っている・・・のは、
柄よりサイズのせいかも。
白の方が大きそう。
紺はピチピチでキツそうだった。
さあ、盛り上がったところで、
アンコールだ!!
なのに、いきなり間違える卓治。
「ああ、ごめん」
「気をつけて下さいよ」
年下の女性に叱られる卓治。
それが似合っていたりして・・・
19曲目(アンコール1)は「花を育てたことがあるか」。
鈴木さんのピアノが入り、優しいイメージの仕上がり。

次の曲に入る前に軽くMC。
「(小山さんと自分は)遠いことをやっていると思いますか?」
卓治に問う鈴木さん。
突然振られて焦り気味の卓治。
「お七」のようなドロドロ恋バナ系は
遠そうと思ったみたいだ。
でも、同じタイトルの曲(ひまわり)もあるし。。。
ちょっとしどろもどろになってきたところで、
つまりは、いろんな人がいて、いろんな出会いがある、
ってことを鈴木さんを言いたかったみたい。
そんな流れで20曲目(アンコール2)は
鈴木さんの「人のいろいろ 」。
卓治は手拍子とコーラス。
曲は再びスパニッシュ。
卓治のコーラスもスパニッシュ。
目を閉じ、眉をよせて、一所懸命な卓治。
普段見ない姿だ。ありがたや。
 *普段が不真面目というわけではないYO!
曲が終わると大拍手!!

ここでお互いの名前を紹介しあった後、
引っ込む。

再び二人登場。
21曲目(アンコール3)、最後の曲は
「PARADISE ALLEY」でした。


とっても素敵なライブでした。
ほどよい緊張感が漂っているけど
決して空気が重たいわけではない。
必死な卓治(友人曰く:働くおじさん)と、
マイペースな鈴木さんの対比も面白かった。

私は、スパニッシュが大好きってわけではないけれど
某歌劇団では、わりと使われるので
耳馴染みではある。
正直なところ、卓治の歌&演奏が
これほどスパニッシュになるとは思わなかった。
その歌声自体に、単純にウットリしたけれど、
それとは別に、
ここまで違う分野に挑戦した努力に拍手だ!
えらい!えらいぞ!
誰が褒めなくても、私が褒める!
素晴らしい!!
私も日々勉強と努力をしなきゃな、と
ちょっと自分を戒めました。

異種格闘技戦は楽しい!
次回も期待しています。
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「白鳥の湖」ルグリ、ガニオ、他/東京バレエ団

2007年08月16日 | バレエ・ダンス
まあ、アレだね。
パリ・オペっても
若手は若手

全幕一本でエトワール二人が見られるのはお得だった。
しかし、逆に
新人公演なら
(もしくはウィークデー・マチネ)
安くすべきだろー

って人もいたよ。


では、パリ・オペ組を中心に。登場順に。

道化はマチアス・エイマン。衣装は東バ版。
そーか。脚が長い人だとこういうラインになるんだ。
スジェとは思えないくらい、役ができている。
技術は役作りの支え。素晴らしい。
一幕のソロの終わりでよろけたのも、
演出かと思うくらい自然に流していたね。

一幕の王子はベザール君。
ああ、猫背だ。ってか、首が前に突き出ているのよ。
檀ちゃん見たいな首のライン。
そのうえ肩が前にも中にも入っている。
う~ん、もう矯正できないのかな。
前回見たときに、身体ができあがっていないうちに
なんとかできればなあ、と思ったけど
ダメだったみたいだ。
それでいて、動きやポーズで綺麗に見せようとは思わないみたいで。
勿体ないなあ。せっかくの長身が。長い腕が。長い脚が。
最初の登場場面以外は、
うっそり、というのか、もっさりと出てくる。
もっと、こう、王子らしくできないのかなあ。
王子というよりは「シャフト」の時のクリスチャン・ベールのように
成金の息子みたいだな。
時々王子から素に戻るし。
一幕終わりのソロは、頑張っていたね。うん。
「ブラヴォー」の掛け声はイヤミ?イジメ?
(でも気になる子なのよ!)

パ・ド・トロワは、フルステー、ジザンダネ、イボ。
こちらも、衣装は東バ。振付もほぼ東バ。
フルステーは可愛し、イボは素材としては光っている。
将来が楽しみなダンサー達だ。
でも、いまは、まだ若手。
いろんなところでふらつく。キメられない。
リフトが低すぎだ。鍛えよう!

