私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

「職責は果たす」と口だけなら誰でも言える

2012年01月15日 23時44分57秒 | 政治

終身刑創設に慎重=小川法相

2012年1月15日12時6分

小川敏夫法相は15日午前のNHK番組で、死刑制度をめぐる議論の中で、死刑に代えて仮釈放のない終身刑の創設を求める意見があることについて、「何の目的もないまま、死ぬまで拘束するのは苦痛ではないかという見方もある」と述べ、創設に慎重な考えを示した。死刑執行については、「法相の裁量ではなく、責務であり義務だ。職責は果たす」との考えを改めて示した。 
(朝日新聞・時事通信社)


(引用終了)


 平成21年9月に、鳩山民主党内閣発足に伴って、法務大臣に就任したのが社会党出身の千葉景子氏だが、「死刑廃止を推進する議員連盟」に所属していたことから、死刑執行命令書への署名をためらい法相としての職務を果たさないのではと危惧されていたが、予想したとおり「慎重に検討したい」とだけ述べ、明言を避け続けた。

 平成22年の参院選では、現職の法相として選挙に臨むが、神奈川県民の良識が示され見事に落選した千葉氏は、死刑執行の署名をためらうようでは法相として不適任との批判をかわすためなのか、死刑囚2人の執行命令書に署名したが、落選して国民の支持を失っていた法相が死刑執行を命じたことから批判を浴びたことは当然だろう。その署名は参議院議員としての任期が終了する前だと言われているものの、千葉氏のような者を法相にすること自体が最初から誤りなのだが、その後も菅、野田内閣と続く民主党政権では、死刑執行の署名をためらう者がなぜか次々と法相に就任しており、平岡前法相もそうであった。

 野田内閣の改造で就任した小川敏夫法相だが、死刑について「やりたくはないが、(執行は)法相の職責」と語り、執行することをと明言しており、また「死刑制度の反対論者ではない」と自らの立場も明確にしているそうだが、死刑廃止議連のメンバーだとの情報もあるし、そうなると死刑制度の反対論者になる訳であり、ならば本当に法相としての職責を果たすかどうか疑わしいし、なにせ、やるやる詐欺の常習犯の民主党であるからである。

 報道によれば 小川法相は仮釈放のない終身刑の創設を求める意見があることについて、「何の目的もないまま、死ぬまで拘束するのは苦痛ではないかという見方もある」と述べ、また、死刑執行については、 「法相の裁量ではなく、責務であり義務だ。職責は果たす」との考えを改めて示したとのことだが、刑罰とは苦痛を伴うものでなければならないし、刑務所が居心地が良いリゾートホテルのようでは刑罰とは言えない。

 小川法相は犯罪者の立場でものを言っているように思えるが、被害者が受けた苦痛は終身刑により拘束されている苦痛とは比較にならないほど大きいものであった訳で、にも関わらず刑罰を苦痛と表現するようでは話にならない。

 死刑執行を命ずる職責は果たし、終身刑の創設は考えていないとなればまったく問題なく、まっとうな見解だと言えるが、「職責は果たす」と口だけなら誰でも言えることであり、だから実際に行動で判断しないと詐欺師ばかりの民主党だから信用出来ないし、なぜ民主党は死刑反対論者を敢えて法相するのであろうか。
(2012/01/15) 

  写真:小川敏夫法相


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3 コメント

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Unknown (DUCE)
2012-01-16 18:59:24
チャップリンの「モダンタイムス」みたいになってはいけません。作品中では、主人公が所長に対して釈放の延期を要求したり、再び留置所に入るために露骨な無銭飲食を行うなんて場面がありました。
そうでなくとも、経済水準で劣る外国からすれば、ホームレスにならずに済んで、くいっばぐれのないパラダイスとして、入所を恐れない手合いも少なくないのです。
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Unknown (Adadio)
2012-01-17 09:59:22
こんにちは管理人様。
DUCEさんのコメントを聞いて「ブンとフン」(井上
ひさし著)のラストシーンを思い出しました。
これは泥棒のブンが刑務所内で特別待遇を受けるのを見て、多くの市民が自分もその待遇を受けたいと
あっちこっちで盗みをはたらくようになる場面です。刑罰は苦痛を伴ってこそなんぼのものです。特に凶悪犯は厳罰に処し苦痛を与えるべきです。(大牟田でもヤクザ一家が顔見知りの人、その家族・友人を手にかける事件がおき、死刑が確定しました。彼らには刑が1日も早く下されるのを願ってやみません。)そうでなければ「犯罪の抑止力」にならないと思います。
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Unknown (forest(管理人))
2012-01-18 18:55:13
>Adadioさん

コメントありがとうございます。おっしゃるとおり、刑罰は苦痛でなければならず、罪を犯したことを反省する気持ちさえも生じない刑罰では刑罰とは言えません。刑期を終えたら、二度と入りたくなくないと思わせるのが刑務所であって、娑婆にいるより、快適な環境となれば犯罪の抑止力にはならないでしょうね。死刑囚は生きる価値がなく、死んで貰った方が世の中のためなのですから、一日でも早く執行してほしいものです。
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