きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ロミオとジュリエット」宝塚月組(東京3回目)

2012年08月26日 | 宝塚(月組)
東京みりロミ2回目。

なんだかわからんが、
バルコニーの場面で涙が出てきた。
青春の煌めきが眩しい。
こんな幸福感に包まれるのは、この時だけなんだな。
人生でただ一度の輝き。
純粋すぎて泣ける。


ティボルトの「本当の自分」的ソングとか、
ロミオの「僕は怖い」とか、
いちいち納得しながら聞いています。
特に「僕は恐い」は、星、雪より
もっとも身近に思える。
子供達にとってみれば
自分の属する世界がこの世の全てで
そこから外れることに恐怖を感じる。
そしてこの世に「死」があるのを知り始めるのも
この年頃だよね。
星、雪では唐突に思えた曲でしたが
月だと自然な流れに思えます。


マントヴァで、ベンがロミオを一人にしなければ、
と、ムハムハ妄想。いや、想像。


24時間ぐっすり眠れて、
さわやかに目覚める薬を私にもください、神父様!


まだ上手くまとめられなくて書けないんだけど、
「どうやって伝えよう」の歌詞、
「昨日までの俺たちは世界治める王だった」と
過去形になっているのが、ものすごく切なくては痛くて好き。
子供の世界はある日突然崩れるんだよね。
コメント
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