ベジャール作品の名場面集。寄せ集めではなく、ちゃんと一つの「作品」として成り立っていました。いくつかの場面を繋ぐのは、「ロミオ」と「ジュリエット」。
この中で、特に見たかったのは「春の祭典」でした。あれが、西洋人の肉体・骨格で踊るとどうなるのか、とっても興味があったのです。見た結果は「大迫力!」。こういう体格の人のために振り付けられたのか、と、頭で想像していたことが目の前に現れて感動しました。東バが悪いワケじゃないんですよ。ただ、初期値はこれなんだなあ、と。
「ギリシャの踊り」も、そんなことを考えました。ギリシャ、屋外の風景、地中海の日差し、野趣。そんなことが感じられました。
いくつかの作品には、仏語の台詞有り。その辺は、私はダメで。台詞自体ではなく、「意味のある外国語」が舞台で飛び交っているのがイヤなんです。特にその言葉が踊りと密接な関係にありそうな場合が。「イサドラ」のプリセツカヤのラテン語は、すでに「音楽」なので構わないんですけど。
そういった、作品に漂う「外国語感覚」も、東バで「無性化」されると、本質は残しつつも見やすくなるんだなあ、と、ちょっと思ったり。東バの表現は、アレはアレでアリなんだなあ。
「ルミ」が良かった。民族舞踊のベジャール化。他の団体だと「バレエ」とか、別なものになりそうだ。ここでは、あくまでも「ベジャール」。本家だからこそ、だね。
うまく書けないけれど、すごく良かった。
春の祭典 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
ルイザ・ディアス=ゴンザレス – ティエリー・デバル
全員
ロミオとジュリエット 音楽:エクトール・ベルリオーズ
カテリーナ・シャルキナ – ジュリアン・ファヴロー
ダフニ・モイアッシ – バティスト・ガオン
オード・ブレトルズ – フランソワ・モウデュー
ヴィットリオ・ベルトリ、ステファン・ブリ、ドメニコ・ルヴレ、
那須野圭右、ウィリアム・ペドロ、ヘクトール・ナヴァロ、
ウェン・シーチー、オスカー・シャコン
ヘリオガバルス 音楽:チャドの伝統音楽
カルリーヌ・マリオン – ヴィト・ルチアーニ
セリーヌ・シャゾ – ニール・ジャンセン
わが夢の都ウィーン 音楽:アントン・ヴェーベルン ‐リヒャルト・ホイベルガー
ルース・ミロ – ヴィクトル・ヒメネス
さすらう若者の歌 音楽:グスタフ・マーラー
ウェン・シーチー – アレッサンドロ・スキアッタレッラ
ギリシャの踊り 音楽:ミキス・テオドラキス
カトリーヌ・ズアナバール – マーティン・ヴェデル
ステファン・ブリ – ウェン・シーチー – バティスト・ガオン
那須野圭右 – ヴィットリオ・ベルトリ – パスカル・アルベリコ
アレポ 音楽:シャルル・グノー
ダリア・イワノワ
ウィリアム・ペドロ
女性全員
ブレルとバルバラ
音楽:ジャック・ブレルとバルバラ
行かないで
エリザベット・ロス
いつ戻るか教えて
ジル・ロマン
ヴァルス
全員
愛しかない時
ルース・ミロ – ヴィクトル・ヒメネス
エレガンスをもって
ジル・ロマン
ルミ 音楽:クドシ・エルグネル
男性全員
カスタ・ディーヴァ 音楽:ヴィンチェンツォ・ベリーニ
女性全員
ロミオとジュリエット 音楽:エクトール・ベルリオーズ
カテリーナ・シャルキナ – ジュリアン・ファヴロー
二つの大戦の間 音楽:チェイク・イマム
オスカー・シャコン – ステファン・ブリ
バレエ・フォー・ライフ 音楽:クイーン「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」
エリザベット・ロス
カテリーナ・シャルキナ – ジュリアン・ファヴロー
ヴィットリオ・ベルトリ – バティスト・ガオン – ニール・ジャンセン
バレエ・フォー・ライフ 音楽:ヴォルフガング・A.モーツァルト「ピアノ協奏曲第21番」
カルリーヌ・マリオン – ティエリー・デバル
レティシア・レスカ – ステファン・ブリ
そしてもっと先へ 音楽:ヨハン・シュトラウス
パスカル・アルベリコ
海 音楽:U2
男性全員
春の祭典 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
