慶応大学の学生サークル「経済新人会」の招請により、台湾の李登輝前総統が、同大学の三田祭で11月24日に講演するとの理由で訪日査証の申請をした。しかし、大学当局は中国との学術交流などへの影響を恐れ、三田祭を主催する実行委員会も講演の実施を認めなかったとのことで、李氏は査証申請を一旦取り下げたが、同サークルは別会場での講演を企画していたことから李氏は訪日査証を再申請するとのことである。
この問題は、中国側の圧力に屈して、慶応大学がトラブルを恐れて、同サークルに自粛を求めたとのことであり、小泉首相の靖国神社参拝の中止を迫る中国の横暴は、今度は大学の自治や学問の自由を奪うまでになってきた。普段から大学の自治を守れなど騒いでいる人などは、こんな横暴は絶対に許せない筈であり、大きな声で批判しなければならないが、まったく声が聞こえてこない。相手が中国だと、なぜが黙り込んでしまうようである。日中友好とは、日本が中国の言うことに反発せず、ありがたく聞いていることなのであろうか。
(2002/11/13)
この記事は「今日のコラム」
「中国の圧力に屈した慶応大学」
としてHPに掲載されていたものです。
この問題は、中国側の圧力に屈して、慶応大学がトラブルを恐れて、同サークルに自粛を求めたとのことであり、小泉首相の靖国神社参拝の中止を迫る中国の横暴は、今度は大学の自治や学問の自由を奪うまでになってきた。普段から大学の自治を守れなど騒いでいる人などは、こんな横暴は絶対に許せない筈であり、大きな声で批判しなければならないが、まったく声が聞こえてこない。相手が中国だと、なぜが黙り込んでしまうようである。日中友好とは、日本が中国の言うことに反発せず、ありがたく聞いていることなのであろうか。
(2002/11/13)
この記事は「今日のコラム」
「中国の圧力に屈した慶応大学」
としてHPに掲載されていたものです。