きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

第17回「YEBISU亭」柳家花緑、林家たい平、笠原浩夫

2006年06月25日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
「プロローグ落語」柳家初花(しょっぱな)vs 三遊亭金翔
すいません、ギリギリに入場したのでよく聞いてませんでした。
立ったままで簡単な噺をして、評判の良い方が次回になんたら。
どちらも、ほどほどに。

噺に入る前のオープニング。
どこからともなく聞こえてくる音楽。
これは、これは・・・・
アラビアのロレンス
アラブの民族衣装に身を包んだ笠原さんが客席に登場。
スポットライトを浴びながら、移動していきます。
「ここで、ポーズを、と言われたんだ」
スタジオライフの役者さんとは思えないくらい、
「YEBISU亭」に染まっていました。
青いターバン、青地に銀の刺繍が入ったベストの、
アラビアンナイト風の衣装で花緑くんも登場。
二人のかけあい漫才になる。
そして、最後に出てきたのは、たい平くん。
ジャスミン
臍を出した黒の、こちらもアラビアンナイト風の衣装。
ベールもセクシーに、ベリーダンス風に腰や腕をくねらせながら舞台へ。
3人の掛け合い漫才になると、たい平くんは
アラブのお姉さんから、
(御存知!!!)フィリピン・パブのお姉さんに。
やっぱ、これがオチだったか。


「不動坊」林家たい平
突然後家になった長屋のお滝。亭主の借金返済を兼ねて、
働き者の男の後妻になることに。
それを知った、長屋の他の男達は悔しくてたまらない。
せめてもの腹いせに、幽霊騒ぎを仕掛けて、
脅かして怖がらせてやろうと思い立つが・・・。

話のテンポも良く、声もしっかりしていて聴き取りやすい。
間にちょこちょこ小ネタも入れつつ、
最後のオチも、ぴしっとな。
マクラは昨年に続き「飛ぶ鳥を落とす」と「車は急に・・・」。
よほど印象深かったんだろうなあ。


「今夜踊ろう」全員
寒くて滑りがちなコーナーが、しばらく見ないうちに
進行役が入るようになっていましたよ!
これでスムーズにコーナーが、、、、
と、思ったら、この人が噛み噛みだし、
人の話は聞いていないし、
本当に役立たずなんですが、
その分、他の出演者が心おきなくツッコミに回れて
それなりに面白かった・・・・・。かな・・・・。
笠原さんはショートバージョンの「寿限無」を披露。
素晴らしかったです!
落語とは違う客層は、笠原さんのファンの方なんですねえ。
客席がいつもより華やかです。


「死刑台のカツカレー(作:鈴木聡)」柳家花緑
網走刑務所(アネックス)。
死刑囚の13号は死ぬ前にカツカレーを食べたいと思っている。
刑務所のコックは、なんとかその願いを叶えようとするが
13号の望む味にはなかなかならない。
「そのカレーは、13号のイメージではなく
 現実にある店のカツカレーだ!」
そう思い立ったコックは、思いでののカツカレーを食べさせるため
13号を脱獄させるのだった。

「ツーハンマン」「あすか」などでお馴染みの
脚本家・鈴木聡さんに書き下ろしの新作落語。
状況自体は現代ですが、ネタの流れは
ごくごくオーソドックスな人情噺。
最後まで飽きさせず、楽しく聞きました。
花緑くんも堂々としてきたなあ。
マクラの小さん師匠ネタ。
いやーーー、終演後にカツカレーが食べたくなって困ったよ。
探すと意外にないのよね、カツカレー。
旅行先の土産物屋の端の食事処には置いてあるのにさ。
ネタに出てきた「二郎」は、こちらを参照のこと
  ラーメン二郎三田本店命
    本当に「ジロリアン」って言うんだ。
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「仮面ライダー カブト」第21話

2006年06月25日 | TV番組など(配信含む)
・ゼクトで新兵器開発。
 被験者は、口元でわかるね、
 田所さんっ!
・新しいムシはクワガタ。
 新兵器の名は「ガタック」。
 マスクドライダーの要、だそうだ。
 「資格者は『ガタック』が決める」
 やっぱ、ゼクトが開発している部分って、
 「やどり木」なのかな?
 使用者が未確定じゃ、新兵器開発の意味はないもんねえ。

・どんな実験をしているのか。
 田所さんは怪我をしちゃったよーーーー。
 バカーーーーーーッッッッッ!
 美味しいショットだったけど

・本田さんは楽器の手入れ。
 セロ(チェロ)?
 「アブラハムを知っているか?
  神への信仰心を示すため、
  我が子の命までを捧げようとした」
 息子を被験者として差し出す覚悟があるみたい。
 ・・・本田さん本人じゃ、ダメ?

・天道家の朝食。
  ・カリカリに炒めたベーコンエッグ
  ・ミネストローネ
 に、加え、サラダとトースト(6枚切り?)

・奇しくも、サソリ宅でもミネストローネが出る。
 食堂に飾ってある絵は「エリザベート」じゃないか?
  エリザベート (上) 美しき皇妃の伝説
 イギリスの名門の末裔が、オーストリア皇妃の肖像画は飾らない・・・か???

・加賀美と姐さんは、ワームが出たという廃工場を調査。
 そこへ、田所さん入院の知らせが。
 加賀美を置いてきぼりにして、姐さんは病院へ。
 (仕事しろよ!)

・加賀美、工場の人から話を聞く・・・・
 と、思ったら、その人は擬態したワームだった。
 わんさか出てくるワームから、加賀美を救ったのは少年。
 少年の父が警備員で、二人で工場に住んでいたがワームに襲われ、
 少年以外、全員殺された。
 少年は工場の奥深くに隠れている。

・「サル」
 店構えが違う。
 ロケによる撮影画像は止めて、セットになったのか?
 オーナーが風邪のため、店に現れた天道に代役を頼むひより。
 そんなら
 店を閉めろよ

・加賀美、一緒に脱出しようと誘うが、断られる。
 「さっきだって、全然弱っちかったじゃないか」
 少年、正しい。

・サソリ、じいやの運転する車で外出。
 どこからともなく漂ってくる香りに反応。
 彼は「ますくどらいだーーー」なので
 超感覚があっても、まあ、わかる。
 しかし、じいやも、ってのは、どうしてだ。
 じいやも超人か。
 
・加賀美は、さらに少年を誘う。
 「勇気を出して、外に出よう。
  俺が必ず守る」
 無理な気がする。

・サソリとじいや、香りにつられ、「サル」へ。
 匂いの元は天道の料理だった。
 子羊のロースト、香草なんたら、みたいな料理とスープ。
スープとメインを一緒に出すのか?
 なんて、ツッコミは不要。いまさらですから。