2幕。
ミリアムちゃん。。。。。。。。。。
う~ん。。。。。。。。。。。。。。
エトワールへの道のりは遠いね。
普通に若手。
好き嫌いは別にして。ミリアムちゃんを見ていると
水香ちゃんって、やっぱプリンシパルなんだなあ、と実感した。
頭の飾りがドーランで汚れていたのが気になった。
小柄なので東バのサイズに合っていたのは良かったわ。
アニエスとジョゼだと「ガリバーーーッッ」って思っちゃうから。

ルグリ先生。
もう、言葉になりません。
いいの。
これだけで、もういいの。
短時間でもドラマティックなのだ。
ああ、ありがたや。
拝む。

ロットバルトはステファン・ビュヨン。
あまりにも存在感がない。
ここでペッシュを入れて欲しかったよーん。
もうひとりエトワール追加が出演料的に厳しければ
高岸さんにして欲しかった。
いるんだか、いないんだか、わからんよ。
ここの衣装は東バ版?

3幕。
王子はマチュー。
光り輝く星だから
エトワールなのだ

前回のルグリ・ガラではがっかりだったけど
それはルグリと同格を求めちゃったからなのね。
下と対比すれば、まったく違う輝きだったよ。
出てきただけで王子。
オデットに心を奪われっぱなしの彼は
憂い顔さえ華やかだ。
スターだな。
次代のパリ・オペの屋台骨になるんだろうなあ。
手足を綺麗にのばして踊る姿は、実に魅力的だ。

通常のパ・ド・ドゥはヌレエフ版に。
限りなくパ・ド・トロワ。
マスク無しのビュヨンは、あきらかに新公だよ。
東バの角付きカブトを貸してあげればいいのに。
ドロテちゃんと並ぶと、美人局の姉と弟だ。
マント捌きも苦労していたな。
高岸さんじゃダメでしたか?
若い子が一所懸命踊っている姿を愛でるって
どうなのよ。チケ代的に。
【追記】私のデフォはドラノエなもんで・・・

ドロテちゃんはねえ。
うん。まあ。頑張っていたと思うよ。
でもやっぱり、「物語」の「主役」になるには
まだ足りないなあ。

4幕、いつもと違うのはヌレエフ版なのか。
ビュヨンのリフト技術の問題なのか。
明日、水香ちゃんを持ち上げられるのかなあ。

最後はハッピーエンド版。
ビュヨンがもがれた羽を持って退場していた。
彼自体が悪いんじゃない。
彼にロットバルトを振った人が悪いんだ。

まあ、ルグリ、マチュー、エイマンは素晴らしかった。
それ以外は、なんちゅーかね。
東バのダンサーでも良かったような。
青田買いが好きな人には価値があったんだろうけど。
東バのダンサーを見慣れていると、
ムムム、、、、と思っちゃった。
若手の場数踏みに付き合わせられただけでなく
チケ代が他より高いってのがねえ。。。


ま、ルグリ先生の王子が見られたからね。
いいよね、それで。
エイマンの道化はお得だったな。

東バ陣は、3羽の白鳥が良かった。
小出さんや長谷川さんも可愛かったな。
スペインは井脇の反りを堪能。
好きだわ~~。


【第1幕】
ジークフリート王子:オドリック・ベザール
王妃:加茂律子
道化:マチアス・エイマン
家庭教師:野辺誠治
パ・ド・トロワ:マチルド・フルステー、シャルリーヌ・ジザンダネ、アクセル・イボ
ワルツ(ソリスト):
  西村真由美、乾友子、高木綾、
  奈良春夏、田中結子、前川美智子

【第2幕/第4幕】
オデット:ミリアム・ウルド=ブラーム
ジークフリート王子:マニュエル・ルグリ
悪魔ロットバルト:ステファン・ビュヨン
四羽の白鳥:佐伯知香、森志織、福田ゆかり、阪井麻美
三羽の白鳥:西村真由美、高木綾、奈良春夏

【第3幕】
オディール:ドロテ・ジルベール
ジークフリート王子:マチュー・ガニオ
悪魔ロットバルト:ステファン・ビュヨン
王妃:加茂律子
道化:マチアス・エイマン司会者:野辺誠治
チャルダッシュ
(第1ソリスト):長谷川智佳子、大嶋正樹
(第2ソリスト):森志織、福田ゆかり、高橋竜太、氷室友
ナポリ(ソリスト):高村順子、マチアス・エイマン
マズルカ(ソリスト):田中結子、坂井直子、中島周、横内国弘
花嫁候補たち:
 小出領子、西村真由美、乾友子、
 佐伯知香、高木綾、吉川留衣
スペイン:井脇幸江、奈良春夏、後藤晴雄、平野玲

