きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「HEADS UP!/ヘッズ・アップ!」

2018年03月10日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)

名優の名舞台、記念すべき上演1000回で
終了したはずだった。
しかし名優は1001回目をやると宣言。
助手から初めて舞台監督を務める若者、
制作、衣装、美術、さまざまな人が
名優に振り回される。
果たして、幕は開くのか。


役者だけでは舞台は成り立たないし、
幕が降りた後でも仕事は続く。
舞台と制作スタッフに対する深い愛は伝わってくるが、
それにしても二幕が冗長。
群像劇にしても少々まとまりに欠けた。
ダーイシならもっと上手く料理できそう。

哀川さんの生の「ソイヤッ!」は嬉しかった。


ゆーひの女役に見覚えを感じたが、
アレだよ!フローレンス!

今さんが素晴らしく芸達者だった。


中川あっきーも
流暢な台詞回しに説得力ある芝居に
感情がこもった歌、とすべてが良かった。

橋本じゅんさん、青木さやかをはじめ
出演者はみな役に合っていた。
それだけに、長すぎる話の盛り上がりポイントが
狙い通りになっていないのが勿体ない。
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一番カフェダイニング TIGER & BUNNY@池袋

2018年03月10日 | タイバニ


なんのことやらよくわからないまま
年明けだかに情報がTwitterで流れてきたので
よく考えずに予約、決済しちゃいました。

指定時間に行くと、まずは人数確認と
グッズの受取。

池袋店は店舗4階が会場です。
狭い階段を昇ります。

コンパクトな店内。
お店の人が案内するも
お気に入りのおてだまぬいの席に
移動しちゃう勝手な客達。
私はWT席!

アトランダム封入は
全部バニーちゃんだった。

ランチョンマット。


卓上にはフォトアルバム。(持ち帰り不可)



たぶん、一番くじ賞品。

紙袋は大きい。










キャンバスのアレも展示。




ご飯は3種から選択。
私はロコモコプレート。


ドリンクは「豊富なメニュー」が売りだけど
迷う時間は与えられず、即決を求められます。
とりあえず、目に入ったキャラメルラテで。



ご飯代込みで予約支払済のはずなのに
伝票がテーブルに置かれて驚いたよ。
(ご飯代は1500円でした)

お店側には盛り上げようとする気は
全くないみたい。
場所貸しして安定した予約数ゲット、
一番くじ側はセット商品を売る、
という、winwin商売なかんじでしょうか。
せっかくだから乗るけどね。

キッチンカウンターから
チラ見するヒツジ。



全体的に。
入口でブツを受け取り、
雑居ビルで配給された食事を黙々と食べる
謎空間のようでした。
キャラクロのようなテーマ性は皆無だけど、
これはこれで面白かったです。
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「招かれざる客」(午前十時の映画祭8)

2018年03月10日 | 映画


妻子を亡くした黒人医師と若い白人女性の結婚話に
動揺する両家の両親。

「愛は少しお互いを傷つける」という主題歌のとおり、
困難な問題に傷付く人々。
それは男女だけでなく、親子も。

主題もさることながら、
密室劇に近いシチュエーションで
脚本のシャープさに唸る。

娘の明るさは皆を照らした。

ごく少数の出演者で緊迫した空気を維持し続けるのも見事だし、
単純に肌の色の対立だけでなく、
有色内での葛藤もある。
「息子、それだけは言うな!」と思うのは
私が親世代になったからか。

問題の終着点は、ただ、たんに、愛だった。
そこに至る過程も、その結論も、
とても素敵だった。

リベラル派としては、
黒人を否定できないが、
娘の夫となると話は別。
その葛藤を素晴らしい演技で表現した
トレイシーとヘプバーンに拍手!

と、いうわけで。
「午前10時の映画祭8」はこれにて終了!
28作品中24作品を見ました。
頑張った!
次回も早起きを頑張るぞー!
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