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私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

どうしても土俵に上がりたい太田房江知事

2004年03月13日 22時02分13秒 | 伝統・文化・歴史
 大相撲春場所の優勝力士へ大阪府知事賞を授与したい太田房江知事に対し、大阪府監査委員は12日に、日本相撲協会から、知事が女性であることを理由に土俵へ上がることを拒まれているとして、知事賞の授与停止を検討するよう求める監査報告を大阪府に提出したそうである。これに対し、太田知事は「総合的な判断」としてこの勧告に従わず、例年通り男性の副知事に代理で授与させる考えを示したとのこと。

 太田知事が男女共同参画の観点から知事賞を授与する際に土俵に上がることを求めていることはかねてから知られているが、日本相撲協会は、土俵へ上には男性しか上がれないという伝統を破りたくないとして「伝統を大事にし、日本にもそのような所があっても良いのでは」との見解を示したことがあると記憶してる。

 大阪府知事賞を授与する時は、知事本人が行うのが筋であろうし、毎年のように男性の副知事が代理で授与していたのでは、知事賞だか副知事賞だか分からなくなってしまう。また、土俵には女性は上がれないのは「明らかな性差別。憲法違反だ」とか言って人もいるそうである。

 男女共同参画の趣旨は理解出来ないことではないが、それ以上に長年に渡り継承されてきた伝統文化を大事にする必要はないのかと言いたくなる。であるから男女共同参画社会の実現のために伝統文化など破壊しても良いとして、それが何故か男だけの世界に女が入り込んで来る一方通行のように思うのである。

 社会的な性差をなくすことが男女共同参画なら、女だけに認められる伝統文化の世界に男が入り込んで行っても良い訳だが、それは男としてしたくないし、したいとも思わない。各地の自治体には、この男女共同参画社会の実現のためか「女性センター」のような建物が建設されているが、おかしなことに「男性センター」が建設されたとは聞いたことがない。

 太田知事サン。土俵に上がるのは男だけに認められる伝統文化の世界なのだ。男は女だけに認められる伝統文化の世界を侵害することなど考えていないから、男の世界を侵害することは止めた方が良いのではなかろうか。そのように考えると土俵に上がるのは男だけという伝統文化が憲法違反と言うのも私には理解出来ないのである。
(2004/03/13) 

この記事は「今日のコラム」
「どうしても土俵に上がりたい太田房江知事」
としてHPに掲載されていたものです。


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