きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ウルフウォーカー」

2021年01月24日 | 映画


すごく面白かった。
アニメーション映画として、
絵も動きも美しく活力があるし、
話はどこに落ち着くかわからず
ドキドキしっぱなしだった。

狼がアングロサクソンに追い出されたケルトなんだろうけど、
それを重ねなくても単純に楽しめた。

こういう話にありがちな、
娘のやらかしで親がどうにかなっちゃうかと
ハラハラだったんだけど、
最後は親ごとハッピーエンドで良かった。

平面と立体が混在する絵も面白かったなあ。

キリスト教が土着の神を駆逐した話でもあるんだろうなあ。
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「パリの調香師」

2021年01月24日 | 映画


あらすじでは女性調香師側の話かと思ったら、
運転手がメインサイドの話だった。
仏映画だけどほぼ恋愛話は無し。

若くはない2人が
それぞれ少しずつ
自信を取り戻す過程を
優しく描いていた。

調香師の仕事より、
運転手組織と仕事の割当システムが興味深かった。

ヒロイン(?)が、
「調香師」「世界的有名ブランドと仕事」から
イメージする華やかな天才キャリアウーマンでは全くない、
普通の地味なおばさんというビジュアルが良かったな。
男性側はいかにもダメダメお父さんだったけど。

と、思ってたら、
「リード・マイ・リップス」主演女優か!
そうか!
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「さんかく窓の外側は夜」

2021年01月24日 | 映画


志尊くんの芝居がメチャ良い、
ってか上手い。
滝藤さんの芝居も良い。
おかだまが大人の方なんだ新鮮。
平手友梨奈ちゃん可愛い。

映画としては超つまらない。
役者の芝居で1200円の元は取れるけど、
作品としては良いところがない超駄作。

霊が見える人がいるのはわかったけど、
もう1人が彼を通して見える理由とシステム、
そこから祓うシステムは説明無し。
彼に触れて三角形を作る理由の説明も無し。
皆の改心も超唐突。
なのに話のテンポがものすごく緩い。
ビデオなら1.5倍速だ。
台詞の前後に無駄すぎる間がありすぎ。
全員シブジュンだ。

なによりビジュアルがダサい。
呪いの「貯金箱」の場なんか、
60年代のテレビドラマ並みだ。
21世紀の絵面じゃないよ。
そんなに低予算なのか?
なんでわざわざ「作り物でーす」で見せるんだ?
超リアリティを求めはしないけど、
こんな、「そのへんの樹脂を固めました」で
画面を埋めなくてもいいじゃん。

低予算でセットにこれ以上金はかけられません、
に、しても、
撮り方で工夫はできない?
高校生の自主制作映画並みの絵面よ。

ラストに英語の歌がかかるのもダサい。
最後は続編匂わせだけど、
いや、そもそも「呪いの印」って
本編ではっきり出してないでしょ。

しかし、志尊くんの芝居だけでも1200円はOKだよ。
うん。
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