きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「大江戸ロケット」劇団☆新感線

2001年09月19日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
 劇団☆新感線は初見だったんですが、すごくおもしろかった!ハイスピードで舞台が進行していくので中だるみがまったくなし。あっという間に時間が過ぎていく。開演ギリギリに着いたので腹も減っていてトイレも行けなかったのに、第一部1時間35分の間にそれらを思うことはまったくありませんでした。
 青山劇場の盆をうまく使った場面転換。客席降りもあり確かに宝塚っぽいかも。最初に受けた印象は「洗練され、現代的になった植田芝居」でした。結構コテコテ、というかベタ。効果音バシバシ。その上ところどころにオタクネタ。オープニング、スクリーンに色々絵が現れたけど、ハーロックがいたし。怪傑ズバットのパロディあったし。そうそう、パロディといえば古田さんが裕太君(花火師)との掛け合い。 「こいつは末端価格2グラム2万円のねずみ花火を腹に吸い込み・・・」「それ、俺じゃないっす」(ちょっとうろ覚え)は会場中大ウケでした。
 お話は、ネタ的には読んだことがあるSF。宇宙から落ちてきたヒロインを江戸の花火師を中心になんとか月に返して上げようと奮闘する話。主演の奥菜恵ちゃんはカワイかったな~。芝居的にうまいか下手かって言われたら・・・だけど、役には非常にあっていた。もう一人の主役、いしだ壱成の代役山崎裕太くんもなかなかに。爽やかなカップルでした。古田さんはぴあとかで見るのと違ったイメージ。時代物だったせいか、春風亭小朝と杉良太郎を足して2で割ったカンジ。声も時代劇っぽいな。しかし、足はメチャクチャ上がる。峰岸徹さんは悪役のイメージだったけど、意外と悪役に近い3の線だけどちょいといい人で舞台を締めてましたな。そしておヒョイさん。ああ、TVの通り。あのままの口調でした。しかも踊りつきでした。ハラショ~!
 本命のみはるは、やっぱりかわいかったよ~。ああ、なんてチャーミング。そしてやっぱり犬だった。頭はいいけど。間とか、いいよね。
 なんかうまく書ききれない。ともかく、おもしろかったよ。また行きたいな。
コメント
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