・ところで。
 俺が代役に入ったら、行列のできる店になっても知らんぞ、と
 大言壮語していた天道ですが、
 そもそも今日は客が入っていないみたいですね。

・工場では、加賀美vsワームが擬態した加賀美。
 ま、結局、加賀美だけ工場外へ脱出。
 追うワームに対抗するは、ザビー&シャドウ。
 影山さん、復活したのか。
 もともと工場は内偵中だったのに
 加賀美のせいでメチャクチャさーーーーっ!と怒る影山。
 (偉そうに)
 いずれ工場は丸ごと破壊。
 子供だって、擬態したワームだろうと決めつけ。

・少年を助け出したい加賀美は、田所さんへ直訴。
 手負いの田所さん
 じゃなくて、入院・加療中の田所さん。
 広い個室だねえ。
 加賀美の要望に田所さんは、
 「バイトがあるだろう」
 さらに
 「そして、もう戻ってくるな」
 加賀美をゼクトから遠ざけようとする。
 なぜ、そんなことを???
 考えたくても、
 珈琲を飲む田所さんのナマ腕にドッキリで、思考停止。

・その理由は、病室外で待ち受けていた弓削さんで判明。
 「田所さんは優しいなあ。
  なぜ怪我をしたか、知っているか?」
 「あんた、誰ですか?」 ← ここ、ちょっとツボ。加賀美は知らないんだな~。
 「本部から被験者を出せと命じられた彼は、
  可愛い部下を危険な目にあわせたくないと、
  自ら実験台になった」
 部下が頼りないから、という気がしなくもないが。
 実験とは、新たなライダーを誕生させるための実験。
 成功すれば、最強のライダーになるんだって。
 「ワームの巣に、一人で乗り込めるほどのね」
 弓削さん、加賀美をそそのかし。
 すぐに、その気になりそうな加賀美。
 父親の思惑通りね。

・「サル」。
 天道の料理に、ちょっと足りないと思ったじいやが調理場へ。
 ・・・・
 ・・・・
 好きにしろ。

・サソリ
 「やっぱり、じいやの料理は最高だ!」
 なら
 家で食え!
 「でもスープだけは・・・」
 オニオングラタンスープを作ったのはひよりでした。
 ま、いろいろあって(以下略)

・加賀美。
 「俺の助けを待っている人がいる」
 自分に酔って、勝手に実験台に。
 案の定、大怪我。
 あんたが怪我をする方が、少年救出から遠ざかるよ。

・加賀美大怪我の知らせを受けた田所さん。
 ナマ脚
 今週は楽しいな~~
 「命を粗末にしやがって・・・」
 田所さんが怪我をした意味がなくなるじゃねえか、加賀美さんようっ!

・んで、その加賀美を、加賀美に擬態したワームが殺しに来て、
 カブトが相手になって。
 (偽加賀美を調べもせず通過させたシャドウは役立たず)

・ザビーとシャドウは、工場を攻撃準備。
 少年の運命は、いかに?
 いかに?
 って流れにしたいんだろうなあ、って、「絵」で
「次回に続く」。


次回予告
加賀美がガタックになるんだろうなあ・・・。
本田さんが舞っている?「人生50年」?
プチコーナーは弓削さんが担当。
渋いナレーション。
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「転生」

2006年06月25日 | 映画
3話構成。
1964年:東京で一人暮らしをしていた小梅が突然死ぬ。
1986年:漫画「瑠璃色の翼」連載している俊子。
      そのストーリーが娘の人生と同じだと、山口県の漁師が上京してくる。
      俊子は、小梅が死んだ日に生まれ、漫画のストーリーは夢に出てくる話そのまま。
      そして俊子は、小梅が死んだ日に、同じ年齢で死ぬ。
2008年:春香は、自分が「小梅」と「俊子」の生まれ変わりだと知っている。
      彼女たちが死んだ年齢の、死んだ日が近づいてくる。
      自分も、彼女たちと同じように死ぬのか?


一応「ホラー」に分類させれるのかな。
なんか、ホラーっていうよりも、
3人の女性の話を描きたかったけど、
うまく商業ベースに乗せられないので
「ホラー」の形態をとってみました、ってカンジかなあ。
都会に、一人で生きる女の、孤独感とか
そちらが主題だったように思います。

どこで怖くなるんだろう、と思いながら見ていたけど
全然、そんな場面は無くって。
第3話の進みが遅いもんだから、
ちょっと、寝ちゃって。
気が付いたら終わっていたわ。
なんで前の二人が死んだのか、わからんかったわ。
あんま、因縁とか無さそうね。

川口さんは、2話に出てきました。
雑誌の編集さん。
俊子の書いている漫画のアンケート結果が悪いので
路線を変更しろと勧める役。
まんま、戸田山くんだった。
彼の引き出しに役のパターンが無いというよりは、
そういう演技を求められてのキャスティングなのかな?
まあ、眼鏡っ子だったよ。
それだけでいいじゃないか。

俊子の部屋に激しく既視感。
ああ、あの頃の漫画描きの部屋って、
あんなかんじだよねえ。
絵が、ちょっと今風。
それよりも、コミックスの説明が
「コミック(←ここは適当)大将に入選」に、なってなかった??
「大賞」だと思うんだけど、
「大将」って賞があるのかな。
普通、「漫画専門学校卒」は
コミックスのプロフィールには書かない、とか
ヘンなことばかり印象に残っちゃいました。
1時間弱の話がコミックス3巻分でも未完?
どんなに引き延ばして描いたんだ。
18話で3巻分って、1巻あたり6話だから
1回32頁?
ってか、あんな話が18回も保つ方が不思議。
どうでもいいことばかり思い浮かぶわ~~。
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「偽りの花園」私のツボ

2006年06月24日 | 偽りの花園
「偽りの花園」私のツボ

という、アンケート(投票所)を作りました。

http://vote2.ziyu.net/html/ytaiyo.html

よろしければ、ご協力をお願いします。

項目は50個まで追加できます。
新項目を作りたい方は、早い者勝ちです。

コメントは必須ではないので、お気軽にどうぞ。

24時間で再投票が可能です。(たぶん)
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「ボーイズレビュー2006 HOLD ON」

