「琥珀色の雨にぬれて／Celebrity －セレブリティ－」宝塚星組

ヴェローナの合間に
ニースに行ってきましたのよ。
おほほ
とか言ってみたり。
東京近郊の土日ということで
場内は満席でした。


芝居は名作の再演。（５回目の上演かな）。
ちえねねには大人な世界が良く合う。
煮え切らないような、自然のような、
不倫のような、純愛のような、
熱愛のような、友情のような、
なんともいえない気持ちが流れる。
理性のやりとりの中に潜む本音と衝動。
いいわ～。
不倫はいけないけど、
抗えない気持ちを持ってしまうことは
大人になってからもある。
背徳感はそれほどないけど、
そういう話でもいいんじゃないかー。

ちえまさはなかなか合うね。
前に見たのはオサ主演で、
クロードとルイ（あさこちゃん）がラブラブだったんで
（ＹＯＵ達、シャロン抜きでくっついちゃえよ、みたいな）
これぐらいの緊張感がある方が
話としてわかりやすい。

はるこちゃんは上手いだけに
フランソワーズがウザ過ぎる。
最後の場面も、妻として当然の行動なのに
止めるなよ！と思わせなきゃいけないから
けっこう難しいかもね。

どいちゃんが若すぎるわ～。
みっきぃじゃダメだったのかなあ。
星組事情がわからないので
彼女にこの役が適正かは判断できないけど
私には、としちゃんがいるのに
まんちゃんの方が台詞が多い役、
みたいなイメージで違和感があった。
彼女は職人系ダンサーだと思っていたので。
声もおっさんなら適材なんだろうけど
からんちゃんとか、
新公学年ぐらいの若さを感じちゃう声なんだよなー。
芝居自体はイイし
はるこちゃんとの兄妹は納得だけど
ちえちゃん比では子供っぽいんだなー。　

曲はバリバリ昭和歌謡。
　　♪悲しいよね　人生は～　
　　　セラヴィーーーッ
いいよね～。
これぞ宝塚！

意外と覚えているようで
新鮮な場面もあった。
前に見たときは併演のショーにチャーリーが出てきて、
そのため、そこだけを中心に
記憶が上書きされていたのかも。
改めて話を見た気分。

しかし、主演二人はどっちつかずだけど
それ以外は不倫が多いよねー。
お子様・家族連れには向かないかも。


ショーは、映像無し人数少なめでも
上手く作り直して華やかだった。
トップモデルの場面のねねちゃんのマイクは
入っていなかったのか、
もともと付けていないのか？

どいちゃんはすずみんの役に入っていることがあり
こちらでも違和感。
喜ばしいことではあるんだけど。

しかし、まさこがいると
ちえちゃんが普通サイズに見えるわねー。
不思議だわー。
まあ、そのぶん、まさこがデカすぎと
感じることが無くて良いのかしら？

柚長の踊りも堪能した！


カーテンコールで。
ご当地ジェンヌ紹介の前に
曲がかかってしまい、
隣近所と顔を見合わせるちえちゃん。
最後に無理やり二人を紹介してました。
間に合って良かったね。

新宿バルト９の「タイバニカフェ」他

新宿バルト９の「タイバニカフェ」に行ってきました。

公開を記念のドリンクは２種類。
「崖っぷちヒーローご愛飲！ハンドレッドパワー・キウイ・ドリンク」
　～ヒーローは体が資本！旨いだけじゃなく、
　ビタミンCとビタミンEが豊富で、栄養満点だ！～

と、

「ルーキーヒーローご愛飲！ハンドレッドパワー・クランベリー・ドリンク」
　～美容にも最適なポリフェノールが豊富です。
　女性におすすめですが、おじさんが飲んでも構いませんよ。～


もらえるコースターは全８種（アトランダムで選べません）


店内は名場面集（？）のパネルたくさん

真ん中のユーリも緑の汁を飲んでいる？

外看板もタイバニ


ちなみにロビーなどはすでにその先の「００９」特集。
ジェットが飛んでいたり。

（スカイハイとの共演が見たいかもー）
１階エレベーター誘導の方達が
００２と００３のコスプレでビビりました。

ついでに。
ＭＯＶＩＸ系はスカイハイのスポンサー。
午前中に亀有に行ったら映画館スタッフが
タイバニのＴシャツを来ていました。
黒地に、白文字ロゴと、虎＆兎のマーク。
すごくテンションが上がっちゃった。
（もしかしてバルト９やピカデリーのスタッフも着ているのかな？）
立体看板もありました。

いよいよですね！


【9月27日追記】
BEAMS「タイム カフェ 渋谷」とのコラボについては
下記ページをご覧ください。
・BEAMS「タイム カフェ 渋谷」
　http://www.beams.co.jp/news/detail/542

【10月23日追記】
タイムカフェの簡単な感想は
10月15日の記事をご覧ください。
「タイムカフェ渋谷　－HERO ACADEMY'S CAFE－」（10月15日）

「プロメテウス」

2089年。
「人類の起源」の謎を求めて旅立った学者チーム。
辿り着いた星で、彼等は驚愕の事実を知る・・・。


映画としてはつまらない。
人物紹介があって、
この器具は後で使われて、
このコンビは序盤にアホとして死んで、
この辺はカッコイイ死に方をする、
と、展開が読めまくり。
王道を堂々と、ではなく、
それなりに考えて作っているみたいのが
かえって拍子抜け。
セオリー通りに作ったために起きる「なにか」は
感じられなかった。
「エイリアン」の序章らしいけど・・・

惑星も、宇宙船の映像も、
なんだかどこかで見たことがある。
私は「エイリアン」を見てないんですが、
見ていればなにかしら
「合致」するところがわかったのかな。


主人公はひたすら強い。
どころか、「お前ら特攻して死ね」
、って、何様だよ！原因のクセに。

ノオミ・ラパスは
「ミレニアム」シリーズでは
良い役者さんだと思ったけど
こういった大資本映画の主役としては
存在感が薄い。
シャーリーズ・セロンと逆なら良かったかも？
なにしろ「知性」があんまり感じられないのが辛い。
恋人の死は悲しいが、
それはそれとして、
真実を探求したい学者の顔が見えてこない。
演出も悪いとは思うけど
その辺のネーチャンにしか見えないんだなあ。
タフそうなのは良いんだけど。
演技力がないわけじゃないんだけど。
逆にシャーリーズ・セロンは短い出番ながら
一癖も二癖もある人物を好演。

駄作を見ちゃった感がおこらないのは
ファスベンダーのＰＶとしては
素晴らしいデキだったから！
無機的なような、そうでないような表情が
なんとも魅惑的で素敵。
Ｐ．オトゥールに似てるって
誰が気が付いたんだろう。
うちにも一台欲しい。
彼の演技に1,300円は申し訳ないぐらいだわ！
ふへへへ！　
宇宙人に「イイ子、イイ子」されるときの
誇らしげな顔が特に印象的。
その直後にああなってビックリ！！


人間の創造主は星の彼方から来た、
ってことですが、それはデネブ？
とうっかり思う。
この映像技術でキャプテン・フューチャーを
実写化してくれないかなあ。
見てみたいなあ。
すごく良いと思うんだけどなあ。