きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

小山卓治「MANY RIVERS TO CROSS」吉祥寺MANDA-LA2

2001年09月03日 | 小山卓治
 元気でした!卓治。治療によって切られた髪の毛がまだ生えそろわないらしく、頭は、なんでしょ、ジャージ生地っぽい黒い布でターバン風。襟足も短め。ちょいと大海賊を思い出し。
 ツアーの初日って演奏者も客も手探り、って部分があるけど、今回は違いました。「大丈夫かなあ」と見守る客に対して、攻めの卓治。もう一つの心配、気負いすぎて空回りする、ということは全然なく、とにかく気合い充分で、非常に楽しいライブでした。
 曲目は詳しくは公式HPを見ていただくとして。「stories」をなぞるだけならイヤだなあ、と友人に言ったら「いまさらじゃん!」って言われたよ。そうだよね。通常のラインナップだよね、新アルバム。だいたいここから半分くらいかな?あとは「ONCE」とか「ロックンロール・オーバー」とか、私の好きな曲多し。割と穏やかなアレンジでした。でもそれは、静かだとかおとなしいとかではないの。穏やか。でも力強い。
 MCはとにかく名古屋のライブで倒れた話。病院ついてストレッチャー乗せられて見る天井はザザーッと流れていくので「ドラマと同じ!」と思ったとか、「こういう仕事をしているので」曜日とが月日とか気にせず生きているので、意識を確かめれるときに「今日は何日ですか?」とか「今日は何曜日ですか」とか聞かれてもわからないので答えられずにいたら「患者の意識障害は2~4」と叫んでいる声が聞こえたりとか、「治療に邪魔だから服切ります」って言われたと思ったらジョキジョキって音がして「ああ、高いシャツなのに」とか同じく「髪切ります」って言われて切られて、「来月からツアーなのにっ!」と思ったとか。一応笑って話せるみたいです。もちろん参加できなくなったツアーでフォローしてくれた方々には感謝の念を忘れず。「謙虚になった僕」だそうだ。
 アンコールの2番目は会場からのリクエストに応えて「カーニバル」。歌詞カードの準備が間に合わなかったけど、会場の皆さんと乗りきりました。昔のようで楽しかったわ。 
 終演後に友人が大宮のチケットを買ったら整理番号9番だったよ。トホホ・・・。
コメント
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