2006年06月24日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
 ネブラスカ州のニューホープ駅。故郷へ帰ろうとするジョーイは、この町で過ごした二ヶ月間を思い返す。
 父と喧嘩し、家を飛び出し、向かったのはニューヨーク。だったが、都会過ぎて列車から降りることはできなかった。思い出したのは叔父のこと。ニューホープ駅でホットドック店を営むチャーリーのところへ転がり込む。その店、チャーリーズカフェの店員ケインも、チャーリーやジョーイの母の年齢の離れた弟、つまり、ジョーイの年齢に近い叔父だ。ジョーイが乗っていた列車からは、もう一人、ニューホープ駅へ降り立った女性がいた。彼女はシェリーという名の画家。都会から来た彼女に、ニューホープ駅を利用する男性(主に学生)は皆、心を惹かれる。しかし、彼女は恋人が死に、深い悲しみの中にいた。そんな彼女を元気づけるため、駅でダンスコンテストを行う。


 ジャニーズみたいなカンジかしら?と思っていました、すいません。皆さん、声も出ているし、踊りも上手い。それだけに、彼らを活かせる場所が少ないのが勿体ないなあ。四季か東宝かが多いもんなあ。ミュージカルは。

 すべての役者に見せ場を与えようとしているのはよくわかるんだけど、オバサンには若い男の子の区別がつきません。その上、カタカナに弱いので、人間関係がわかりづらいです。やっぱ、ライトストーンのラインとか、スターブーツとか、強烈なピンスポとかないと、誰が中心の話なんだか掴みにくいです。

 ガイチは綺麗なお姉さん。大人の女性。歌が上手く、声も暖かい。皆が惚れるのがわかるってもんだ。しかし、細い腕にはしっかり筋肉が・・・。もうちょっと胸を作ってもいいかもな。白を基調とした数着のワンピは、どれもよく似合っていました。
 フィナーレ前は、客席降り(逆か。客席から現れ舞台に乗る)のソロの歌も。白いマーメイドドレス。美しい。そこからショーに入ったら、パンツスーツの女性、に、男役を加味。ガイチは細い、と思っていたけど、若い男の子達に混じると、見劣りしない骨格だった。ガイチでこれならワタル君はいかほどになるのか。
 男の子を引き連れて真ん中で踊るガイチはカッコイイ。そして、華やかだ。やっぱキャリアが違うなあ、踏んできた舞台の数が違うなあ、ってのを、見せつけていました。

 ネタ的には、「そして少年は大人になる」ってヤツだと思うけど。もうちょい登場人物が少ない方がいいんじゃないかなあ。ちょっと散漫。チャーリー役の藤浦さんの踊りがうまかった。
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そろそろ

2006年06月24日 | バレエ・ダンス
バレフェス・ガラの抽選結果、というか、
落選通知が来ているみたいですね。
友人の所はハズレ。
私の所にはまだ来ていないけど
都内より1日遅れで来るので、
まだまだドキドキ。
FAXが届いてなければ、
落選通知さえ来ないんですよね。
ああ、いつまでこの不安が続くのか。
一応、いろいろ手を尽くしているので
どこかで1枚ぐらいは取れると思うんだけどな~。
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ピューロのショーに、樹里ちゃんが声の出演

2006年06月24日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
宝塚とのコラボが話題となっていました
サンリオ・ピューロランドの新しいショー
「ハローキティのくるみ割り人形」ですが、
王子の声が樹里ちゃんなんですって!!
  
    産経新聞ENAK または サンリオ・ピューロランド

演出小池+衣装有村、ってあたりで
行こうかな~、と思っていたところへ
樹里ちゃんの出演情報・・・
声だけにしても、こりゃ、行かなきゃならんでしょうか。
姪はもうつきあってくれないだろうなあ。。。
コメント (1)
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「愛、それはダンス」モーリス・ベジャール・バレエ団

2006年06月23日 | バレエ・ダンス
 ベジャール作品の名場面集。寄せ集めではなく、ちゃんと一つの「作品」として成り立っていました。いくつかの場面を繋ぐのは、「ロミオ」と「ジュリエット」。

 この中で、特に見たかったのは「春の祭典」でした。あれが、西洋人の肉体・骨格で踊るとどうなるのか、とっても興味があったのです。見た結果は「大迫力!」。こういう体格の人のために振り付けられたのか、と、頭で想像していたことが目の前に現れて感動しました。東バが悪いワケじゃないんですよ。ただ、初期値はこれなんだなあ、と。

 「ギリシャの踊り」も、そんなことを考えました。ギリシャ、屋外の風景、地中海の日差し、野趣。そんなことが感じられました。

 いくつかの作品には、仏語の台詞有り。その辺は、私はダメで。台詞自体ではなく、「意味のある外国語」が舞台で飛び交っているのがイヤなんです。特にその言葉が踊りと密接な関係にありそうな場合が。「イサドラ」のプリセツカヤのラテン語は、すでに「音楽」なので構わないんですけど。
 
 そういった、作品に漂う「外国語感覚」も、東バで「無性化」されると、本質は残しつつも見やすくなるんだなあ、と、ちょっと思ったり。東バの表現は、アレはアレでアリなんだなあ。

 「ルミ」が良かった。民族舞踊のベジャール化。他の団体だと「バレエ」とか、別なものになりそうだ。ここでは、あくまでも「ベジャール」。本家だからこそ、だね。


うまく書けないけれど、すごく良かった。



春の祭典 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
ルイザ・ディアス=ゴンザレス – ティエリー・デバル
全員


ロミオとジュリエット 音楽:エクトール・ベルリオーズ
カテリーナ・シャルキナ – ジュリアン・ファヴロー

ダフニ・モイアッシ – バティスト・ガオン
オード・ブレトルズ – フランソワ・モウデュー

ヴィットリオ・ベルトリ、ステファン・ブリ、ドメニコ・ルヴレ、
那須野圭右、ウィリアム・ペドロ、ヘクトール・ナヴァロ、
ウェン・シーチー、オスカー・シャコン


ヘリオガバルス 音楽:チャドの伝統音楽
カルリーヌ・マリオン – ヴィト・ルチアーニ
セリーヌ・シャゾ – ニール・ジャンセン


わが夢の都ウィーン 音楽:アントン・ヴェーベルン ‐リヒャルト・ホイベルガー
ルース・ミロ – ヴィクトル・ヒメネス


さすらう若者の歌 音楽:グスタフ・マーラー
ウェン・シーチー – アレッサンドロ・スキアッタレッラ


ギリシャの踊り 音楽:ミキス・テオドラキス
カトリーヌ・ズアナバール – マーティン・ヴェデル
ステファン・ブリ – ウェン・シーチー – バティスト・ガオン
那須野圭右 – ヴィットリオ・ベルトリ – パスカル・アルベリコ


