私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

ミサイル防衛計画(MD)を開発研究を推進せよ

2002年11月16日 21時47分07秒 | 防衛省・自衛隊・安全保障
 北朝鮮による核開発や、テポドン、ノドンなどのミサイルに対抗して、日米両国が共同研究を推進してきたミサイル防衛計画(MD)を急ごうという動きが防衛庁内で高まっているとのことである。現状では北のミサイルに対して有効な抑止力がないだけに、一日も早く研究成果が出して開発に移行すべきであると思う。

 しかし、このような防衛庁の動きに対し首相官邸や外務省は「日朝交渉の目的に逆行する」「(北朝鮮と)話し合いによる解決を目指しているときに、相手を力で抑え込もうというMDの促進は、話し合いの土台を突き崩してしまいかねない」「(MDが)実戦配備まで何年かかるのか。北朝鮮との交渉で核やミサイルをやめさせるのがよほど現実的だ」と不快感を示しているという。

 北朝鮮と核開発やミサイルなどの安全保障に関する問題を話し合いによって解決することが出来るとは、まことに甘いと言わざるを得ない。北朝鮮が今回交渉のテーブルに付いたのは、米国の軍事力による背景があったからではないか。確かにMDは実戦配備まで何年かかるのか不確定な面があるが、北朝鮮との拉致問題は何ら解決せず、また北朝鮮はミサイル発射の凍結延長を撤回することも示唆している。であるから、北朝鮮との国交正常化交渉が再開され、順調に進むか見通しがまったくないだけに、防衛庁が、MDの開発研究を推進することの方が、はるかに現実的であると言わざるを得ない。
(2002/11/18)

この記事は「今日のコラム」
「ミサイル防衛計画(MD)を開発研究を推進せよ」
としてHPに掲載されていたものです。


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