私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

インドネシア独立のために戦った残留日本兵

2007年08月23日 01時41分26秒 | 伝統・文化・歴史

 安倍総理は8月19日から25日までの予定でインドネシア、インド、マレーシアの3カ国を訪問しているが、偏向マスコミは支那、韓国への訪問時の報道と比較 して扱いが地味であり、安倍総理が今回訪問しているのもアジア諸国だが、これではアジア重視を叫び続ける偏向マスコミにとって特亜だけがアジアだと思って いる証左である。

 今回、最初の訪問国となったインドネシアで安倍総理は21日、ジャカルタのカリバタ英雄墓地を訪れ献花したとのことであり、同墓地にはオランダとの独立戦 争で命を失った兵士や、特に国家に対する功績があった政治家、軍人、文官らのほか、独立戦争に参加した旧日本軍兵士27人も埋葬されているそうである。

 諸外国を訪問した場合は、その国のために亡くなった方が埋葬されている墓地などを訪れて献花することが外交儀礼となっているからして、今年4月の訪米時にも安倍総理はバージニア州のアーリントン国立墓地を訪問し献花をしている。

 だが、わが国では国のために亡くなった方が神として祀られている靖国神社に総理だけでなく、政治家が参拝することすら批判の的になっているとは奇妙の他は なく、日本の政治家が外国にある慰霊施設を訪問するのは良いが、靖国神社に限ってはダメだとするのでは、国のためにたった一つしかない命を捧げた英霊達は 無駄死にだったと言っているのも同然ではなかろうか。

 映画「ムルデカ17805」にもなったが、日本の敗戦後、オランダはインドネシアを再び植民地にしようとして侵攻して来たが、残留していた旧日本軍兵士約 2000人が、インドネシア人と共に対オランダ独立戦争を戦い抜き、そのうち半数は戦死したと言われており、最近でも独立戦争を戦った残留日本兵が亡く なったが同様に国立英雄墓地に埋葬されていることからして、これはインドネシアが残留日本兵の協力なしには独立を成し遂げることが出来なったことに感謝 し、敬意を表しているに他ならない。

 安倍総理が対オランダ独立戦争を戦い抜いた残留日本兵が埋葬されているカリバタ英雄墓地を訪れたことで、オランダは文句の一つも言いたいところだが、それでは例の国と同じになってしまうのでグッとこらえているのであろう。

 インドネシアを330年に渡り植民地にしていたオランダだが、欧米列強の植民地政策はともかく本国の国益が中心なのであり、だから植民地からしぼれるだけ しぼることしか眼中にないのだから莫大な富を築くことも出来た訳で、、インドネシアに本国の40倍に相当する面積を植民地にしたと言われているオランダだ が、それをインドネシアが独立を果たしたことですべて失ったのだから、オランダの落胆は大きかったことは間違いなかろう。

 そのようなオランダだから、反日感情があるだろが、だから1991年にオランダ王室のユリアナ女王が来日した際に宮中晩餐会で日本の戦争責任に言及する異例のスピーチを読み上げるなどの非礼を働いたのであろう。

 わが国は戦争に負けはしたが、アジア諸国はすべて独立を果たし、戦勝国の持っていた植民地はすべてなくなった訳であり、そのような中で、終戦後に帰還でき たにも関わらず、インドネシア独立のために戦い戦死した残留日本兵がいることを同じ日本人として誇りに思って良いのではないか。

 「かって日本はアジアを侵略した」と言う国や人がいるが、少なくともインドネシアでは対オランダ独立戦争に参加した残留日本兵に感謝していることは間違いないことは国立英雄墓地に埋葬され、鎮魂の祈りが捧げられていることからして明らかである。

 戦争の是非はともかくとして、国家の礎となられた方を英雄として祀り、感謝の誠を捧げることは世界の国々は当然のことと捉えていると思うし、それがわが国では未だに論議の対象となっているからこそ特亜の内政干渉を受けるのであるまいか。
(2007/08/23)

写真:映画「ムルデカ17805」のポスター


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