きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ノバ・ボサ・ノバ/めぐり会いは再び」(1回目)

2011年06月09日 | 宝塚(星組)


今回の「ノバ」は役代わりが3パターン有ります。
本日は

 オーロ:夢乃 聖夏
 マール:真風 涼帆
 メール夫人:紅 ゆずる
 マダムガート:毬乃 ゆい

です。

私は99年の公演を見ています。
99年の演出は草野先生で
今回は藤井くん。
前回はコッテリ昭和風味だったけど、
今回はさっぱり。
微妙につじつま合わせがあって、
現代に合わせてきたと思うんだけど
ギトギト・ギラギラ感が足りません。
ちょっと物足りない。
たぶん、こういった気持ちは
99年版を見たスータンさんファンも持ったんでしょうねえ。

コテコテ感が少ないため、
前半のノリは、いまいち。
「屑拾い」の歌は長すぎ。
聞いていて辛い。
でも、後半の物量作戦は、やっぱ大迫力。
燃えるわ!

衣装は豪華です。
オーロの紫の上着も地模様有り。

衣装の進化のせいか、
サンダルは少なめ。

レオン君は男臭くて良い。
ねねちゃん、首も脚も長いので
どの衣装も似合う。
中詰めの歌が弱めだけど、
まあ、それは檀吉もそうだったし。

すずみんのルーア神父はインパクト無く、
真面目すぎるので、
組長のシスターがすべり気味。

オーロのともみんは、、、
もうちょっとなにか欲しいなあ。
と思うのは、リカちゃんが基準だから?

マールのゆりかちゃんは
激情でいいよ。
「メイちゃん」の時より、歌が上手くなったかも。
れみちゃん、弾けている。
すごい勢いで踊って、飛んでいる。

メール夫人はベニー。
普通に綺麗なお姉さんだった。
若すぎてエストレーラの母には見えない。
けど、ソールがエストレーラに別れを告げいている場面で
ボーロに寄り添う背中には優しい母性があった。

ボールソのみやるり、ボーロのはるこちゃん、可愛いっす!
ラービオスはせあらちゃん。
ちょっと大人しいかなあ。
ミエちゃん比だと。

マダムXは柚長。
ゆらさんの時も思ったけど、
どーして女役なのに、
オカマっぽくなっちゃうんだろうねえ。
不思議。
マキさんの声は、ちょいと粘っこいかな。

配役は詳しくチェックしてなかったんだけど、
バトンがあったので、
ピエロの一人はどいちゃんだとわかりました。
ビーナスのまこっちゃん、
肌を露出しまくりなのにエロくないのが良いよ!!

この回(18時半)は、しょこたんが来てたらしく、
「屑拾い」のところで「ギザカユスー」のアドリブがありました。

99年版は仮設劇場で1階しかなかったので
2階から見下ろす八百屋舞台は新鮮。


芝居は、小柳ちゃんのデビュー作。
主役二人が恋に落ちるところの書き込みが足りないけど、
それ以外は特に破綻はなく、うまくまとまっていました。
役の振り分けも群舞の使い方も舞台セットも、まずまずOK。
今後に期待。
ただ、フランスが舞台で、歌詞も「エトワール」なのに
副題が「My only shinin’ star」なのはなぜ?
無理な英題はいらんでしょ。

レオン君、ねねちゃん、ベニー、れみちゃん、
2役をする4人に芝居のブレが無いので
入れ替わっても人格が変わることなく
わかりにくそうな話も、クリアで良くわかります。
組長はさすが。

ゆりかちゃんは、まっつとたもとどっちに似てるんだ?

ラテンの乗りの良い黒塗りショーと、
輪っかのドレスの軽い喜劇。
宝塚らしい良い組合わせですね。


芝居、ショーとも、すずみんが2番手各。
「ノバ」の中詰めもセンター左1。
階段もねねちゃんの前で降りてくる。
激しく違和感。
娘1不在より収まりが悪い。
いろんな事情はあると思うけど、
すずみんが2番手、はありえないでしょー。


公演デザート「カルナバル デ フルータ」

フルーツのカーニバル!!
リオの特産のフルーツをひとつの器に!!
マンゴープリンとココナッツミルクプリン。
フルーツは彩り豊かなオレンジとマンゴー、
フランボワーズのソースです。


プリンがさっぱりめで
フルーツは甘く煮てあります。
コメント
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