きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「バレエの美神」(最終日)

2006年02月05日 | バレエ・ダンス
プログラム・キャストは初日と同じでした。
感想も概ね同じなので、違う部分だけ書きます。

「オーニス」ロモリ
もともとはトリオで踊るんだよね。
おっさんが3人でクルクル回ったら
きっと楽しいだろうなあ~~~。
ロモリが踊ったから楽しく見られたんだと
本日確認。

「レクイエム」ルジマトフ
今日は黒タイツだったよ。
「『俗』から離れた存在」というのが
こんなにいろんなパターンがあるとはなあ。
「至高」ではなく「孤高」?
なんて言えばいいんだろう。
「入寂」?
うまい言葉がみつからない。
同じ振付でも、見る度に表現していることが違うように思うし
でも、根本は同じように見えるし。
確実なのは、この作品が、
彼の「肉体」に合っているということだ。
笠井さん、ありがとう!

「スパルタクス」チェルノブロフキナ、ザバブーリン
リフトでヒヤっとしましたが、持ち直しました。
さすが夫婦。
もう少し長く踊ってくれれば嬉しいのになあ。
オケでヤバかったのは、金管じゃなくて木管かも。

「眠りの森の美女 ローズ・アダージオ」クチュルク
クリギン、ヒゲなし。

「眠りの森の美女 グラン・パ・ド・ドゥ」ペレン、ファジェーエフ
この二人で全幕を見たいなあ。
今日も美しく可愛い。

「アヴェ・マイヤ」プリセツカヤ
本日も2回。
2回でワンセットなのか?
「グランド・ホテル」のグールシンスカヤは
8回目の引退興行と言っていたけど・・・
「イサドラ」を踊っていた公演が引退興行みたいなもん、とか
言われていたんだよなあ、むかし。
でも、まだ舞台で踊っているんだわよ。
すごいわよ。
それを思うと89歳で舞台に立っちゃう上に、
セリ上がりまでしちゃう春日野よっちゃんってスゴイわよね!
(しかも30分のショーで衣装替え有りの2回セリ上がりを一ヶ月だよ!)

「ドン・キホーテ グラン・パ・ド・ドゥ」シェスタコワ、ルジマトフ
ルジは初日より調子が良さそうです。
構成自体は初日と同じで各種省略はありますが
その代わり・・・
なんか、垂れ流していますよ、あの人。
うひーーーーっっと、思わず叫んじゃう、なにかを。
なんでしょーね。
言葉では言えないけど、
これを見るために金を払うんだよなあ。
決めポーズの時の「手のひら返し」とかさあ、
なんであんなに絵になるのかしら。まったく。
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