私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

自衛隊機が任務以外の理由で夜間飛行することはない

2014年05月23日 21時18分31秒 | 裁判・事件

 


2014.5.21 

 米海軍と海上自衛隊が共同使用する厚木基地(神奈川県大和、綾瀬市)の周辺住民約7千人が騒音被害を訴え、国に損害賠償や夜間・早朝の飛行差し止めなどを求めた第4次厚木基地騒音訴訟の判決で、横浜地裁の佐村浩之裁判長は21日、自衛隊機について午後10時から午前6時までの飛行の差し止めを命じた。全国の基地騒音訴訟で飛行の差し止め判断が示されたのは初めて。 

 また、結審日までの過去分の総額約70億円の賠償を国に命じた。将来分の賠償請求は却下した。 

 原告の住民は、航空機騒音の国際単位であるWECPNL(うるささ指数、W値)が75以上の計8市の地域で生活している。 

 住民側は、1人当たり毎月2万3千円(弁護士費用込み)、総額約53億8500万円(提訴時の総額)の賠償を請求。提訴前の過去3年分に加え、騒音被害が解消されるまでの将来分も求めていた。 

 また、騒音被害は憲法が保障する人格権を侵害しているなどとして、基地騒音訴訟では初めて、行政訴訟でも飛行差し止めのほか米軍機の滑走路使用を認めないよう求めていた。 

 米軍機の飛行差し止め請求について、過去の同種訴訟では、「国の支配が及ばない第三者の行為に対する請求で主張自体が失当」などとして、認められた例はない。 

 厚木基地騒音訴訟をめぐっては、第1~3次はいずれも、騒音の違法性を認めて国に過去分の損害賠償を命じる判決が確定。一方、1、2次訴訟で求めた民事上の飛行差し止めは請求が退けられている。4次訴訟は平成19年に提訴した。
(産経新聞) 


(引用終了) 


 世間には、訳あり物件と称する不動産があるが、その訳は様々で、隣地が墓地になっているとか、工場の騒音が絶え間なく聞こえたりするなど、付近の相場に比較して安い物件は何か理由があると思った方が良いし、それを承知で購入する方もいるだろうが、安い買い物ではないのだから後になって後悔しても遅いのである。 

 何年か前に、ある不動産業者の方から聞いた話だが、以前は竹やぶになっていた山林を宅地開発して、売り出した近くの会社があり、その時期はなぜか太陽が真上にある夏だったそうである。かなり安い物件だったので、すぐに売れたらしいが、その分譲地の南側は小高い山になっていることから、秋のお彼岸の時期になると、日中は陽が当たらなくなり、それが、春のお彼岸まで続くことから、冬の間はまったく陽が当たらないことになる訳で、それでは住んでいられないとして、居住者は売却しようしたものの、買い手がつかなかったようで、おそらく、今でも住んでいるのではあるまいか。 

 また別の話だが、ある香料会社の近くに家を建てた方から、その会社に抗議があり、要するに一日中甘酸っぱい匂いが漂ってくるので何とかして欲しいと言う訳だが、その会社は、付近に人家はなく、田んぼしかない時期に建てたものだとして、後になって引越しをしてきて文句を言われましてもと抗議を受け付けなかったそうである。その香料会社の前の道路を車で何度も通ったことがあるが、確かに悪臭ではないとしても甘酸っぱい匂いがするので、私だったら、その付近に住もうと言う気持ちにはなれない。 

 騒音と言えば、私の住む神奈川県には自衛隊と米軍が共同使用している厚木基地があり、空母艦載機による離着陸訓練などが行われているので、確かに騒音は酷いだろろから、その付近に住むのであれば、それなりの覚悟が必要であろう。厚木基地は戦前からあり、今では前述したように米軍の空母艦載機が配備されているので、その騒音を我慢出来ないと思う方は、付近に住まない方が良いし、まさか騒音による損害賠償を貰えば我慢出来るとは思っていないであろう。 

 産経新聞によれば、厚木基地周辺住民約7千人が騒音被害を訴え、国に損害賠償や夜間・早朝の飛行差し止めなどを求めた第4次厚木基地騒音訴訟の判決で、横浜地裁の佐村浩之裁判長は21日、自衛隊機について午後10時から午前6時までの飛行の差し止めを命じたとのことで、米軍機の飛行差し止め請求は認めなかったようである。 

 厚木基地から発生する騒音のほとんどは米軍機によるもので、自衛隊機はそれほどでもないと思うし、その自衛隊機でも、やむを得ないと認める場合は夜間であっても飛行を認めているようである。そうなると自衛隊の任務とは国家国民を守るためにやむを得ないと言うか、すべて正当なものであり、自衛隊機が任務以外の理由で夜間飛行することはないとなれば、飛行の差し止めを命じた判決が出たからとしても、自衛隊は「そんなの関係ない」として今後も同じように任務を遂行して貰いたい。 

