きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

9/10メモ

2016年09月10日 | 小山卓治


本日の小山さんはギターの音色を重視するアレンジ&演奏で、
細心の注意と集中力で弦を弾く指先に見とれていました。
息継無しのような長いフレーズを交えたセッションも緊張感が漲り、
実に面白いライブでした。

目黒さんの音はどう書けば適切なんだろう。
ドライ、というと、感情が無いみたいだし。
ウェットさが無い、湿気が少ないい、湿度が低い、とか?
三浦さんからは荒野の空気を感じるけど、
そこまで人里離れてはいない
「外国」の「都会」の湿度というのかな。
それはアメリカの空気なのかな。
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「9月に降る風」

2016年09月10日 | 映画


台湾文化センターの映画上映会で「九月に降る風」を鑑賞。
台湾映画らしい瑞々しい青春映画。
馬鹿男子7人が、連み、ヤンチャし、恋し、喧嘩し、別れ、進む。
随所でホロリ。

公開は2008年だけど、作品の舞台は1996年。
まだ嫌煙の波は押し寄せず、
大人も子供も煙草スパスパ。
台湾のプロ野球界は賭博問題に大揺れし、
台湾の若者は日本の若者文化を好み、
男の子の部屋には桜木花道の人形がある。

午前に見た映画も似たような世代の若者の話で
抑圧する親世代と、それに対する子供世代の反発の仕方は
いまいちわからなかったんだけど、
こちらは「わかる、わかる」の部分多し。
国は違えど、あの年代の子供の気持ちの流れは
万国共通な部分もあるよね。

台湾映画なのに見たことがある人がいると思ったら
やっぱりエリック・ツァンだった!
上映後のトークショーによると
この映画の脚本を読んだツァンの娘が感動し父に紹介し、
ツァンがプロデューサーになったとのこと。
台湾版の他に大陸版、香港版も企画。
大陸版は流れたみたいで、香港版は「ハイヌーン」、日本未公開。

トークショーでは台湾の俳優事情なども紹介。
台湾は若手俳優をストックしている事務所が少ないため
若手俳優はスカウトでゲット。
学校前に長時間いると不審者なので
学校近くのコンビニ等で張る。
または西門。
演技初心者が多いなどデメリットもあるけど、
役にぴったりな役者を見つけられるメリットもある。

この映画は監督の初長編作品で、
いまだにスタッフ・俳優が
年に1回集まっているなど、
貴重なお話をたくさん聞けました。
ありがとうございました。
(写真は抽選会でいただいたプログラム)
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「いまを生きる」(午前十時の映画祭7)

2016年09月10日 | 映画


おばちゃんには若い男の子の見分けがつかず、
話がいまいちわからなかった。

寄宿学校や大人への反発はよくあるテーマにしても、
ひとりの教師にすべてを押しつけて幕引きはどうなの?
公立ならともかく、
彼のことをわかって採用したんじゃないの???

男の子の悪ふざけのノリや、いきがり方は、
なんだかわからんなー。
親御さんだって子供を遊ばせるために働いているわけじゃないんだし。
ついでに言うと向こうの「詩」もよくわからん。

「プロテスタントの寄宿学校」(←たぶん)ってのがミソなんだろうな。
神は支配階級も作ったから
その階級に属する者の進路は神が定めたものであり
そこから外れるのは罪。
という発想が根底にあるから
あんな馬鹿な反発しかできないし、
最悪は、神の道に背く自殺しか道が無い、
ってことなんだろうなあ。

それを踏まえても、私にはわからない世界だ。
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