私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

日本での八田與一氏のドラマ放映を希望する

2005年04月13日 21時37分40秒 | 台湾関連
 支那での反日デモは沈静化どころか、温家宝首相が12日に訪問先のインド で、「日本当局の深い反省を引き起こすに違いない」と述べて反日デモを支持 するかのような発言をしたことから、今週末に再び反日団体がデモを呼びかけ ているそうである。このまま沈静化しては面白くないし、日本政府が東シナ海 での天然ガス田開発に関して、民間業者に試掘権を与える手続きを開始したこ とを発表したことから、支那を明らかに刺激することは明らかであるので、今 週末の反日デモも大いに盛り上がることだろう。

 反日を叫ぶ支那とは対照的に、今日13日の産経新聞に台湾で水利事業に生 涯尽くした日本人技師、八田與一氏と外代樹(とよき)夫人を主人公にしたテ レビドラマの撮影が5月から始まることが報道された。八田氏のことは「教科 書が教えない歴史」で読んだことがあり、「勇気と友情の物語」の中で「命が けで台湾にダムを作った八田與一」として掲載されている。

 八田氏は台湾総督府土木課に勤務し、不毛地帯だった台湾南部の嘉南平野を 一面の穀倉地帯に変えるために、烏山頭(うざんとう)ダムと総延長1600 0キロの農業用水路を建設するという世紀の大事業の設計と工事全体の指揮を 行い、これを10年の歳月をかけて完成させ「嘉南大●(かなんたいしゅう) の父」と今でも台湾人から慕われているとのことで、烏山頭ダムわきの八田氏 の銅像前で、八田氏を慕う地元の人々が5月8日の命日に慰霊祭を続けている と言う。

 朝鮮半島にも日本統治時代のダムや道路、鉄道、学校など多くの日本の遺産 が今でも残っているであろうが、台湾のようにきちんと評価しているとは思え ない。「感謝して欲しい」とまでは言わないが、せめて事実としてテレビドラ マでなくても良いから国民に教えるべきではなかろうか。

 八田氏のドラマを制作するのは、台湾の四大地上波テレビ局のひとつ「中華 電視」とのことで、同局の江霞社長は「台湾の歴史を考える上で八田與一夫妻 の貢献は欠かせない」と話しているそうで、戦前の日本人が台湾でテレビドラ マ化されるのは初めてで、外代樹夫人役で歌手の松田聖子さんの出演も内定し たとのことで、韓国のように60年以上前の親日行為を暴こうとしているのと は大変な違いである。

 台湾の前総統の李登輝氏が、平成14年11月に慶応義塾大の学園祭に招か れ「日本人の精神」との題で講演を行い、八田氏のことを紹介する予定であっ たが、日本政府が訪日ビザを発行しなかったことから中止となり、その講演原 稿の全文が産経新聞に掲載されたので読んでいるが、同じ日本人として八田氏 が今でも台湾の人々に慕われていることを誇りに思った。

 江社長は八田夫妻を主人公にしたドラマ化に「国民党政権時代に歴史から消 されていた日本統治時代にも、現在の台湾経済の礎になっている重要な人物が いたことを、台湾の視聴者にもっと知らせたい」と話していることも日本から のODAを国民に敢えて知らせない支那共産党とは対照的な話である。

 このドラマを日本でも是非とも放映して貰いたい。かって日本が統治した台 湾と朝鮮半島では統治の仕方に差があるとは思えない。憎悪の声しか聞こえて 来ない韓国に何を言っても無駄だろう。評価する声がある台湾で制作される八 田夫妻のドラマを見て同じ日本人として生まれたことを誇りに思いたい。
 ●=土へんに川
 (2005/04/13)

この記事は「今日のコラム」
「日本での八田與一氏のドラマ放映を希望する」
としてHPに掲載されていたものです。


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