きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「怪物はささやく」

2017年07月06日 | 映画
「パンズラビリンス」系のダークファンタジーだと思ったら全く違って、
子供が親の死を認める話で、
今の私にはちょっと辛かった。

「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」のように、
子供は実はわかっているのに、
わからないふりをして、
親を騙していることになってしまうことについて罪悪感を持ち
それを罰してもらいたいと思う。

自分の中で消化できない感情は
わけのわからない行動となってしまい、
そのことにもいらだつ。

だって本当はすべて正確に知っているんだもんね。
でも、知っている、と、それを認める、というのは別な話。
そして自分の中で消化しきる前に親は死ぬ。
もろもろのズレが怪物となる。

駄洒落みたいだけど、
消化から昇華の話だよね。

シガニー・ウィーバーが普通の母で祖母で、
でもそれがしっくりきていた。
娘が死のうとしていて、それだけでも手一杯なのに、
孫がいうこときかないわ、暴れるわで、気の毒だったわ。
この三世代で私に一番近い世代はこの祖母かなー。
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「シャンテ衣装展」(雪組)

2017年07月06日 | 宝塚(プチ・ミュージアム、衣装展示等)
中日劇場公演「Greatest HITS!」から















「私立探偵ケイレブ・ハント」







イヴォンヌの服は生地からヘンだった。
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