私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

拉致問題で日韓分断を狙う北朝鮮

2002年11月23日 23時35分55秒 | 北朝鮮関連
  北朝鮮から拉致被害者5人が帰国したが、北朝鮮に家族を残したままであることから、拉致問題が解決に向かう兆しがなく、北朝鮮は「5人を戻すとの約束を破った」とか「ミサイル発射実験凍結を解除する」などと言ってわが国を恫喝している。北朝鮮が「約束を破った」など良く言えるものだと思う。すでに核開発を凍結するという米朝枠組み合意を破っているではないか。であるから、帰国した拉致被害者5人については、絶対に北朝鮮に帰してはならない。また拉致被害者は、他に70~80人いるのではないかと思料されており、関係機関において捜査継続中であるが、その事実関係の解明を北朝鮮に強く求めることを政府に望みたい。

 ところで韓国では、朝鮮戦争の後、北朝鮮によって拉致された人は486人にのぼるというが、11月の初めに行われた南北赤十字会談で、この問題解決を北朝鮮側に求めたところ、「存在もしない問題だ」と拒否されたという。韓国の金大中大統領の進める対北朝鮮和解政策「太陽政策」は何ら、拉致問題解決の進展になっていない。北朝鮮は、なぜ日本だけに拉致を認め被害者を帰国させたのであろうか。北朝鮮は日本の経済援助が欲しいだけなのか。あるいは、あえて異なる対応をすることで拉致問題での日韓分断を狙う工作なのか。国交正常化交渉など急ぐことはない。これからも政府には拉致や核開発問題では毅然たる対応を期待するものである。
(2002/11/23)

この記事は「今日のコラム」
「拉致問題で日韓分断を狙う北朝鮮」
としてHPに掲載されていたものです。