きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

タカラヅカ・レビュー・シネマ 星組公演『1789-バスティーユの恋人たち-』フィナーレ上映ご挨拶イベント

2024年01月04日 | 宝塚(星組)






星組1789映画版@丸ピカ舞台挨拶、
なんと司会はいーちゃんだったよ!
ドルビーシネマの説明は7回目で最後で淀みない瀬央さん。
詳しくはどなたかのレポを読んで!

席は縦も横も真ん中ぐらい。
舞台位置が高いので登壇者の目線は私より少し後方。
いーちゃんが限りなく私の正面位置でした。

私の印象に残っているのは。

いーちゃん
アルトワのメイク←特殊メイク

瀬央さん
目を瞬きすると瞳の色が変わります。神なので。

アルトワのすごいところは、自分の手は汚さない。

宮廷靴は履かずロングブーツ。「尖っている人なので」

役作り。
演出家からは「徹底した悪役」、
宝塚だと「彼なりの正義があり」など多面的になりがちだけど、
裏表なく悪役になるようにした。
やりすぎると作品世界から逸れるので、
リアルさを忘れないように。

東京公演など1箇所に長くいるときは掛布団を持って行く。
いーちゃん、「持っているところを見たことない」
瀬央さん、「担いで移動するわけじゃない」(肩に荷物を掛けてるかんじを実演)←送っているそうです

瀬央さん、
年末年始は東京。
昼の回では「箱根マラソン」とおっしゃっていたそうですが、
今回は「箱根駅伝」をTVで見てたとのこと。

あとは、なんだろ。
昨年のご挨拶はスカステを見る限りは台本主体だったけど、
今回はわりと自分のお言葉が多かったのでは。
茶色の髪で前髪が長め。
衣装もブラウンのスーツ、インナーは黒だったかな。
美しくしくて楽しい人だ、やっぱり。
年明けに初めて見る生ジェンヌがせおっちとは、
なんと縁起が良い!拝む 


ドルビーシネマは、座る位置のせいかもだけど、
新宿より映像も音も良かった。
最初は映像がクリアで奥行きがすごく感じられたから軽く3Dだった。
全体的に映像が明るめ(暗い部分もくっきり)は年寄りにはありがたい。

反射的に拍手をしかけて、
身体がぴくっとなる人たくさん 
(私もです)

TOHOはぴあ売りの舞台挨拶でも会員ポイントがつくけど、
松竹は無し。

「誰のために」の冒頭の極美さんムラで見たときと、
東京で見たときは裏声だったような?
ムラ千秋楽だけ下げたのかな。
諸事情があるかもだけど2パターン堪能できるのは、なんだかお得。

ロナン妹の小桜ほのかちゃんの芝居がやはり上手くて。
月組版よりどのキャラも深みがある。

と、いうよりは、
エリザが雪組初演版をヅカ用にカスタマイズした星組版が
その後の宝塚版の基本になったように、
1789も月組版をベースに
どこをどういじれば良いのかが見えたから
星組版ができたんだよね。

バスティーユからピュジェ中尉を助け出し
喜ぶ親子を見るロナンは
自分の父を思い出したんだろうなあ、
ピュジェ中尉をかばったのは
革命とかではなく、
自分の父親にできなかったことをして
自分が父親を死なせてしまったことを償った
そんな気がしました。
大義より、もっと根本的で普遍的で大切なこと。
それをこっちゃんの芝居から感じました。
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