【民主党解剖】第１部「政権のかたち」（１）「小沢首相」は大丈夫か
2009.3.2 00:04
２月上旬、都内で開かれた民主党議員と支持者による会合。党代表、小沢一郎が発した言葉に会場は一瞬凍りついた。
「拉致問題は北朝鮮に何を言っても解決しない。カネをいっぱい持っていき、『何人かください』って言うしかないだろ」
日本人の人権と日本の主権を蹂躙（じゅうりん）した北朝鮮の犯罪をカネで決着させる－。あまりにもドライな小沢発言は、当然のごとく、箝口（かんこう）令が敷かれた。 （以下略）
（産経新聞）
（引用終了）
最近の偏向マスコミによる民主党に偏重した報道は凄まじいものがあり、何が何でも自民公明連立政権を終わらせ、民主党を中心とする政権が出来るように、都合の良いことは報じ、都合の悪いことはまったく報じないようになってきている。
これは、１９９３年に起きた、当時全国朝日放送(ANB 現:テレビ朝日)の椿貞良報道局長が中心になって非自民政権を築くために、どんな些細なことでも自民党だけを叩くことを民間放送連盟の「放送番組調査会」の会合の中で決めて、世論操作を行った通称椿事件と言われている偏向報道方針が、未だに進行中であると言っても過言ではない。
この発言を産経新聞が報道したことから椿報道局長は国会に証人喚問されて、軽率な発言を陳謝したたものの、社内への報道内容の具体的な指示については否定し、一方で放送法で禁止されている偏向報道を行った事実は認めたことから、一時は放送免許取消し等の措置が検討されていたが、かろうじて免れ、厳重注意する旨の行政指導にとどまったものである。
その時の教訓が生かされていれば、このところの民主党議員による失言問題などはほとんど報じられず、自民党関係となるとどんな些細なことでも叩くと言う方針をとることはない筈だが、実際は、椿事件が再現されている状況ではなかろうか。
今のところ産経新聞しか報じていないようだが、２月上旬、都内で開かれた民主党議員と支持者による会合の際に小沢一郎代表が、「拉致問題は北朝鮮に何を言っても解決しない。カネをいっぱい持っていき、『何人かください』って言うしかないだろ」と発言したそうである。もし、これと同じような発言を自民党の議員が行ったら、偏向マスコミは凄まじい批判をして議員辞職を迫るであろうが、小沢氏であったから大きな批判を浴びることもなく、テレビでは放送していないようであり、偏向マスコミにとって、小沢氏は自民党を政権から引きずり降ろす救世主のようなものであろうから批判しないことになっているのであろう。
この小沢氏の発言こそ麻生総理の漢字の読み違いなどより、大きく報道しなければならない失言だと思うが、もう政権をとったも同然だと気がゆるんでいるか、それとも敢えて失言をして、政権交代を果たしたとしても総理就任を辞退したいがためかも知れない。
多くの日本人を拉致誘拐した犯罪国家北朝鮮に何故身代金をやる必要があるのかと言いたいが、小沢氏が北朝鮮に「全員を帰せ」と言わずに「何人かください」と言ったのは、拉致被害者が数人帰るごとに身代金を払うことになり、これでは拉致被害者が残っている限り身代金を払い続けることになる訳で、これでは日本は世界からテロ支援国家とみなされてしまうであろう。
この小沢氏の失言は世界中のテロリストに誤ったメッセージを送ったも同然であり、それは日本人を誘拐すれば身代金が手に入ることを認識させたからであって、日本にいても潜入した北朝鮮工作員に日本人が拉致されてしまったのに、外国にいる日本人が誘拐される危険性が高まったと言えよう。
北朝鮮としても、日本人を拉致すれば身代金が手に入るとなれば、工作員を日本に再び潜入させるであろうし、そうなると新たな拉致被害者が出ることになる訳である。拉致問題はカネで解決するしかないと思うのであれば、日本人拉致被害者を取り返した後に、在日朝鮮人を資産付きで強制送還すれば良いのであり、この方法ならば国民は喜んで支持することであろう。
（2009/03/02)、
写真：民主党の小沢一郎代表
民主党政権が誕生したら日本人は誘拐対象として世界中で狙われます。日本国内よりも海外での方が危ないでしょう。
■誘拐奨励の小沢民主党
■国民を誘拐の危険に晒す小沢民主党
■テロリストの仲間、小沢民主党
■北朝鮮の仲間、小沢民主党
■シンガンスの釈放嘆願書に署名した菅直人
どうやら産経以外は他の報道も含めてスルーを決め込んでいるようです。
どうしようもない糞マスコミ共。マスコミの単純な左傾化だけなら救いようがあるが、これは明らかに国家国民に対する背任行為とも言うべき言動。小沢氏の発言が自民党議員によるものだったなら集中砲火間違い無しであったろう事は疑いようもありません。
小沢氏の例の第７艦隊一連の発言でも、マスコミの報道の仕方は予想通りソフトな報道で終わっていますからね。
米国でも今回の大統領選では多くのマスコミが民主党よりだったと思いますが、国家主権や国民の生命といったものにはほぼ共通の認識を持っているのではないでしょうか。そこが日本のマスゴミとの大きな違いだと思います。
民主党の中にも拉致議連の議員たちが居ますが、ここまでダンマリを通してきたという事は恐ろしい事です。知らなかったって事は無いはずです。「国家の主権や国民の生命より政権奪取が優先した証拠」。
以前は朝日、毎日等の反日左翼マスコミに比較して中立的だった読売、産経もおかしくなっていて、系列のテレビ(日テレ、フジテレビ)も連日麻生下ろしに明け暮れていますね。
