きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「白鯨との戦い」

2016年01月16日 | 映画
階級が違う男達の反目と友情、
仲間内での争い、
軽い勝利の後の大きい戦い、
それから・・・、
と、映画のセオリーが
コンパクトにまとめられていました。
どこが主題かわかりにくくはあるけど、
チキンハートな私には丁度いいドキドキで終わって良かった、
というのが正直な感想です。
物足りないと思う人もいるかな。

小説「白鯨」の映画版ではないので、
鯨はあんまり出てきません。
そこは期待はしない方がよろしいかと。

エセックス号の悲劇は知っていたけど
それが「白鯨」の元ネタだったとは!
今回の映画で繋がりました。
「無駄にしない」は遺体を包む布のこと?
と最初は思っちゃった。

帆船にウハウハ。
洋上を走る船の映像はワクワク。

クリヘムは安定の役。
キリアン・マーフィがこういう役は珍しいね。
2Dで見てもそれなりに迫力があります。
3Dで見たら船酔いしただろうな。

ラストの「ペンシルバニアでは・・・」の台詞が
一つの時代の終わりを告げていて切なかったけど、
それがこうも、現代の争いの火種となるとはねえ。

最後の白鯨の目を見て銛を打ち込めなかったのは
自然に人間は勝てない、ということだといいなあ。
賢い動物を殺しちゃイカン、ではないといいなあ。


映画の中の白鯨は怖かったよ、悪魔だったよ。
我が家のくじらはこんなに可愛いのに!

帰宅してすぐにモフモフしました。
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