アレポ 音楽:シャルル・グノー
ダリア・イワノワ
ウィリアム・ペドロ
女性全員


ブレルとバルバラ
音楽:ジャック・ブレルとバルバラ

行かないで
エリザベット・ロス
いつ戻るか教えて
ジル・ロマン
ヴァルス
全員
愛しかない時
ルース・ミロ – ヴィクトル・ヒメネス
エレガンスをもって
ジル・ロマン


ルミ 音楽:クドシ・エルグネル
男性全員


カスタ・ディーヴァ 音楽:ヴィンチェンツォ・ベリーニ
女性全員


ロミオとジュリエット 音楽:エクトール・ベルリオーズ
カテリーナ・シャルキナ – ジュリアン・ファヴロー


二つの大戦の間 音楽:チェイク・イマム
オスカー・シャコン – ステファン・ブリ


バレエ・フォー・ライフ 音楽:クイーン「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」
エリザベット・ロス
カテリーナ・シャルキナ – ジュリアン・ファヴロー
ヴィットリオ・ベルトリ – バティスト・ガオン – ニール・ジャンセン


バレエ・フォー・ライフ 音楽:ヴォルフガング・A.モーツァルト「ピアノ協奏曲第21番」
カルリーヌ・マリオン – ティエリー・デバル
レティシア・レスカ – ステファン・ブリ


そしてもっと先へ 音楽:ヨハン・シュトラウス
パスカル・アルベリコ


海 音楽:U2
男性全員


春の祭典 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
全員


バレエ・フォー・ライフ 音楽:クイーン「ショー・マスト・ゴー・オン」
全員


協力: 東京バレエ団
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「偽りの花園」第60話(恋する両親)

2006年06月23日 | 偽りの花園
・露子、歌う。
 あんまり上手くない。

・露子をじっと見るスナちゃん。
 それを怒るお丹。
 「あんな女に気を取られるんじゃないよ。
  まともな女じゃないんだから」
 心配な母。

・店の客に尻を触られ怒る露子。
 客の方が悪いよなあ。
 美禰子はかばう。
 お代はいらないから、とっとと帰りやがれ!

・売り上げ計算。
 店の金が500円足りない。
 いまだと1万円くらい?かな?
 露子を疑うお丹。
 昔から来ている店の客は、露子に目を白黒させている。
 特に英語でまくしたてられると。

・しかし、露子は
 「今日は、どうも」
 美禰子にしおらしく詫びる。
 露子が、つい英語を口にしてしまうのは
 日本の男が馬鹿に見えるから。
 「みみっちくって、まともに喋るのが嫌になってくる」
 戦争に負けて娼婦になったのに、
 酔っぱらっている男に尻を触られたら
 そりゃ、そんなふうに思うよなあ。

・美禰子、露子に、タイピストの学校(入学随時)に行くように指導。
 露子は乗り気じゃないけど、一応承諾。

・露子の初登校日に、坊ちゃん「今浜」へ。
 「おおっ、みんないるね」
 すっかり我が家な雰囲気ね。
 「この人、ひかるちゃんのお父さんなの?」
 そりゃ、説明されなきゃ、わからん人間関係よのう。

・「露子
 坊ちゃん、呼び捨てかよ。

・露子は学校へ。
 坊ちゃんの用事は、露子のために本を持ってきたとか。
 「書物を読めば内面が豊かになる。
  すさんでいた心に文章が染み通って思考力が養える」
 う~ん、そうだろうか。
 そりゃ、読まないより読んだ方がいいけどさ。
 坊ちゃんセレクトは
   新編 啄木歌集  啄木歌集
   ジェーン・エア  ジェイン・エア
   浮雲  浮雲
 歌集は、ちょいと早い気が・・・。

・「あとは音楽。
  ベートベンやモーツァルトのシンフォニーを聴かせてやろうか」
 贖罪ごっこに加え、マイフェア・レディごっこか。
 楽しそうだな。

・露子はジャズが好きみたい。
 ジャズなら自分のレコードが・・・
 って、
 美琶子から
 取り上げた
 アレだよな
 美琶子と兄妹ごっとをしていた時のアレ。
 アレも伏線だったのか。
 美琶子の所有物のハズなのに、「今浜」の押入に眠っているらしいぜ。
 ひどい話じゃ。
 「露子に聴かせてやろう。
  これもなにかのだ」
 「縁」。都合の良い言葉だ。

・しかし、坊ちゃんと美禰子のラブラブぶりに、ひかるは笑顔。
 「お父さんとお母さん、なんだか恋人同士みたいね。
  私、嬉しいわ。仲良くなってくれて。
  やっぱり良かった。
  お父さんになにもかも話して良かったんだ」
 ひかるからすれば、自分のせいで、両親が別れたと思っていた部分もあるだろうなあ。
 それが解消されて、よかった、よかった。

・「お互いの体内に眠っていた愛を甦らせ
  確認し合っていたのです」
 まあ、勝手にやってくれや。
 
・ヨリが戻ったら露子のおかげ、ということらしい。
 そういう展開か。

・夜。美禰子と露子が身の上話。
 美禰子は捨て子だった。
 「じゃ、あの口やかましいばーさんに拾われて?
 ま、いろいろあったけど、
 「人生って、前向きに生きてりゃ、
  なんとかなるものよ」
 実体験に基づく言葉は重い・・・・か・・・?
 いつ前向きだったんだ???

・「あんたのことは、妹だと思って応援してるのよ」
 妹か。
 年齢的には娘に近いか?

・美禰子&露子、坊ちゃん宅へ蓄音機をピックアップしに。
 「自分が持っていたのに・・・」
 そうしていればよかったね、とばかりに、
 とき子、乱入
 「なにごとなの、これは!」
 鍵ぐらい、かけとけよ。
 
・とりあえず、二人を逃がす坊ちゃん。
 「やめてくれないか。
  用もないのにここへ来ないでくれよ」
 完全に冷めている坊ちゃん。
 とき子に落ち度があったワケじゃないんだから
 贖罪=とき子が嫌いになる、ってことにはならないと思うんだけどね。
 別れ話でプチプチ美琶子にならなければ
 こんなに簡単に切り捨てられただろうか。
 そういう意味でも、都合の良い女だったのかなあ。

・「ここに来ちゃいけないって言うんなら、
  私を劇団から除名しなさいよ」
 坊ちゃんの部屋は、溜まり場であっても、
 劇団所有物だったり稽古場だったりするワケじゃないんだから
 これは通らない理屈でありんす。
 「これでも牡丹座で主役を張った女優なのよ。
  別れたから除名するじゃ通らないでしょ」
 あなたぐらいの演技力なら、
 充分通る気もするけれど、薔薇役の人は華がなかったからなあ。
 ビジュアル的にはキツいか?

