きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ソルフェリーノの夜明け/Carnevale(カルネヴァーレ) 睡夢(すいむ)」宝塚雪組(1回目)

2010年04月03日 | 宝塚(雪組)
正確には
『ソルフェリーノの夜明け』-アンリー・デュナンの生涯-
『Carnevale(カルネヴァーレ) 睡夢(すいむ)』-水面に浮かぶ風景-
それぞれサブタイルがあって、
記事タイトルには入りませんでした。



芝居は赤十字誕生思想150周年記念。
「『ベルばらの宝塚で』って依頼があった」
と、どこぞに書いてあったけど
そんなわけで巨匠が担当、
まさにそんなカンジのオープニング。
主題歌を歌っている以外、
内容と全く関係ないオープニングだけど
そーゆーコンセプトじゃ仕方があるまい。
単純に綺麗だから、いいんでないかい。

芝居は、サブタイトルの「生涯」は誇大広告で
「思想誕生のきっかけ」ぐらい。
もう勘弁してください、頼むから、っていうぐらい
主題歌リピート。つらい・・・。
台詞もなにかっちゃ、
「尊い命」とか、そんな言葉連呼。
んで、定番の、俺を撃て系のかばい合いとか
故郷を思っての曲でみんな泣く、とか、
まあ、うつらうつらしても話がわかるから、
いい、って言うのか。
デュナンさんが立派な人なのは伝わってきました。
次回は、上記を覚悟して、しっかり見よう。

この芝居がどこまで史実に基づいているかわからないけど。
ここでのエピソードが実話か創作かわからないけど。
個人的に。
デュナンさんも偉いんだけど、
最初に「撃たなかった」人も
とても偉いと思いました。
その決断と勇気に感動しました。

殆どの人が、粗筋から受けるイメージそのままの役でした。
キムは黒い役が合うね。

ショーは稲葉さんの大劇場デビュー作。
色合いは岡田ロマンチックレビュー系。
もうちょっと、見せたいこと、やりたいことを
明確にしてもいいかも。
「なんとなく続いている」ってカンジで
山場とか中詰めとかがわかりづらい。
ただ、トップコンビなど、生徒の使い方は上手い、かな。
ルコさん以来の2番手退団で
見せ場を作るのは難しかったと思うけど
その辺は頑張っていた。
ハマコも(ほぼ)単独で銀橋渡ったし。
曲の使い方とか、
踊りの入れ方たとかは、いいと思う。
これからも頑張ってくれい!

ユミコの退団も寂しいんだけど、
ハマコが・・・・・、ね。。。
ハマコがいなくなったら、
雪組って、かなり無味無臭に近づいちゃわない?
どーすんの・・・・。


公演デザート

「ソルフェリーノの朝」
グレープのゼリーでフランボワーズを包みました。
ミルクプリンとの2層デザートです。
赤く映える朝焼けは好転を告げると言われています。
明るい未来を告げる夜明け・・・。
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