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きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「カラオケ行こ!」

2024年01月18日 | 映画


ヤクザと少年の交流、だけでなく、
少年サイドは青春モノたっぷり、
逆にヤクザサイドは匂わせ程度で、
それでいてドタバタにはならず、
すごく丁寧に作られていました。
丁寧だけど繊細に寄りすぎないので
私のようなガサツ精神にもスッと入ってきます。

あんなに細くてもおやつで炒飯を食べられる男子中学生とか!
そういう食欲の時代に声が変わるのね。
(浪巫謠を少し思い出したり)

狂児さんがバイト中に誘われてヤクザの道に入ったのも
納得できちゃうサラリと書かれるバックボーン。
聡実くんへのお願いも、決して引かないけれど
脅すわけでもない。
彼なりの線引きはしている。
微妙だけれど、確実。

配役も素晴らしすぎる。
絵の下手の組長とか!

後輩くんの正義感も先輩への憧れも、
それでやりすぎちゃうのもすごくわかる。
女の子がオカンになっちゃうのもわかるよー。
「愛」しか言えない教員に
大人の態度の生徒たちが頼もしい。

若い子は映画じゃなくて動画なのね。
いつでも停止できて巻き戻せる。
映画は進むだけ。
そうかあ。

「歌下手」は、役者さんの歌なので、
自然に下手に聞こえるものの、
まりこさん級でもタニちゃん級でもなかったよ。

好きな曲と歌える曲は違う。
名言。


野木さん脚本作品の信頼度が、
またひとつ上がった。


シアタス調布は良い映画館だった。
帰りは大変だけど、また行きたいな。
駅から徒歩2分のはずが
アプリの地図案内が変で
6分ぐるりと建物を1周させられた。
次回は2分で行く!
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