きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「明智小五郎の事件簿/TUXEDO JAZZ」宝塚花組(2回目)

2007年04月26日 | 宝塚(花組)
演劇フォーラムでいろいろ聞いたときは、
8日の観劇はかなり寝てしまったかと思いました。
知らない話、多すぎ。
でも、今回見たら、最後の15分ぐらいを寝ただけのようです。
まあ、あの
兄妹ネタ
見なくても良かったかもしれません。
なんで、こうなるかなー。
って、「ドラマティック」だよね。ハイハイ。

2回見ても、「結婚してください」がクドい。
愛の究極の姿が「結婚」と考えているとしか思えない。
フォーラムの話によると、
結婚する=自分の人生全てを相手に捧げる
という意味合いで使っているようだけど
それにしてもクドい。
作者が思うほど、ドラマティックに響かないんだよね。
兄妹ならばさ、
「お兄様と呼ぶんだ!」の言葉プレイでも
やれってんだよね。
美琶子の「兄弟だからって、なんだっていうのよ」が
懐かしく思い出されたよ。

ま、それを別としてもだね。
前回見たのは「A/L」の後。
齋藤君にしては上出来の作品で、
伏線を回収した上に、
楽しくテンションの高い芝居だったせいもあり、
見比べると、こちらは山場を感じられなかったのよね。
でも、今回は「NEVER SLEEP」を見た後だったんで、
比較すると、大劇場用に大人数をうまく配置しているし
台詞のテンポも良くてわかりやすい。
人物の掘り下げも、まあ、うまくいっているかな?と
良い面の方が目に入りました。
三島版は三島版であって、
こちらは、乱歩→宝塚。
三島版は経由せず、と思えば、
これもありかも、と思いました。
1時間40分でうまくまとめたな、と
思う部分も思いました。
人間椅子が全然耽美でも淫靡でもないけど。
楽園が健康的すぎるけど。
剥製じゃないのか!
ラストは人間花火じゃないと!!!
って、それは映画であって乱歩ではない。
一応、謎解きも前面に出てるしね。
なんつっても
オサちゃんの
スーツ姿が
カッコイイ
のさ。
それを活かす作品なら、これでOKなのさ。
あやねちゃんは、男顔のせいか、
舞台化粧姿が、美輪さんに似ていると言えなくもないかも。

しかし、雨宮と早苗(偽)の関係は
もっと書き込んでもいいのではーーー。
なんでラブラブになるかわからないよ。

壮くんはいい芝居をするようになったねえ。


ショーはね。
あやねちゃんが
可愛いのだよ

あやねは、可愛い、可愛い、可愛い・・・。(某氏の口調でね)
酔ってなくても言っちゃうぞ。

そうそう、前回、3人組に副組長、と書いたけれど
前半の踊り子3人と、後半の歌手3人は、
別な人でした。
副組長は歌手組なので
金のダルマ部隊ではありませんでした。

しかし、としこさん、真ん中にいるよねえ。
ゆらさんも踊っていたけど
コモちゃんと分け合っていたからねえ。
一人でオサのパートナーって
すごいけど、ちょっとだけ、なんだかな。
コメント
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