指揮:アレクサンドル・ソトニコフ
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団


いやっさー。
昨日のオフステで振り切れちゃったからさあ。
相対的にこっちを見る目が厳しくなっちゃったのよう。
ごめんよう。
文句は神に言ってくれ!
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めも(07東京エルサ4回目)

2007年08月15日 | 劇団四季
「私がいるその間に 道を求めよ
 その道さえ見えなくなるぞ
 私が去った後は」
の時のユダは、
ジーザスと違う道を行く自分が見えているようだ。


オフステ。
ロイド・ウェーバー氏の説明。
続いてはなりきり企画
「ようこそエルサレムへ」
ホサナの場面をみんなで。
歌唱指導、ダンス指導、本番。
本番で歌い踊っていると
「♪この様子じゃ」とカヤパ様が
客席通路から登場。
歌いながらちょっと笑っていた。
そして、そして、神も客席から登場。
意外な展開に客から叫び声!
それも、「うわー」とか「おおーーっ」じゃなく
キャ~~
黄色い声でした。
神、アイドル。
ドーランは落としたのか、
顔が白かった。
1階真ん中の客席通路を、上手から下手へ渡り、舞台へ。
最後に一言、「楽しかったです」的なことを仰ったとき
姿は神でも、声は素の柳瀬さんだった。
(<追記>「緊張しました」だったらしい)
ニコニコ笑顔が可愛かった。

スンラさんは参加せず。

やなぴーと同じくらいの年齢のアイドルといえば
城島リーダーかな。

本編では。
スンラユダ、堪能。美味しい。
神、神々しい。(あたりまえか)。
シモーヌは、スリットからは
肌色にラメ入りのタイツでしょうか。
脚、出しまくり。美しい。
ジャポのような振りもあり
脚を上げたときに金のパンツが見えたよ。

とりあえず。
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馬鹿話

2007年08月15日 | その他イロイロ
某所で小山さんのリハーサル風景の写真を見た。
鏡越しの小山さんは、
思っていたより肩幅があって
ちょっとドキドキしちゃった

と、ここまでなら
小山さんのカテゴリーの記事なんだけど。

「パルマ(手拍子)」の文字を見て
京都チェの手拍子を思い出したり。

さらに。

肩幅はこれでも(これってなんだよ)
腹回りだけなら確実にジーザスはOKなんだよな。
あ、でも、最初の「なーぜ」の「な」は出ないよな。
音域的にも音量的にも。(だって小山さんはテノールじゃないし)
熱心党の御輿なら私(達)でも持ち上げられそうだ。
しかし、崇めたり称えたりする対象じゃないよな。

まあ、わかる人だけわかって。
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どうぶつの森の新住人

2007年08月15日 | ゲーム(どうぶつの森など)
ピーチクが去った後に来たのは
グルミンです。



アタイ系の小熊ちゃんです。
可愛いわ。

でも、こんなに可愛い子が続くと不安。
サムとアランとかが、いつかまとめてやって来そう。
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休演日に京都まで行って白塗り

2007年08月14日 | 劇団四季
ヒナさんから教えていただきました。
京都新聞電子版に、
ウェーバー3作品上演の宣伝記事が掲載されています。

  東寺で上演作品PR 劇団四季の俳優ら(京都新聞電子版8月13日)

白塗りのやな神様とモジャキヨが並んでいる!!
写真が小さいのが残念。
ENAKじゃないから、クリックしても大きくならないのよね。

休演日だというのに、わざわざ京都まで行って
白塗りで汗だくになったやな神さま&ミカマリア。
ご苦労様でした。


【追記】
公式の方にも載りました!
 
  京都・東寺でアンドリュー・ロイド=ウェバー3作品の取材会が行われました

ちょっと大きい写真とか、
作品ごとの役者の写真とかもあります。
こうして見ても、
キヨミチのモジャ
すごいことになっていますよ。

それにしても

また、子供たちはジャポネスクメイクのジーザスを
「見たいけどちょっと怖い」というような表情で
遠巻きに見つめていたりと、


って、
ヒドイわ・・・・・・・。
本当のことを書かないでよ!!
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「ルグリと輝ける仲間たち 2007」Bプロ

2007年08月13日 | バレエ・ダンス
「ルグリ・ガラ」最終回。
正直なところ、もっとルグリに踊って欲しかったな。
オレリー欠場が痛かった。


「タランテラ」メラニー・ユレル、アクセル・イボ
ユレルはそんな好きじゃなかったけど
こういう力強くハキハキした踊りは似合うな。
見直した。
イボは、腕の使い方、動きの止め方、アクセントの付け方が
いかにもパリ・オペだ!
見るからにパリ・オペの踊りってのが嬉しい。
終始余裕のある表情もいいね。