反面、民主をはじめその他の野党の見過ごし出来ない問題言動は殆んど表に出ないですね。ネットに触れる機会の少ない高齢者等は新聞、テレビの言う事を鵜呑みにするでしょうし、選挙の投票率も高い層なので何とかそういう人達に実態を知らせる手段はないものでしょうか。政権が変わってからでは遅いのです。
コメントありがとうございます。テロリストには譲歩しないのは世界の常識である訳で、確か福田赳夫総理の時に日航機をハイジャクした赤軍派の要求に屈してカネを渡し、受刑者まで超法規的措置で釈放したことがあり、世界から非難されました。小沢代表はそれと同じことをしようとしている訳で、特に海外にいる在留邦人がテロリストによる拉致誘拐ビジネスの標的になる恐れは高まったと言えるでしょう。
この小沢代表の驚くべき失言は産経新聞以外は報じておらず、ＢＳでは朝から３局で朝鮮ドラマをやっていました。この異常な事態に日本人は呆れているだけでなく、マスコミの情報だけを信用していたら、判断を誤ると言えるでしょう。
女房に「日本をダメにしているのは何だと思う」と聞いたところ、即座に「マスコミが一番ダメでしょう」と言ったことがあります。普段は政治的は話しをすることはないのですが、良く分かっているなあと思いました。
新聞のテレビ番組欄を見ても、小沢代表の失言を取り上げているところはないようで、このような考えを持った者が総理になれば、国民が拉致誘拐の被害に遭う危険性があると言う訳で、いくらマスコミが正しい報道をしていると言っても、これを報じないということはあり得ない話しだと思っております。
まさに椿事件を再現している訳で、自民党議員の場合は失言とは思えないものまで叩き、民主党の場合には、スルーすることにしているとは、世論はマスコミが作っているとの思い上がりの何者でもありません。
今日の産経新聞には民主党は綱領すらない政党であると書いてありましたが、そのような政党に政権を託すことは、白紙委任状を書いて渡すのも同然ですから、政権交代後におかしな政治が行われたとしても文句は言えない訳で、小沢代表の考え一つでどうにでもなると言えます。民主党内の拉致議連の議員もダンマリでは民主党は小沢代表に対して反論さえも許されない独裁政党であるようです。
コメントありがとうございます。最近の麻生総理と自民党だけを叩き、民主党や他の野党議員の失言は報じられないと言う異常な状況は、まさに椿事件そのものであり、この方針は、おそらくマスコミ各社で秘密裏に決められたものであるとの疑いがあります。
私は変わり者ですから、麻生総理がマスコミから叩かれれば叩かれるほど支持したくなりますが、それは自衛隊が、マスコミから言われなき批判を浴びれば浴びるほど自衛隊とその隊員の名誉と誇りのために弁じようとの思いがつのるのと同じです。
確かにネット環境があればマスコミの偏向報道があからさまに分かりますが、その環境がない方には、様々な機会と通じて、私達が話すしかありません。前の参院選では、年金問題が焦点となったのですが、マスコミは社会保険庁の自治労職員の怠慢を見事にスルーして、政府・自民党の責任だけを追及していました。その時に民主党に投票した有権者が判断が誤っていたことに気が付いていれば良いのですがね。それにしても、マスコミとは恐ろしいものですが、それを衰退させるのはネットしかありませんので、お互いに頑張りましょう。
でも鳩ポッポは嬉しさを噛み殺す表情でしたね。(しめしめ、代表の椅子が棚から自分の所に落ちてきたな、という表情。)
マスゴミが麻生内閣を貶める為に野党とタッグを組んで酷評している「定額給付金」の交付も具体的に始まることになり、片や小沢代表の秘書逮捕という展開により、マスゴミの似非世論調査による内閣支持率調査はどうするのかな?暫くは調査・発表はスルーする算段かな。
カネに汚い小沢のこと、カネは自分のモノにしながら、責任は全て秘書に押し付け逃げ切りを図るでしょうが、田中角栄、金丸信の流れを汲む、「カネと見返り」「政治とカネ」の政治家のお決まりの末路になることは避けられないでしょう。早く逝ってしまうことが彼にとってベストだと言ったのに・・・。
秘書が逮捕されることは本人にも手が回ると言うことでしょうから、民主党が小沢代表を擁護すればするほど、民主党への信頼が低下することですから、それでも擁護するならば、そのようにすれば良いことです。
面白いのは偏向マスコミの慌て方でしょうが、遅くも今年の秋には民主党政権が実現しそうであったのが、これで分からなくなってしまった訳で、この件を報道しない訳にはいかないし、そうなるとテレビで情報を得ている方は「マスコミは小沢氏しかないと言っていたのに、秘書が逮捕されるとはどうなっているのか」と、今までのマスコミ報道にも疑問を持つことでしょう。ですから、今回の小沢氏の秘書逮捕は、民主党とマスコミ双方に不信感を持った方が増えると言う偏向マスコミにとって最悪の結果になったと思っています。
次の代表を選ぶ必要があるでしょうが、党の顔になる方もいないようで、ならば、これは冗談ですが、ナンバー2の日教祖の輿石東氏が最適ではないかと思っています。内閣支持率の世論調査も当分行わないでしょう。それにしても偏向マスコミの罪は重いですね。
疫病神のように見える日教組のドン、輿石東は確かに小沢一郎に代わる民主党の顔としてふさわしいと思います。
しかし、ヤクザ風の石井一なんかも外しにくいです：同氏の民主党副代表、民主党マルチ商法推進支援議員連盟名誉会長、金丸訪朝団の一員、日朝友好議連という肩書きは文句無しにすばらしく、おまけに、解放同盟と深い関わりがあり、知らなくていいような難しい漢字も読める・・・（笑）。正に民主党を象徴する人物です。