きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「SING TO SPRING」(吉祥寺)

2007年03月21日 | 小山卓治


昨年12月に行われた「SING TO WINTER」の続編。

まずは、3人で登場。
上手から、卓治、鎌田さん、近藤さん。
近藤さんはピアノ。
卓治の白いシャツは無地だと思ったけど、
目を凝らすと縦縞が浮かんできた。

鎌田さんの「ラフスケッチ」、
近藤さんの「静かな世界へ」。
聞き慣れた曲も、3人でとなると、
ちょっと新鮮な音になる。

ソロのトップバッターは鎌田さん。
声のノリはいい。
最後のできたばかりの新曲演奏があったためか
終始緊張気味だったかも。

2番手は近藤さん。
最初は、彼の郷土の詩人、
北原白秋が作詞した「この道」。
ピアノでしっとり聞かせてくれる。
次の曲からは、リズムボックスを使用。
高校時代に買った物なので
調節するのは「つまみ」。
目盛りではなく、記憶・経験で「5時53分の位置」などに
セッティングするそうな。

卓治は3番目に登場。
冬編もずっと3番目なので
この順番がちょっと不服そう。
緊張感を維持するのが大変なのか、
前の出演者が押したら、
巻いて進行しなければならないのが辛いのか。
酒が飲めないから、ではないよね。

最初の曲は「紫の夜明け」。
一緒に旅をしてきたので
彼らも「最高のチーム」ということなのかな。
ちょっと歌声にパワーが足りない気がする。
2曲目の「いつか河を越えて」、
3曲目の「天使の歌う朝」は
こういうイベントで聴けるとは思わなかったので
素直に嬉しい。
4曲目は「ユリエ」。
いろいろと不満のある曲なんだけど
メロディーは綺麗なんだよな。
と思いながら聞いていて。
学校の反対方向に歩いていったユリエ。
時間的には通学時間だよね。
でも、両親って、中学生or高校生が起きるより
ずっと前に起きるもんだよね。
通学時間帯に両親に灯油をかけた、とする。
その時間まで、両親は寝ていた?
薬を飲ませていた?
それとも、両親が起きる前に殺害して、
灯油を撒くまで、ちょっと時間があったのかな?
両親の死体を見ている時間があったのかな?
と、状況を深く考えてしまった。
どーでもいいことなんだけど。
「The Fool On The Build' 」で
鳩を掴まられるって、すごい運動神経!
みたいなツッコミだよね。
と、自分に言い聞かせ。
5曲目は「今夜のアリバイ」、
6曲目は「談合坂パーキングエリア」
卓治の曲の中では、ラブ・ソングに分類される方。
「天使・・・」といい、
今日の選曲は女性向きなのか?
近藤さんの女性ファンを取り込む作戦なのか?
静かな曲が続いたところで、
「DOWN」、「Aspirin」で盛り上げ系。
「Aspirin」は歌詞の変更無し。

MCは、鎌田さんのミドル・ネームが
「伊勢湾」になったとか。
仙台の打ち上げでベロベロに酔っているときに決まったらしい。
つまり、フル・ネームは「鎌田"伊勢湾"ひろゆき」。
あとは「ビッグプロジェクト」の話。
「ビッグプロジェクト」のために、
髪を黒く染め直し、短くして、
髭を剃らなくてはいけないそうだ。
「髭を剃ると意外と童顔ですよ!」と
スタッフに言われたけど、
この年で「童顔」って言われても・・・と。
初お目見えは4月28日の恵比寿だそうだ。

アンコールは再び3人で。
近藤さんの「BAMBINO STEP~reprise~」は
「イエイエイ・・・・」を出演者の名前にしたり。
鎌田さんの曲は「Walking down to the street」。
卓治の曲は、お約束の「傷だらけの天使」。

約3時間なんだけど、
四天王に比べると、ピリッとしないかなあ。
このユルさが「SING TO ・・・」の魅力なのか。
地方で好き放題(事務所の同行者無し)の時は似合うユルさだけど
東京だと、どうなんか。
卓治自体も、11日で力を使い果たしたのに
ヤル気が先行しちゃったような印象。

そう思うのは、
私が満腹で集中力が持続しなかったからかもだけど。

そうそう。
4月ツアーの宣伝もありました。
東京の人間に期待しちゃダメだよ。
目で出席を取るのは止めてよぅ。
鎌田さんが、長野は東京を17時に出れば間に合う時間、
松坂は終演後に東京に帰れる時間を設定、と言っていたけど
「無理だよーん」と思っちゃったのは
すでにシミュレーション済みだからなのよ。

*22日、日中に出たセットリストは
「静かな世界へ」が最後の曲になっていました。
「傷だらけ」で会場の外に出ちゃった私たちは
聞き逃したかとちょっとショック。
2曲で「静かな世界へ」を聞いたと思ったのは
記憶違いかとも思ってました。
記憶通りで良かったわ。
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