きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「阪急電車」

2011年05月08日 | 映画
TOHOのポイントで見てきました。

宝塚から西宮北口まで。
15分の中でおこるいろんな物語。

グランドホテル形式ですね。
いくつかの小さい話が絡まりあう。

最近では1月に乗りました。
その前にも、神戸(三ノ宮)←→宝塚で
利用したことがあります。
地元じゃないけど、微妙に景色がわかります。

中谷美紀が、元カレの結婚式に
花嫁衣装のような白いドレスで乗り込むのは
予告等で知っていました。
映画が始まって、その場面が出る前に、
あの路線で結婚式場といったら
タカホじゃないか!!と閃きました。
その通りでした。
ああ、知っている、あの入口、あの絨毯。
すごく身近な話に感じられました。

人生、辛いこともあるけど
乗り越え、歩んでいく。
ほんわかした、良いお話しでした。

最後は、
みんなで
宝塚歌劇
観劇だろ!

と思ったのは私だけ?
違う物語を生きている人たちが
ひとつの場所に集まり同じ演目を見るラストって、ダメ?
「愛と哀しみのボレロ」になっちゃうか。

宮本信子の上品さが良かった。
正論だけど、正義感を振り回すワケじゃない。
子供にきっぱり言うけど
子供にちゃんと伝わるように言う。
引き出物を持った花嫁衣装の女性に
「討ち入りはどうだったの?」と
さりげなく聞ける、それが人生の先輩なんだな。

勝地涼と谷村美月のカップルも
初々しくて良かった。
谷村美月を初めて意識したのが
「13人の刺客」だったんだけど、
こっちが「地」なんだろうなあ。
ものすごい女優根性だなあ。感服。

強くなった中谷美紀が
少女をかばう姿も良かったわ。

あとー。
玉山鉄二。
美味しい役どころを
自然に演じている。
いいねえ。
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