・「最近は新橋へ足繁く行ってると思ったら、
  あちらのほうから、あなたの部屋へも出張してくるってわけなんだ」
 溜まり場なんだから、いいじゃん。
 同居の進一とも親戚みたいなもんなんだし。
 
・劇団員の噂。
 『坊ちゃんが、立川で拾った得体の知れない女を情婦にしている』
 「それで?」
 くだんねーとばかりに取り合わない坊ちゃん。
 「可愛い子だろう。
  僕はあの子に夢中なんだよ。
  女優気取りの鼻持ちならない女には無い
  素朴な輝きがあってね。
  毎晩、新橋に通っているんだ」
 しらじらしく言い返してみる。
 坊ちゃん、反撃成功か?
 と、思ったら、
 パシッ
 頬を打たれる。
 当然だ~~~~~。
 「デタラメ言うんじゃないわよ!
  あの若い子を口実にして、元妻のところへ通っているだけじゃないの」
 とき子はお見通し。
 「そんなことで誤魔化される私だと思っているの?」
 凄むとき子に
 「ずいぶん芝居がかっているんだね」
 ちっとも乗ってこない坊ちゃん。
 「三角関係の目眩ましには乗らない。
  この関係を意味するものがなんなのか、
  必ずつきとめてやる!
  暴いてやるわ!」
 たたみこまれても、
 「うまいね。
  そういう演技を舞台でもやって欲しかったよ」
 冷静です。
 (この「しらじらしい雰囲気を醸し出す」ってのは
  松田さんの本領発揮だな~、と、っちょっとウットリ
 「覚えてらっしゃい!!」とき子は捨て台詞を残し去る。
 こんなヤバイ女にしたのは坊ちゃんなのか、
 もともとこんな女なのか。

・露子、早速ジャズのレコードをかける。
 踊りもヤバめ。

・「うるさい!」と文句を言いに来たスナちゃんに
 ナマ足を見せて威嚇。
 スナちゃんは、なすすべもなく退散。

・そんなスナちゃんは、店の金を持ち出す。
 美禰子の管理が
 甘すぎる
 誰でも取ってくれと言わんばかりなのだ。
 自分が疑われる、と思った露子は
 客に商談。自分の身体で穴埋め。
 ・・・・・・
 自分の心の内にしまっておかず、
 ちゃんと相談しろよ、は、昼ドラでは言っちゃイケナイお約束。

・露子、帰宅遅し。
 飲食代の取り立てと「今浜」には言ってるみたい。
 取り立てた金でトンズラして、米軍基地へ行き
 商売を再開するのでは?とお丹&権蔵は疑っている。
 さすがのオヤジも、スナちゃんのことは思いつかないか。
 金を持って戻ってきた露子に安心する美禰子。
 あんたの金の管理が甘いから、
 こんなことになっているんだよーーー。

・「今浜」本日のお献立。
   ・炊き合わせ
   ・海老の切りゆば揚げ
   ・田楽豆腐
   ・だし巻
   ・名代親子丼
   ・まぐろ造り
 ついに「親子丼」が表メニューに!!!

・ひかるが、露子が学校へ行っているべき時間に
 銀座の映画館から、米軍兵と肩を組んで出てくるところを目撃。
 また、悪の道へ戻ったのか?


次回予告
「私が美琶ちゃんを殺したんです」
美禰子の告白。
「今浜」に米軍兵が来て大騒ぎ。
坊ちゃんが露子を殴る。
とき子が勝ち鬨をあげている。
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「偽りの花園」第59話(ぼくらの贖罪)

2006年06月22日 | 偽りの花園
・露子が美琶子に似ている。
 疫病神テイストがか?

・スナちゃん情報。
 露子の源氏名はキャシーとかケイトなど。
 米兵を手玉にとっていたが、交通整理ができず
 黒人兵に車から突き落とされた。
 事件に巻き込まれたのではなく、自分からおこしている。 
 立川では「揉め事がつきない女」と言われているそうだ。
 顔よりも、そんな雰囲気が美琶子に似ているんだろうな。

・「親切なのが気味悪い」
 露子は戦災孤児。終戦時16歳。
 両親を戦争でなくし、妹は戦後餓死。
 生活のためオンリーに。

・美禰子、露子の保護を家族会議にかける。
 「立川ってあたりで、そんな女だとおもっていた」
 オヤジはさすがに鋭い。
 それよりも気になるのは、みんなが食べてる丼。
 やっぱり親子丼なのか。
 家にいられちゃ、枕を高くして寝られないと言うお丹。
 「私に任して。ちゃんとしますから」
 ちゃんと、とは、どういうことか。
 なにか今後の方針でも述べるのかと思ったら
 「不幸な人を邪険にしたら、
  私たちだって、ろくなことにはならないの

 坊ちゃんに
 洗脳されてるよ
 自分の考えがない女だねえ。
 「お客様に可愛がって貰って、あたしたちはなんとかやっているんじゃないの。
  そのぶん、他の人にも恩返しをしたっていいじゃない」
 露子の更正と、店の客と、どんな関係があるのか。
 反対するお丹は「ひかるのためにも・・・」と孫をダシに。
 しかし、ひかるは、滅多に我を通さない母が強く言っているので賛成。
 言うだけ言って、店に戻る美禰子。
 反論は受付けんのか。
 強気だな。

・坊ちゃん、「今浜」へ様子見に。
 「あら、あなた・・・」
 先妻の呼びかけじゃないぜ、美禰子さんようっ!
 復縁を望んでいるとは思われたくないのなら、
 名字で呼ぶとか、なんとか、もっと他人行儀にしないとな。
 もう、復縁したも同然としか思えないぜ。

・美禰子、露子情報を坊ちゃんに伝える。
 「米兵といざこざをおこしたから、病院に行きたくなかったのか」
 坊ちゃん、納得。
 
・「知れば知るほど、生やさしいものじゃないわ。
  本当のところ、ぞっとしたの。」
 そんな露子を更正させたら、自分の罪も少しは・・・
 軽くは
 ならねーよ
 それとこれとは別問題。
 なんてこたぁ、坊ちゃんが言うはずない。
 「そうだよ、それこそ、贖罪だよ」
 都合良く露子を利用するつもりだね。