「アベルはかつて…」グレゴリー・ドミニャック、ステファン・ビュヨン
前に見たときは面白味は感じなかったけど、今日はちゃんとストーリーを感じた。
たぶん、ドミニャックが若くて、いかにも「弟キャラ」だったからでしょう。
あんなに仲の良かった兄弟がねえ・・・ってのが実感できた。


「ドニゼッティ - パ・ド・ドゥ」ドロテ・ジルベール、マチュー・ガニオ
ルグリ先生の振付。
パリ・オペ仕様。むしろヌレエフ的な踊りというべきなのかな。
シャープな動きが多く、踊るダンサーは大変だなあ、と。
衣装が、なんだかな。竹の子族っていうのか。
派手な色合いの上に黒のレース重ねみたいな。
女性の衣装の胸元の開き方が愛の戦士キューティ・ハニー風。
踊りに対して少々ヤボったいのでは。
マチュー君は目が覚めるような動き。
さすがエトワールだなあ。
長い手足を見事に伸ばしきって踊っていました。


「オネーギン」モニク・ルディエール、マニュエル・ルグリ
見事なドラマ。
ルディエールの毅然とした姿に感動。
ルグリの、みっともないまでにすがりつく姿にも涙。
どんなに頼み込んでも、失った時間は戻らないのだ。
Aプロ・Bプロと同じ場面なのは寂しい気もするけれど
少女のモニクを見るなら、大人なモニク2回の方がいいのかな。


「ビフォア・ナイトフォール」
第1パ・ド・ドゥ: メラニー・ユレル、マチアス・エイマン
第2パ・ド・ドゥ: エレオノーラ・アバニャート、ステファン・ビュヨン
第3パ・ド・ドゥ: ドロテ・ジルベール、オドリック・ベザール
3組のカップル: マチルド・フルステー、ローラ・エッケ、シャルリーヌ・ジザンダネ、
アクセル・イボ、グレゴリー・ドミニャック、マルク・モロー

アバニャートとか、ベザール君とか、
クラシックではイマイチと思う人たちが
こちらでは本領発揮というのかな。
実に魅力的だった。
男性陣は上半身裸の黒タイツなので
体型がバッチリわかる。
身体ができあがっているのはビュヨンぐらい。
あとはもうちょっと筋肉がついてもいいと思うな。
モロー君はまだまだ学生っぽい雰囲気だわ。

「牧神の午後」バンジャマン・ペッシュ
「自慰」を踊りとして舞台で踊っちゃうフランス人って、わからんなあ。
と、仏映画で持つ印象と同様なことを思う。
思うけど。これはこれで面白い。
ペッシュは、古典より、こっち系なんだな。
女性とか、なにかしらの対象を思う浮かべてではなく
「抜く」って言葉だけで抜けちゃいそうな男だった。
レッスン見学会で舞台袖奥にチラリと見えた布はなんだろうって
今日のティッシュだったのがわかってよかったわ。
<追記>
叩きすぎて胸が赤くなっていませんでした?

「『ジュエルズ』より“ダイヤモンド”」ローラ・エッケ、オドリック・ベザール
まー、なんちゅうか。
アニエスやジョゼが踊ればティファニーの装飾品だけど
彼らが踊るとイオンやヨーカ堂で売っているアクセサリーというのか。
全然バランシンでもないし、ダイヤモンドでもない。
若手に場数を踏ませるためとしかねえ。もにょもにょ。
そんなことよりベザール君だわよ。
前回もチャイ・パ・ド、今回はダイヤモンド。
なぜ彼に当てるのか。
若手育成のためとはいっても、それがなぜ彼なのか。
長身の男性ダンサーを育成するのは
カンパニーとして大切、というか
メリットがあるからなのだろうか。
でも、そんな真面目な理由ではなく、
エルヴェ・モローなどの降板で、
パズルのように組み合わせを考えていたら
ここに入るのがベザール君以外いなかったのだろうかね。
某広島ファンが年頭に順位予想をして
「優勝広島、最下位巨人、阪神はいいとこ5位、中日はAクラス入りで3位、
 ヤクルトはBクラストップ、、、、って、
 大洋は2位に入れるしかないのか!」
ってな時の大洋状態みたいな。
気付いたらここしかなかった、みたいな。
育てるんなら、あの猫背と首をどうにかすべきじゃないだろうか。
社交ダンス用の矯正棒を付けさせるとかさあ。
そうそう、彼は顎が発達して厳つい顔になったと思っていたけど
もしかしたら頬がこけすぎたのかも。
文句言いつつ、しっかり見ている私なのだ。
【追記】
エルヴェ・モロー→ベザール君って、
たんに身長面でのアンダーなのかも。

