水香ちゃんは良かったよ!
最近見たのが、ナタリー・ポートマンだったから
スタイルの良さが目に染みた。
綺麗で長い手足。
ビューティホー。
踊りもかなり好みになってきた。
やりすぎなところも、個性だと思えるようになってきたし。
どちらかというと黒鳥の方が好きだな。
「魔性」じゃないです。
「魔物」ですね。
さらに言えば、「妖怪変化」の方に近いかも。
オディールは、ロットバルトの娘という説もあるけれど
私は、基本的には、ロットバルトが
ジークフリートを惑わすための「幻」だと思っています。
肉体を持っていない存在、
ロットバルトの魔術で生み出された
悪意の塊のようなイメージ。
そんな私でも納得しちゃう、実在する妖怪、
みたいなカンジでした。
ときどき王子の顔をしたから覗き込むところが
もう、媚び媚びで。
嫌味に思う人もいるかもしれないけれど
あれじゃウブな男は落ちるよ!と思わせて
私はイイと思うよ。
32回転は、基本はシングル・シングル・ダブル。
(トリプルもあったらしい)
マシュー君も素晴らしかった。
1幕前半は、まだ緊張感があったかな。
初めての版だろうし。
特に、高村さんとは、身長のせいか
サポートが難しそうだった。
オデットが現れてからは
王子の踊り・芝居はオーソドックスな流れに入れるので
調子が出てきたみたい。
彼は顔に似合わず(失礼でゴメンね)、
踊りにしろ、芝居にしろ、
「やりすぎない」んだよね。
顔や雰囲気が濃いので、
いろいろな部分が、やや控えめで、
それが気品に繋がっていると思う。
例えばだけど、否定を表すのに、
顔をブンブン振って全否定しそうな顔なのに、
実際は、片手を静かに横に上げるだけとか。
それだけの動作でもちゃんと伝わる。
そういうところ、好きだなー。
もちろん踊りも良いよ!
手足が綺麗に伸びているし、正確。
前述のように、飛びすぎてバランスを崩す系じゃないので
安心して見てられる。
キメ、綺麗に決まるけど、
これ見よがしじゃないのが好印象。
水香ちゃんとは身長的なバランスも
演技面でも合うので、また来て欲しいなあ。
あ、ツイッター等で告知されていたとおり髭無しです。
若いです。
パ・ド・ドゥのヴァリは
チャイパドじゃない方。
衣装は前半は、白地にゴールドっぽい模様の上着に白タイツ。
後半は黒地に百合っぽい柄、腰回りはベルト風に灰色タイツ。
お着替えがあって良かった。
フォーゲルくんは一着だけだったから。
ロットバルトの弾くん。
湖畔ではマスクをしていても若さが目立つ。
が。
舞踏会では。
髭付き、兜無しでした。
恐いメイクも似合っていて、
いい具合に胡散臭かったです。
胡散臭い顔にアップリケ。
この組み合わせがたまらんね。
道化は松下くん。
化粧はそんなに濃くない?
大嶋くんや古川くんがいたときは
若い子がようやく道化に上がってきたなあ、
と思ったけど、
いまや堂々とした中堅ですね。
踊りも芝居も盤石。
トロワは、、、
んーと、
衣装のせいか、精彩無し。
雨だから舞台がどーとかなのかな、と思うぐらい。
3人とも舞踏会ではイキイキとしていたので
体調とかではないと思うんだけど。
音楽にあまり合っていなかったイメージ。
スペインは、
えーと、
木村さんの髪型ばかり見てました。
なんでしょ。
微妙なオールバック的な?
ちょいと分け目が、うーんと、、、
まあ、見てみてください。
後藤さんの髪は短め。王子仕様かな。
川島さんは、井脇さんとはまた違う妖艶さ。
井脇さんは大人の女の魅力を振りまいてました。
マズルカ隊、髭は一律だと思っていたけど
2パターンぐらいある???
マールイほど、各自の個性にあわせているわけではなさそうだね。
白鳥は、ソリストは良かった。
特に3羽の白鳥はみな綺麗。
しっとりとした踊りでした。
コールドはいまいち揃わず。
揃わなくても気にならないフォーメーション・振付だけど。
宮廷の女性も、いまみっつぐらい。
ドレスでの動きも綺麗じゃないし、
華やかな雰囲気もない。
それを言うなら王妃がねー。
どこの小娘だよ、ってぐらい若い。
若いマシューくんより、若い。
なんで、こんなキャスティング???
