日露戦争に参加した海軍士官が親を殺され跡目を継ぐ。
明治末期のお話なのでヤクザ映画より、
時代劇の任侠物に近いね。
「新米若親分は大忙し」ってかんじ。
インテリヤクザというほどではなく、
修羅の道というほどでもなく。
ちょい半端。
雷蔵は品があるので、
所作の美しさには惚れ惚れするけど、
ヤクザはあんまり合わないような。
朝丘雪路は玄人だけど可憐。
立場をきっぱりわきまえる強さが良い。
藤村志保も美しく、
成田三樹夫が凛々しい。
伊達三郎が橋本じゅん。
三波春夫が若かった。
あの人は結局無事に逃げられたのかな?
雷蔵のヤクザ物は初めて見ました!
ようやく見れた!
「仁義なき」系ではなかったのね。
こういう作品はどこまで様式美なのかなあ。
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