きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「会議は踊る」

2015年04月11日 | 映画
今日の新文芸坐のメニューは<黒澤明が愛した10本>からの3本立て。
「その3」は「会議は踊る」。
今日の目的はこれでした。

初めてテレビ放映で見たときは
ナポレオンの帰還と、それでパーティが突然終わることが
よくわからないくらい子供だったけど、
主題歌が凄く印象的だった。

今日聞いてもやっぱり名曲だと思う。
すごくすごく好き。
もう一曲の方も記憶から蘇った。

大人になって見ると、
素敵だと思っていたロシア皇帝はクリステルをすっかり忘れてたひどい人で、
でも偉い方はそんなものだと思うし、
悪人だと思っていたメッテルニヒは下衆だけど魅力的だった。

ドイツ娘は胸が平たいのね。

「ロシアン・バレエ」は韃靼人のような気がする。
ちょっと年代は合わないけど
映画が作られたときの「ロシアン・バレエ」のイメージがアレなんだろうな。
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「アッシャー家の末裔」

2015年04月11日 | 映画
今日の新文芸坐のメニューは<黒澤明が愛した10本>からの3本立て。
「その2」は「アッシャー家の末裔」。

代々、妻の肖像画を描くことに執心のアッシャー家当主。
当代も熱心に描いている。
だが、だんだんと妻から生気が失われていく。


映像美に特化した作品らしいけど、
話が進まずイライラした。
当時としては画期的だったんだろうな。

なにかっちゃ男二人が寄り添う図が多いので、
(アッシャー家当主が実に美中年だった)
別な物語を頭の中で展開しそうになった。
ごめんなさい。
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「カリガリ博士」

2015年04月11日 | 映画
今日の新文芸坐のメニューは<黒澤明が愛した10本>からの3本立て。
「その1」は「カリガリ博士」。

道を訪ねてきた男に、若者は話し始める。
親友の死、婚約者の狂気に繋がる恐ろしい物語を。

いろいろ変な美術は「表現主義」というのね。
一歩間違えれば安っぽい書き割りだけど
(実際に低予算だったらしいけど)
それがなんとも言えない世界を表しています。
普通に写実的に作ったらよくある作品になったかもしれないけれど
隈取り的なメイクと相まって
素晴らしく完成された世界になっていました。

ラストのドンデン返しも実に鮮やかでした。
そうだろうな、と予想がついても
「切り替え」の巧さには感嘆のため息。

今回は弁士の説明付きでした。
始まったばかりのときは
字幕と弁士の台詞のタイミングも、
台詞自体も違うので、
どう見ればいいのかわからなかったけど、
話のテンポが良いので上手く乗れて見ることができました。
すごく良かった!!
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「モフィ展 -コットンアニメ『うさぎのモフィの』世界-」

2015年04月11日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)
コットンアニメーション「うさぎのモフィ」、
私は放送は見たことはないのですが
人形たちはなんとなく目にしていました。

たまたま池袋で時間ができたので
西武ギャラリーに行ってきました!

場内は撮影可(三脚、フラッシュ等は禁止)です。


可愛すぎて、見ていて発狂しそうでした。


















私はよく知らなかったのですが
デザインはリラックマの生みの親・コンドウアキさんで
制作がイタリアの会社なのかな?
制作会社資料。
レイアウト、背景設定など。





制作スタッフの作業風景や
インタビュー動画もあり
皆さんが作品をとても愛しているのがわかりました。

アニメーションの制作過程の展示もありました。
これは水しぶき。
撮影のためにいろんな段階の水しぶきが
作成されているのがわかります。



コンドウアキさんの原画もありました。




すごく楽しかったです!
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