・「露子を立ち直らせよう。
  それが僕らの贖罪だ。
  美琶子への罪を償うことになるんだ。
  二人でやろう!露子のために尽くそう!!
  二人でそれをやり遂げるんだ!!!」
 酔ってるな、坊ちゃん。
 しかし美禰子も同様。
 「美琶ちゃんに対して犯した罪をようやく贖う道ができたと思い
  私は大地にひれ伏したいような気持ちでした」
 二人とも酔ってるのよ。
 もう、誰の言葉も聞こえないわね。
 ある意味、お似合いの二人だわよ。

・そんな二人が「今浜」から出てくるのを見つめる瞳。
 シャキーーーンッ!
 暗闇で光っているよ。
 怖いよ~~~っ。
 瞳の持ち主は、モチロンとき子だよ~~。

・別れた二人のうち、どちらかを追うかといえば
 そりゃあ、坊ちゃんだった。
 とき子、笑顔で坊ちゃんの部屋に乗り込む。
 鍵を(まだ)持っているのか、
 んなことではなく、かかってないのか。

・「どうしたんだ、ときさん」
 お前はもう用済みさーーーー。

・お茶を入れるというとき子を断る坊ちゃんだが、
 「先生の女じゃなくなったら、あたし、
  劇団員までクビになるんですか?
  先生のお茶をいれるくらい劇団の女性なら誰でもしますわ」
 とき子、押しまくり。
 困って溜息な坊ちゃん。
 
・巡業は、まあまあの反響で、入りも悪くなかったそうだ。
 自分がいなくても公演に影響がなかったのか、と
 とき子大不満。
 それはそれで筋違いなヒステリーに
 「代役のタケダさんが大変だったんだ」とイヤミ&愚痴をチクリ、
 ではなく、本当に大変だったと思っているだけなんだろうなあ、
 坊ちゃんは。
 でも、とき子には通用せず。
 「自分は死ぬか生きるかの大ピンチだったのに、
  劇団のスケジュールはそのままなんて、
  自分の存在は、地面を這う蟻ほどの存在でもないってこと?」
 蟻に大変失礼なとき子の論理。

・「復縁するの?
 「今浜」を見張っていたというとき子。
 「3時から5時まで。
  男と女が愛を交わすには、充分すぎる時間だわ」
 あんたたちも2時間コースだったのか?
 坊ちゃんはもっとネチネチしてそうだけどなあ。

・「用済みのマッチ棒のように、ポイッと捨てられたんだわ。
  そうとしか思えない。」
 実際その通りだし。

・「過去に何があったか、なにがそこまで引きつけるのか
  言って下さい。」
 過去にワケあり、と考えるのは、どうかね。
 脚本的に、ちょっと強引すぎるよね。
 もう数話しか残っていないから仕方がないけどさ。

・「あたしの体は先生に生殺しにされたままなんです
 とき子も、所詮は坊ちゃんの体目当てか。ふっ・・・・。

・言ってくれないならいつまでもつきまといますよ、と言うとき子に
 「女優なら、その思いを演技に注ぎ込むことを考えなさい。
  僕に言えるのは、それだけだ」
 繰り返すようだけど、これは「ダンサー」のトニー(バリシニコフ)と
 ナディーン(レスリー・ブラウン)に通じる関係だけど
 腹が立つのは坊ちゃんだけなんだよなあ。
 言い方がマズイのか?
 (そんな問題じゃないか)

・牡丹座の「ボタバラ」は、演劇雑誌では酷評。
 「稚戯に等しい=子供の学芸会と一緒」
 子供の学芸会では「ボタバラ」はやるまい。
 そんなことを言われても、内容よりはヒステリー振りに
 とっても嫌そうな顔をしているけど
 とき子を壊したのは、坊ちゃん、あなただよ!!

・そんな状態でも若人は「モナムール」に。
 他に行くとこないんかい。
 戯曲集のある貸本屋と勘違いか。
 読んでいるのは「かもめ」
   かもめ
 「トレープレフは作家になったんだろう。
  どうして作品の中で悩みを解決しないんだ?」
 「作品と実体験は別」
 進一とにんじんは、真面目に議論。
 「女優は自分本位に生きられるんだから強い」という男性陣に
 「ニーナは嘘をつけないだけ」と、ひかるは反論。
 「自分が好きじゃない人に、好きだって言えないだけ」
 そこから芝居への台詞へ。
 「私の歩いた地面に接吻したなんて
  どうしてあんなことを仰るの。
  私なんて殺されても文句は言えないのに。
  ああ、すっかりヘトヘトだわ。
  ひといきつきたいわ。一人で。
  私はかもめ。
  いいえ、そうじゃない。
  私は、私は、女優。」
 その台詞を引き取るとき子。
 親切に演技指導か?
 でも、指導できるほどの演技力じゃないわよね。
 「私はあきらめないから。
  女優魂をかけて戦うから」
 火に油を注いでしまったか。
 「どうしよう、まったくなあ」って表情がナイスだぞ、にんじん。
 とき子が、女優として(再度)惚れさせ、そこから女として惚れさせる、とか、
 プライベートの妻より、仕事(劇団)での女優として
 坊ちゃんの心を占めよう、とか、そんなふうに考えられると
 丸く収まるが、それじゃあつまらないな。

・「今浜」
 露子にお古のワンピを与える美禰子。
 今浜で働かないかともちかける。
 前金でOK。
 またもや様子見に来た坊ちゃんも口添え。
 「ここらで際どい危険な生き方は止めて
  平凡だけど、心安らかに暮らすようにしたらい。
  それが必ず君の幸せに繋がるんだからね。」
 坊ちゃんの演説を頷きながら聴く美禰子。
 ヲイヲイ。

・「私に任せてちょうだい。
  ねえ、露ちゃん
 いきなり馴れ馴れしくなった二人に、露子は怪訝な顔。
 そりゃ、そうだ。
 不気味だよな。

・「
 うはーーー。
 最強の言葉だね、坊ちゃん。
 「この世の中、人間同士、みんな縁で繋がっているんだ。
  僕たちはそれを大切にしたいと思っているんだ。
  君との縁は切りたくないんだよ」
 「それだけ?」
 「あぁ、そうだ」
 この「あぁ」がクセモノだよな。
 「縁」なんか、関係ないっす。
 あなたを利用しようとしているだけなんっす。

・「僕たちは露子って女のことが可哀想でならないんだよ。
  見てられないんだよ。
  なんとかしてやりたいんだよ」
 フレーズを3回繰り返すのはクセなのか。
 口を挟ませない戦法か。

