私はスプリングスティーンの世代ではないけど、
カセットテープから流れてくる歌を狂気のように聞き入り、
それが人生の指針になる過程はとてもとても良くわかる。
話として、彼が偉業を成し遂げたのではなく(学業は優秀だけど)、
ただのファンなのが良い。
父との和解も音楽が与えた活力が元でも、
普段の生活の流れで、というのが良かった。
家族を捨て国を出た父は、
家長主義の国の風習を変えない。
染み付いたものか、拠りどころなのか。
現地で暮らすためなのか、
子供たちへの教育的観点からなのか、
同郷の夫婦であっても移民後は簡単な英語で会話しているのが驚き。
あれは映画だからなのかな。
実際にもそうなのかな。
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