 原告らが喜び勝ち誇っているのは何とも不可解で、騒音被害を訴えていながら、米軍機が差し止められないようでは、敗訴も同然で、それでも過去の賠償金を貰えば良しとして喜んでいるようだが、要はカネ欲しさの訴訟であることは明らかではないか。請求した賠償は過去3年分に加えて、騒音被害が解消されるまでの将来分も求めていたそうだが、もし解消されなければ、1人当たり毎月2万3千円(弁護士費用込み)貰うことを目論んだことになり、ちょっとした小遣いになる訳で、少し騒音を我慢すれば良いのだから、こんな楽な収入源はないだろう。 

 それにしても、この訴訟に加わった厚木基地周辺に住んでいる住民約7千人とは、まさか基地はあることを知らずに住んでいる訳でなく、それを知りながら住みついたのであろうが、にも関わらず、後になって騒音被害を訴えるのは筋が違うのではないか。これでは支那に進出した日系企業の周辺に支那人が住みはじめ、使ってもいない薬品などが出て健康被害があったとしてカネを要求する手口と同じようなものである。 

 この横浜地裁の判決は上級審で見直されるであろうが、国を守りにくくするための訴訟を繰り返し、カネが入るかも知れないとして原告らをそそのかしているのはおそらく共産党の連中であろう。もし飛行差し止め請求だけで、損害賠償を請求しない訴訟であったならば、おそらく約7千人も原告が集まらなかったのではあるまいか。
 (2014/05/23) 


 写真:第4次厚木騒音訴訟の判決で、「差止め 勝訴」などと書かれた垂れ幕を掲げる弁護士と喜ぶ原告団ら=21日午後2時6分、横浜市中区

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4 コメント

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Unknown (岩清水)
2014-05-24 19:22:54
私が住んでいるところには自衛隊の基地が2つあり頻繁にジェット輸送機やヘリコプターが低空で飛んだり飛んだりしています。正直かなりの騒音ですが少なくとも私の周りの住民は国防のため仕方ないと我慢しています。逆に自衛隊が近くにあるから災害などがあれば真っ先に援助を受けられますから安心だと思っています。
厚木基地の周辺住民はなぜ我慢ができないのか私には理解できません。もし有事や自然災害になったら深夜だろうが早朝だろうが関係ないではないですか。有事で航空機が飛んでも彼らは訴訟を起こすのでしょうか。なんだかこの訴訟騒ぎの裏にはサヨク弁護士が後ろ盾にいるような気がしてなりません。弁護士は驚くほど左翼思想を持っている人が多いですからね。全共闘世代の弁護士はみんなサヨクと思ってよいでしょう。サヨクは日本のガンです。何もよいことはもたらしません。一日も早く共産党のような政党がなくなることを切に望みます。
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Unknown (成田あいる)
2014-05-25 18:59:52
記事にもあったように、自衛隊機のみ深夜早朝の飛行が差し止められ、将来の賠償は認められたわけではないのですから「勝訴」とはいえないでしょう。
厚木で深夜早朝の自衛隊機の飛行はダメでも、それ以外の時間帯は米軍機も自衛隊機も飛び続けるわけですし、その他の基地でも飛び続けているのですから、騒音被害の根本的な解決とは言えません。
先の大飯原発運転差し止め訴訟でもそうですが、国の「施策・政策」という大局的な視点がすっぽ抜け、ただ「イカンからイカン」「ダメだからダメ」的な差し止め・禁止が幅を利かせ、その主張や後押しする司法判断がまるで「正義」であるかのようになっていると思います。

何も日本国だって国民を苦しめたいのではなく、必要があって日米安保体制があり基地がおかれているのに、飛行を止めさせて日本をどのようにしたいのか、原告からもサヨク連中からも見えてきません。大飯原発でもそのように思えます。まさに「基地害(基地外)」というべきでしょう。
国は当然控訴するでしょうが、こんな不当判決、控訴審で覆ってくれることを望みます。
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>岩清水さん (forest(管理人))
2014-05-26 22:31:28
コメントありがとうございます。この訴訟の原告は7千人とのことですが、以前聞いたことがある話では、サヨク弁護士などが、騒音に悩まされている地域を回って、訴訟に参加すれば、補償金を貰えますと原告になる方を募集していたそうです。だから国防のためには仕方ないとして断る方もいる訳で、要するに、カネのための訴訟であり、飛行を止められるとは思っていないようです。だが、それを主張しないと訴訟にならないからで、飛行しても良いが、その分補償金を寄越せでは批判されるとの自覚くらいあるのでしょう。
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>成田あいるさん (forest(管理人))
2014-05-27 21:38:24
コメントありがとうございます。厚木基地の騒音訴訟の件ですが、夜間飛行は全面禁止ではなく、必要があれば飛行は可能としていますし、また過去の賠償しか認めていませんので、確かに全面勝訴とは言えないでしょう。カネを貰えば騒音が気にならなくなると思っているかも知れませんが、何だか良く分からない原告ですね。

大飯原発の件ですが、危険だから停止では、世の中から過去に人的被害はあったものはすべて停止しなればならず、車や飛行機、船などはそうなるでしょう。原発だからダメで、そうでなければ停止しないとなれば筋が通りませんからね。サヨクは「タカが電気」と言っていますが、電気のない生活など出来る訳はなく、発電量にほとんど余裕のない現状では困りますので、早期の再稼働が必要でしょう。
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