・露子は過去に、親切にされた人に売られそうになった経験アリ。
 それだけに親切には警戒しているのだが、
 「売る」とは明らかに関係なさそうな二人の親切は理解できず、さらに不気味。
 「い~じゃないか、別にわからなくったって
  世の中にはそんな物好きな人間がいるってことさ」
 坊ちゃん気楽。
 気楽ついでに美禰子に任せきって去る。
 責任感のカケラもないな。
 まあ、それが(以下略)

・美禰子、露子を使うことをお丹に報告。
 「面倒を見ただけでなく、従業員にまでする義理がどこにある。
  一度落ちた人間をまともな道に戻すなんて、
  キリスト教の牧師にだってできないよ」
 反対するお丹。
 神父じゃなくて、牧師限定なのは、なにか理由があるのか。

・露子、「今浜」で働き始める。
 美禰子のレクチャーが全然足りん。
 騒ぎが起こったとしても、使う方の技量がないからだと思われる。

・今後、露子が嵐を呼ぶことになるらしい。


次回予告。
スナちゃんの目が怖いよ。
露子は案の定・・・
暴いてやるわよ!
とき子、テンパる。
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マミちゃん出演番組とか

2006年06月22日 | TV番組など(配信含む)
2日間連続してマミちゃんがTVに出ました。
もしかして「ブギウギ」の放映近くを狙ったのか?
それとも、コンサートの売り出しのためか?

「さんま御殿」では、思ったより映ったわ。
細川さんなんか、笑顔ワンショットで終わるときもあるのに。
コメントもいくつか出たし。
「どこから声を出しているんですかーーー」とも言われたし。
まずまず、ですよね。

前に出たときとは形式が変わった「ヘキサゴン」。
事前のペーパーテストは高得点だし、
その後のクイズもばっちり。
宝塚の暴露本へのネタ提供は2兆円なら引き受ける。
それだけ、シークレット。
番組的にも盛り上げてくれましたね。

でね。
どっちかにフットボールアワーが出てたんだけど。
顕彦さんがフットボールアワーの片方に似てる、って
2で読んだので、じっくり見てみたんだけど・・・。
・・・
・・・
・・・
・・・・・・・・・・。
ケロの方が
もっと似てるよ

と、思ったなり。
ああ、ケローーーーーーーーーー!!!

で、「プリマダム」の発表会は録画で見ました。
小林くんは踊らなかったのかーーーー。
でも、ネクタイ姿が見られたから良かったかね。
黒木さんは、置いといて(笑)
古田さんはさすが経験者だなーーー。
ポーズとかが決まっている。
うのちゃんと早紀ちゃんはほぼ同じ振付・衣装。
技術的にはうのちゃんの方が上なんだろうけど、
舞台で映えるのは早紀ちゃんの方だな。
こればっかりは、舞台経験者が勝つよなあ。
経験者と言えば、くらりん。
このメンバーの中で、一番「舞台」を仕事にしていた人なんで
期待していました。
うん、良く踊っているよ。
ただ、スタイルが・・・。
松島さんも基本が入っていましたよね。
ドラマが終わって、水曜日が楽になるわ。
「アテンション・プリーズ」は6月以降も放映がありそうね。
嬉しいけど、辛いわ。

追記
くらりん、さすがTV用で化粧が薄い!と思ってたけど
番組HPに行ったら、付け睫毛などもバッチリで
ちゃんと舞台用の化粧になっていた。
以前の化粧が濃すぎたのね・・・


映画の感想は明日以降だな~~
ボウケンジャーもどうにかしなきゃ。
メモが4枚になっちゃったんで、
書くのが辛いな~~、と思って尻込み中。
適当に略してでも、なんとか次回の放映前には書かなきゃ。


そうそう、ギルスの友井雄亮君が結婚してたんだってねー
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200606/gt2006062001.html
おめでとう!
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「ラスプーチン」ルジマトフ/ノーヴイ・インペルスキー・ルースキー・バレエ団(2回目)

2006年06月21日 | バレエ・ダンス
昨日に引き続き、2回目の「ラスプーチン」です。
初回の衝撃は薄れたので、今日はひたすらルジを堪能。
いいねえ、このビジュアル。
私のハートにジャスト・ミート。

ルジって、「ぎりぎりクラシック」って部分があって。
古典の王子やるには少々異端、
でも、クラシックから見た異端のモダン(コンテンポラリー)に行くと、
全然違って、やっぱ古典の王子系の人だよなあ、と思って。
そのポジションには彼しかいなくって、
それが「孤高」の魅力にも繋がるけれど、
それは「どっちつかっず」にも通じる、って面が
以前はありました。
最近はかなりな部分を超越して「ルジマトフ」という存在になっていましたが
(そう、「あれは紫吹淳という名の生き物」に通じるような存在)
この「ラスプーチン」でさらに超越しちゃった、っていうか、
振り切っちゃった、っていうか。
どこまで行くのか、今後が楽しみ。

しかし、日本人(のうち、平日に新宿に行ける人)は幸せだ!
ルジの「ラスプーチン」の写真を見たときは、
まさか、東京で見られるとは思わなかったよ!!!
これほど、彼にピッタリな作品はない。
彼に合わせて作られた作品で、これほど彼の個性を生かした作品はない。
ああ、ありがたや。

昨日と今日の違い。
今日の方が、ラスプーチンと皇后の距離が縮まっていた。
もしかして、作品的にはその方が正しいのかもしれないけれど
私は昨日の「距離感」の方が好きだったな。
「越えられない溝」が好きだった。

ルジは、最後の表情がちょっと違ったかな。
昨日の方が目の見開き度というのか、白目の範囲が広いというのか、
自分の「生」が、突然中断させられた驚愕、って雰囲気が強かった。
今日はもうちょっと、、、なんというのか、、、
ちょっとだけ達観してたかな?

エフセーエワは、体のラインが綺麗だなあ。
気品がある。
良いダンサーに育ったものだ。
「明るいお嬢さん」の時も好きだったけど
このところ、体のラインだけでなく、
演技や、内面や、芸術性も深まってきていると思う。
そろそろ「白鳥」なども見てみたいけど、
せっかくの「姫役者」をオーロラから外すわけにはいかないしなあ。

今日も熊は健在。
可愛いなあ。
おばちゃんがよくやる「あら、あら」みたいな
手の振りが可愛いのだ。
カーテンコールでも、その振りは忘れないのだ。
なんで、ここで、熊?
なんて考えちゃいけないのだ。
今日は言わなかったけど、昨日は友人と一緒だったこともあり
カーテンコールの時は熊ばっかり見て
「くまーーー、くまーーーーーー」と唸っていました。
お隣のお姉さんも「くま」と呟いていたので
熊はインパクト大ですよね。

民族舞踊部門。
私はド金髪の彼より、黒ずくめのウェイターの方が好きだな。
タンゴは素敵な振付。
バレエチックなタンゴ。タンゴチックなバレエ。
お姉さんの脚が美しすぎる。


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「エンター・ザ・フェニックス」

2006年06月21日 | 映画
と、思っていたら、さっそくダニエル・ウー主演作品ですよ。
チケットを買ったときは全然知りませんでした。
ただただ、上映時間の都合だけで見たのです。
なんたる偶然でしょう!!

