きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「雪之丞変化」(午前十時の映画祭8)

2017年05月21日 | 映画
亡き両親の仇を取ろうとする女形は仇の娘に近づく。
彼を手助けするのは義賊の闇太郎。

の、二役を
長谷川一夫が演じる。
正直なところ女形の方は色気の盛りを過ぎているけど、
義侠心溢れる闇太郎は魅力的。

若尾文子の可憐ながらも匂い立つ色気や
キリッとした瞳の山本富士子の美しさに惚れ惚れ。

時代劇ではあるものの
音楽にジャズを使用するなどの
意欲的な試みも有り。

光と影のコントラストが美しい画面は
時々舞台の書き割りのような映像にもなり、
出演者の「型」を際立たせる。

雷蔵、勝新は友情出演みたいなかんじで
出番は少しだけど、
雷蔵が実に可愛い。
みんな、見てね。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 5/20めも | トップ | 「ガーディアンズ・オブ・ギ... »

コメントを投稿