若くても雰囲気によっては
王の後妻、王子の義理の母、と脳内変換できるけど
松浦さんでは、それも無理だった。
こここそ井脇さんとか入れればいいのになー。
音楽が遅めの時があり、
なんとなく、舞台全体にバラバラ感が漂っているときがあった。
たぶん明日以降は、
もっと一体感が出てくるんじゃないかな。
希望。
ラストの、ロットバルトから王子への
オデット引き渡し、
ちゃんとできていました。
良かった。
ボッレの時は千春ちゃんが落っこちちゃったからなあ。
いまだにちょいとトラウマ。
オケはあんまり良くない。
ハズしたところもいくつか。
カーテンコールの時、
(まだ幕が全開のとき)
水香ちゃんは花束から薔薇を一本抜き、マシューへ。
マシューも同じことをしようとしたら
幕が閉まっちゃいました。
そのあとの幕前のアンコールで
無事、水香ちゃんへ渡せました。
【配役】
オデット/オディール:上野水香
ジークフリート王子:マシュー・ゴールディング
王妃:松浦真理絵
悪魔ロットバルト:柄本弾
道化:松下裕次
【第1幕】
家庭教師: 佐藤瑶
パ・ド・トロワ:高村順子-佐伯知香-長瀬直義
ワルツ(ソリスト):
西村真由美、乾友子、高木綾、
奈良春夏、田中結子、矢島まい
【第2幕/第4幕】
四羽の白鳥:佐伯知香、森志織、岸本夏未、阪井麻美
三羽の白鳥:高木綾、奈良春夏、田中結子
【第3幕】
司会者:佐藤瑶
チャルダッシュ
(第1ソリスト):乾友子-長瀬直義
(第2ソリスト):森志織、阪井麻美、氷室友、小笠原亮
ナポリ(ソリスト):高村順子-松下裕次
マズルカ(ソリスト):奈良春夏、田中結子、宮本祐宜、梅澤紘貴
花嫁候補たち:
西村真由美、佐伯知香、村上美香、
吉川留衣、岸本夏未、渡辺理恵
スペイン:井脇幸江、川島麻実子-木村和夫、後藤晴雄
指揮:井田勝大
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
最近見たのが、ナタリー・ポートマンだったから
スタイルの良さが目に染みた。
綺麗で長い手足。
ビューティホー。
踊りもかなり好みになってきた。
やりすぎなところも、個性だと思えるようになってきたし。
どちらかというと黒鳥の方が好きだな。
「魔性」じゃないです。
「魔物」ですね。
さらに言えば、「妖怪変化」の方に近いかも。
オディールは、ロットバルトの娘という説もあるけれど
私は、基本的には、ロットバルトが
ジークフリートを惑わすための「幻」だと思っています。
肉体を持っていない存在、
ロットバルトの魔術で生み出された
悪意の塊のようなイメージ。
そんな私でも納得しちゃう、実在する妖怪、
みたいなカンジでした。
ときどき王子の顔をしたから覗き込むところが
もう、媚び媚びで。
嫌味に思う人もいるかもしれないけれど
あれじゃウブな男は落ちるよ!と思わせて
私はイイと思うよ。
32回転は、基本はシングル・シングル・ダブル。
(トリプルもあったらしい)
マシュー君も素晴らしかった。
1幕前半は、まだ緊張感があったかな。
初めての版だろうし。
特に、高村さんとは、身長のせいか
サポートが難しそうだった。
オデットが現れてからは
王子の踊り・芝居はオーソドックスな流れに入れるので
調子が出てきたみたい。
彼は顔に似合わず(失礼でゴメンね)、
踊りにしろ、芝居にしろ、
「やりすぎない」んだよね。
顔や雰囲気が濃いので、
いろいろな部分が、やや控えめで、
それが気品に繋がっていると思う。
例えばだけど、否定を表すのに、
顔をブンブン振って全否定しそうな顔なのに、
実際は、片手を静かに横に上げるだけとか。
それだけの動作でもちゃんと伝わる。
そういうところ、好きだなー。
もちろん踊りも良いよ!
