きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「マイレージ、マイライフ」

2010年04月03日 | 映画
リストラ宣告の代行人。
クビを切る相手に、パニックにならないように伝える。
実際の上司は、心の痛みが少ないし、
会社側は、こじれて訴訟問題が起こるのを阻止できるし、
などの理由で、代行会社があり
主人公はそこに務める。
全米中、依頼があれば現地に赴き
該当者にリストラを告げる。
1年のうち322日が出張。

そんな彼の目標は
飛行機のマイルを1000万マイル溜めること。

仕事はやりがいはあるけれど、
マイル以外、特に到達目標はなく
人生に、これといった展望もない。

誰とも深く関わらず生きてきた彼だが
仕事先で知り合った女性や
新入社員との出会いで
変わっていく部分があった。


まあ、なんだ。
女って、恐いというか
したたかというか。
あれくらい、「イイとこ取り」ができるから
あの年齢でバリバリ仕事をこなせるんだろうなあ。
ちょっと、カッコイイと思う。
新人の女の子も可愛かった。

対して、男は。
ではないよね。
誰でも、ちょっと立ち止まって
人生振り返ってみてみましょう、ってことだよね。
うん。それは必要。

孤独で寂しい、ってことに対し、
強がらずに、
寂しい、って言うことも
時には必要、っていうことなのかな。

彼は人が嫌いで、人と関わらないわけじゃない。


いろいろ感じ取れる映画なんだろうけど
失職の恐怖が一番応えた。
私のように、なんも取り柄のない人間が
失職したらどうなるんだろう。
そうならないよう努力せねば。
映画の狙い的には
絶対見当違いだよなあ、ってことを思いました。
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