お話は「替え玉大作戦」。
香港のヤクザの首領が死んだ。
跡目に指名されたのは、現在タイでコックをしている隠し子
。さっそく部下達が迎えに行くが、諸事情で間違え、
息子の友人(ルームメイト)を跡取りと間違える。
父に家を出されたと思っている息子と、
孤児で首領として傅かれてみたいと思っている友人は、
部下達の間違いを訂正しないまま、香港へ乗り込む。
別組織の首領は娘を跡目の嫁にと言い出し、
死んだ首領に恨みを持っている若者は跡目を殺そうと狙い・・・。

と、日本の時代劇でもお約束のネタ。
味付けは「ゲイ」。
お約束の珍騒動に、
跡目がゲイだと思っている部下(首領がゲイなのはマズい)は、
必死で隠そうとするんだけど、
もちろん「ゲイ」なのは本物の跡目、
つまりダニエル・ウー演ずるジョージの方。
偽物の方は大の女好きだったりします。
そのねえ、ダニエルがまとう「ゲイ・テイスト」が、
ウハウハでんな~~~~。
普通にコック服なのに、ああ、腰の辺りが色っぽいよ。
他の「ゲイ」が「オカマ」になっているんだけど、
彼だけは違うんだな~~~。
うはーーーーーっ。
それに加えて、体つきが良いねえ。
服越しに見える胸筋、もとい、胸筋のライン。
これがまたせくすぃ~~なんだわさ。
騒動が収まったらタイに帰るのかしら?
白人の恋人と幸せになってくれジョーーーーーージッ!
と思ったんですが、さて、どうなるのか。
アクションシーンも満載だしで、
彼自身には見所がたくさんありますが、
話の展開自体はちょっと遅め。
後半はちょっとダレちゃったわ。

注目すべきはカレン・モク。
なんちゅーーか、「小娘」役だよ。
もう結構なアレだと思うんだけど、
ちゃんと「小娘」になっている。
父の「掌中の珠」になっているよ。
それがあんまり違和感ないんだな~~。
モンキー・フェイスだけど(だから可愛いのか?)。
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「ドラゴン・プロジェクト」

2006年06月21日 | 映画
最近ちょっと気になるアンソニー・ウォン。
彼が出演している映画が公開されているっていうんで、
シネマート六本木へ行ってきました。
始めていく場所だったので、ちょっと迷っちゃったよ。
映画館自体は新宿武蔵野館系?
有給も余っていることだし、
水曜日のレディース・デーに会社を休んで行ってきましたよ。

優秀な整体師だが、「自分はかつて情報部員だった」とホラ話を吹きまくる父親を、
思春期の子供達は疎ましく思っている。
嫌いじゃないんだけどね。
兄は海洋公園のイルカ調教師、妹は高校生。
母亡き後、一所懸命育ててくれた父には感謝しているけれど、
ホラ話にはウンザリ。
妹が彼氏を夕食に呼んだときも、やっぱりホラ話&ウケないギャグ。
ある日、父が何者かに連れ去られる。
父の話はホラではなく、真実だったのだ。
いまは一線を退き、引退した情報部員へ、新しい身分を与え、
それとなく警護するのが現在の仕事だったのだが、
かつての部下に恨みを持つ元米軍兵が復讐を果たすため、
情報源として父を拉致したのだ。
兄と妹、さらには、妹の彼氏も加わり、父救出へ動き出す。

話のネタ自体はよくあるし、展開も読めまくりですが、
それでも最後まで緊張感とテンションを保ちながらも、
テンポも良く、楽しく見ることができました。
携帯電話の着信音や妹の彼氏の職業など、
さりげない伏線が効いていました。
アクションあり、親子モノあり。
元米軍兵が、なぜ部下を作れたかが不明なこと以外は、
そんな無理な筋立てではありませんでした。
Happy Endでよかったな。

アンソニー・ウォンは、優秀な情報部員の時の厳しい顔つきと、
父親の顔の演じ分けが見事でした。
私でも、ああいう父親は好きだけど疎ましい(笑)
藤原父までいかないけれど、
それゆえ、どこにでもいそうなお父さんかも。

兄役はスティーヴン・フォン。
私は漠然と、「U-turnの土田を格好良くしたカンジ」と思っていましたら、
なんと監督でもありました。ビックリ!
こんな若いお兄さん(実年齢はわからないけれど)が、
よくよく、こんな面白い作品を作ったなあ。
見せ場のアクションを長々と見せることなく、程良い長尺だったし、
役者の演技面での良い部分も引き出しています。すごいなあ!

妹役はジリアン・チョン。可愛い。制服姿が特に可愛い!
父の嫌な面を感じつつ、でも、ちゃんと愛しているのが伝わってきます。
アクションも決まってます。
向こうの人はアクション必須なんだなあ。大変だぁ。

そして、妹の彼氏役はダニエル・ウー。
ミュージシャン役のためなのか、
ちょっと長めでウェーブの髪がよく似合っています。
ウットリ~~。カッコイイな~。
「香港国際警察/NEW POLICE STORY」等でも見ているんだけど、
その時は「ふ~ん」程度だったけど、
今日は違ったわ!!
これからチェックしようかな。
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今日は会社を休んでね

2006年06月21日 | その他イロイロ
映画を見に行ってるの。
アンソニー・ウォン目当てで映画を見て
時間の都合でもう一本見たら、
どっちにもダニエル・ウーが出ていたわ。
プチ・ダニエル・ウー祭り。

もちろん、お目当てのアンソニー・ウォンも良かったよ。

この後は、ルジさ。

途中のネカフェで「偽りの花園」の感想書き。
映画の感想を・・・と思ったけど時間切れだわ。
明日にでも書きます。
辞書が違うので、他所のパソコンは使いずらいわ。

ではでは、新宿文化センターへ行ってきます。
コメント (3)
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