手足が綺麗に伸びているし、正確。
前述のように、飛びすぎてバランスを崩す系じゃないので
安心して見てられる。
キメ、綺麗に決まるけど、
これ見よがしじゃないのが好印象。
水香ちゃんとは身長的なバランスも
演技面でも合うので、また来て欲しいなあ。
あ、ツイッター等で告知されていたとおり髭無しです。
若いです。
パ・ド・ドゥのヴァリは
チャイパドじゃない方。
衣装は前半は、白地にゴールドっぽい模様の上着に白タイツ。
後半は黒地に百合っぽい柄、腰回りはベルト風に灰色タイツ。
お着替えがあって良かった。
フォーゲルくんは一着だけだったから。
ロットバルトの弾くん。
湖畔ではマスクをしていても若さが目立つ。
が。
舞踏会では。
髭付き、兜無しでした。
恐いメイクも似合っていて、
いい具合に胡散臭かったです。
胡散臭い顔にアップリケ。
この組み合わせがたまらんね。
道化は松下くん。
化粧はそんなに濃くない?
大嶋くんや古川くんがいたときは
若い子がようやく道化に上がってきたなあ、
と思ったけど、
いまや堂々とした中堅ですね。
踊りも芝居も盤石。
トロワは、、、
んーと、
衣装のせいか、精彩無し。
雨だから舞台がどーとかなのかな、と思うぐらい。
3人とも舞踏会ではイキイキとしていたので
体調とかではないと思うんだけど。
音楽にあまり合っていなかったイメージ。
スペインは、
えーと、
木村さんの髪型ばかり見てました。
なんでしょ。
微妙なオールバック的な?
ちょいと分け目が、うーんと、、、
まあ、見てみてください。
後藤さんの髪は短め。王子仕様かな。
川島さんは、井脇さんとはまた違う妖艶さ。
井脇さんは大人の女の魅力を振りまいてました。
マズルカ隊、髭は一律だと思っていたけど
2パターンぐらいある???
マールイほど、各自の個性にあわせているわけではなさそうだね。
白鳥は、ソリストは良かった。
特に3羽の白鳥はみな綺麗。
しっとりとした踊りでした。
コールドはいまいち揃わず。
揃わなくても気にならないフォーメーション・振付だけど。
宮廷の女性も、いまみっつぐらい。
ドレスでの動きも綺麗じゃないし、
華やかな雰囲気もない。
それを言うなら王妃がねー。
どこの小娘だよ、ってぐらい若い。
若いマシューくんより、若い。
なんで、こんなキャスティング???
若くても雰囲気によっては
王の後妻、王子の義理の母、と脳内変換できるけど
松浦さんでは、それも無理だった。
こここそ井脇さんとか入れればいいのになー。
音楽が遅めの時があり、
なんとなく、舞台全体にバラバラ感が漂っているときがあった。
たぶん明日以降は、
もっと一体感が出てくるんじゃないかな。
希望。
ラストの、ロットバルトから王子への
オデット引き渡し、
ちゃんとできていました。
良かった。
ボッレの時は千春ちゃんが落っこちちゃったからなあ。
いまだにちょいとトラウマ。
オケはあんまり良くない。
ハズしたところもいくつか。
カーテンコールの時、
(まだ幕が全開のとき)
水香ちゃんは花束から薔薇を一本抜き、マシューへ。
マシューも同じことをしようとしたら
幕が閉まっちゃいました。
そのあとの幕前のアンコールで
無事、水香ちゃんへ渡せました。
【配役】
オデット/オディール:上野水香
ジークフリート王子:マシュー・ゴールディング
王妃:松浦真理絵
悪魔ロットバルト:柄本弾
道化:松下裕次
【第1幕】
家庭教師: 佐藤瑶
パ・ド・トロワ:高村順子-佐伯知香-長瀬直義
ワルツ(ソリスト):
西村真由美、乾友子、高木綾、
奈良春夏、田中結子、矢島まい
【第2幕/第4幕】
四羽の白鳥:佐伯知香、森志織、岸本夏未、阪井麻美
三羽の白鳥:高木綾、奈良春夏、田中結子
【第3幕】
司会者:佐藤瑶
チャルダッシュ
(第1ソリスト):乾友子-長瀬直義
(第2ソリスト):森志織、阪井麻美、氷室友、小笠原亮
ナポリ(ソリスト):高村順子-松下裕次
マズルカ(ソリスト):奈良春夏、田中結子、宮本祐宜、梅澤紘貴
花嫁候補たち:
西村真由美、佐伯知香、村上美香、
吉川留衣、岸本夏未、渡辺理恵
スペイン:井脇幸江、川島麻実子-木村和夫、後藤晴雄
指揮:井田勝大
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団