きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「琥珀色の雨にぬれて/Celebrity -セレブリティ-」宝塚星組

2012年09月08日 | 宝塚(星組)
ヴェローナの合間に
ニースに行ってきましたのよ。
おほほ

とか言ってみたり。
東京近郊の土日ということで
場内は満席でした。


芝居は名作の再演。(5回目の上演かな)。
ちえねねには大人な世界が良く合う。
煮え切らないような、自然のような、
不倫のような、純愛のような、
熱愛のような、友情のような、
なんともいえない気持ちが流れる。
理性のやりとりの中に潜む本音と衝動。
いいわ~。
不倫はいけないけど、
抗えない気持ちを持ってしまうことは
大人になってからもある。
背徳感はそれほどないけど、
そういう話でもいいんじゃないかー。

ちえまさはなかなか合うね。
前に見たのはオサ主演で、
クロードとルイ(あさこちゃん)がラブラブだったんで
(YOU達、シャロン抜きでくっついちゃえよ、みたいな)
これぐらいの緊張感がある方が
話としてわかりやすい。

はるこちゃんは上手いだけに
フランソワーズがウザ過ぎる。
最後の場面も、妻として当然の行動なのに
止めるなよ!と思わせなきゃいけないから
けっこう難しいかもね。

どいちゃんが若すぎるわ~。
みっきぃじゃダメだったのかなあ。
星組事情がわからないので
彼女にこの役が適正かは判断できないけど
私には、としちゃんがいるのに
まんちゃんの方が台詞が多い役、
みたいなイメージで違和感があった。
彼女は職人系ダンサーだと思っていたので。
声もおっさんなら適材なんだろうけど
からんちゃんとか、
新公学年ぐらいの若さを感じちゃう声なんだよなー。
芝居自体はイイし
はるこちゃんとの兄妹は納得だけど
ちえちゃん比では子供っぽいんだなー。 

曲はバリバリ昭和歌謡。
  ♪悲しいよね 人生は~ 
   セラヴィーーーッ
いいよね~。
これぞ宝塚!

意外と覚えているようで
新鮮な場面もあった。
前に見たときは併演のショーにチャーリーが出てきて、
そのため、そこだけを中心に
記憶が上書きされていたのかも。
改めて話を見た気分。

しかし、主演二人はどっちつかずだけど
それ以外は不倫が多いよねー。
お子様・家族連れには向かないかも。


ショーは、映像無し人数少なめでも
上手く作り直して華やかだった。
トップモデルの場面のねねちゃんのマイクは
入っていなかったのか、
もともと付けていないのか?

どいちゃんはすずみんの役に入っていることがあり
こちらでも違和感。
喜ばしいことではあるんだけど。

しかし、まさこがいると
ちえちゃんが普通サイズに見えるわねー。
不思議だわー。
まあ、そのぶん、まさこがデカすぎと
感じることが無くて良いのかしら?

柚長の踊りも堪能した!


カーテンコールで。
ご当地ジェンヌ紹介の前に
曲がかかってしまい、
隣近所と顔を見合わせるちえちゃん。
最後に無理やり二人を紹介してました。
間に合って良かったね。
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