全員
バレエ・フォー・ライフ 音楽:クイーン「ショー・マスト・ゴー・オン」
全員
協力: 東京バレエ団
この中で、特に見たかったのは「春の祭典」でした。あれが、西洋人の肉体・骨格で踊るとどうなるのか、とっても興味があったのです。見た結果は「大迫力!」。こういう体格の人のために振り付けられたのか、と、頭で想像していたことが目の前に現れて感動しました。東バが悪いワケじゃないんですよ。ただ、初期値はこれなんだなあ、と。
「ギリシャの踊り」も、そんなことを考えました。ギリシャ、屋外の風景、地中海の日差し、野趣。そんなことが感じられました。
いくつかの作品には、仏語の台詞有り。その辺は、私はダメで。台詞自体ではなく、「意味のある外国語」が舞台で飛び交っているのがイヤなんです。特にその言葉が踊りと密接な関係にありそうな場合が。「イサドラ」のプリセツカヤのラテン語は、すでに「音楽」なので構わないんですけど。
そういった、作品に漂う「外国語感覚」も、東バで「無性化」されると、本質は残しつつも見やすくなるんだなあ、と、ちょっと思ったり。東バの表現は、アレはアレでアリなんだなあ。
「ルミ」が良かった。民族舞踊のベジャール化。他の団体だと「バレエ」とか、別なものになりそうだ。ここでは、あくまでも「ベジャール」。本家だからこそ、だね。
うまく書けないけれど、すごく良かった。
春の祭典 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
ルイザ・ディアス=ゴンザレス – ティエリー・デバル
全員
ロミオとジュリエット 音楽:エクトール・ベルリオーズ
カテリーナ・シャルキナ – ジュリアン・ファヴロー
ダフニ・モイアッシ – バティスト・ガオン
オード・ブレトルズ – フランソワ・モウデュー
ヴィットリオ・ベルトリ、ステファン・ブリ、ドメニコ・ルヴレ、
那須野圭右、ウィリアム・ペドロ、ヘクトール・ナヴァロ、
ウェン・シーチー、オスカー・シャコン
ヘリオガバルス 音楽:チャドの伝統音楽
カルリーヌ・マリオン – ヴィト・ルチアーニ
セリーヌ・シャゾ – ニール・ジャンセン
わが夢の都ウィーン 音楽:アントン・ヴェーベルン ‐リヒャルト・ホイベルガー
ルース・ミロ – ヴィクトル・ヒメネス
さすらう若者の歌 音楽:グスタフ・マーラー
ウェン・シーチー – アレッサンドロ・スキアッタレッラ
ギリシャの踊り 音楽:ミキス・テオドラキス
カトリーヌ・ズアナバール – マーティン・ヴェデル
ステファン・ブリ – ウェン・シーチー – バティスト・ガオン
那須野圭右 – ヴィットリオ・ベルトリ – パスカル・アルベリコ
アレポ 音楽:シャルル・グノー
ダリア・イワノワ
ウィリアム・ペドロ
女性全員
ブレルとバルバラ
音楽:ジャック・ブレルとバルバラ
行かないで
エリザベット・ロス
いつ戻るか教えて
ジル・ロマン
ヴァルス
全員
愛しかない時
ルース・ミロ – ヴィクトル・ヒメネス
エレガンスをもって
ジル・ロマン
ルミ 音楽:クドシ・エルグネル
男性全員
カスタ・ディーヴァ 音楽:ヴィンチェンツォ・ベリーニ
女性全員
ロミオとジュリエット 音楽:エクトール・ベルリオーズ
カテリーナ・シャルキナ – ジュリアン・ファヴロー
二つの大戦の間 音楽:チェイク・イマム
オスカー・シャコン – ステファン・ブリ
バレエ・フォー・ライフ 音楽:クイーン「ボーン・トゥ・ラヴ・ユー」
エリザベット・ロス
カテリーナ・シャルキナ – ジュリアン・ファヴロー
ヴィットリオ・ベルトリ – バティスト・ガオン – ニール・ジャンセン
バレエ・フォー・ライフ 音楽:ヴォルフガング・A.モーツァルト「ピアノ協奏曲第21番」
カルリーヌ・マリオン – ティエリー・デバル
レティシア・レスカ – ステファン・ブリ
そしてもっと先へ 音楽:ヨハン・シュトラウス
パスカル・アルベリコ
海 音楽:U2
男性全員
春の祭典 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
全員
バレエ・フォー・ライフ 音楽:クイーン「ショー・マスト・ゴー・オン」
全員
協力: 東京バレエ団