「ドリーブ組曲」ミリアム・ウルド=ブラーム、マチアス・エイマン
デカい人たちで見慣れているから、
このペアを見た瞬間は「小さい!」と思っちゃったよ。
ミリアムちゃん、可愛いわ。
衣装はアニエスとはだいぶ違う。
スカートもかなり広がっていた。
アニエス&ジョゼ組と比較すると、
まだまだだな、と思うけど、
ここまで違うのも、それはそれでいいのかも。
ドリーブの曲がのどかなので、ロシア人が踊るのもいいのでは?
シェスタコワ&シヴァコフとか。
ミリツェワ&マスロボエフとか。

「さすらう若者の歌」ローラン・イレール、マニュエル・ルグリ
え~と。
ここを読んでいる人にはいまさらなのですが、
あくまでも私の、超個人的な感想です。超思い込みです。

見ていてね。
とっても辛かったの。
イレールは生え際のM字より、ベルト上の肉の余り方より
目元の皺の方に年齢を感じた。
でもね、踊る彼は輝いていたの。
現役を引退したからこその輝きかもしれないんだけどね。
それよりも・・・
ダンサーって、与えられた肉体・才能を最大限に生かす人と、
それに加えて「神様の贈り物」を持っている人がいると思う。
いわゆる天才ってヤツね。
ギエムは、あれだけ素晴らしいダンサーでも前者。
そしてルグリも前者。
後者はパトリック・デュポン。
イレールは、「どちらかというと」って括りだけど。
パトリックほどは明確ではないんだけど。
やっぱり後者なんだよね。
お互いが現役の時は、
その違いを楽しむのも良かったかもしれない。
でも、ルグリの名を冠したガラの最終回・最終演目で
それを見せつけることはないだろーよ、と。
ルグリには決して手に入れることが、というか
与えられことはなかった「なにか」を
イレールの中に見てしまった。
最後は、ルグリに感動して終わりたかったのになあ。

イレールは光り輝いていた。
ルグリ・モニク以外の出演者が
束になっても、彼の輝きにはかなわないだろう。
彼ぐらい輝くエトワールは
今後出現するのだろうか。

興行的には、この演目がないと辛かったのはわかる。
パートナーのオレリーがいなければ
ルグリが踊れる演目が限られるのもわかる。
いろんな事情はわかるけど。
最後は、「ルグリの一人勝ち」状態で終わって欲しかったの。
バリバリ古典は白鳥でやるから仕方がないにしても、
もっともっと、ルグリが前面に出るような
そんなプログラムにできなかったかなあ。
ズスペルギーがいれば「小さな死」が入って
もうちょっと満足感があったのかな。

カーテンコールは賑やかに。
3色の紙テープが落ちてきたり。
そのテープを巻くアバニャート、
客席に投げ込むペッシュ。
紙吹雪をルグリにかける共演者達。
ルグリがみんなから愛されているのはわかった。
だからこそ、「またお会いしましょう」は
ここで出す必要はなかったんじゃないかな。
そりゃ、「オネーギン」全幕に出るだろうさ。
でもさ、いま限り、を、
もうちょっと味合わせて欲しかったなあ。
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東京には来ないのね

2007年08月13日 | 劇団四季
毎週月曜日恒例、ドキドキのキャスボチェック。

結論から申しますと、
キヨミチはチェ続投。
19日までチェ、ってことは、
まあ、どう考えても、
東京JSCには出演しないと。
こうなったら、京都縛りでよろしくよ。
31日まで、京都劇場にいておくれ。
頼むわ。
そして、京都JSCでは神!神になって!!
(ユダも見たいよん)
(あのスンラユダに、キヨジーは想像できんわ)

その他、個人的なポイント。
シモーヌがヘロデ王に。
今週のオフステに出てくれるかしら?
早水さんがドナに。
百々さん抜け。
間に合って良かったよ。


友人から教えて貰って、
京都のラジオ番組に出演したときの
キヨミチの写真を見てきました。

  ROUTE 894の8月9日

モジャ度UP!
すごいことになっているなあ。
なんのためのモジャなのだ。
ユダ仕様だといいんだけど。
けっこう胸の辺りに肉(筋肉)がついているけど
腰にはさりげなく くびれ があるよ。
腹は神仕様なんだね。

<追記>
もしかして、腹回りの肉が落ちたから
相対的に胸回りが逞しく見えるのか?
この3人がラジオに出たってコトは
シングルで完走かしら?
コメント (4)
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