私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

イラクへの自衛隊派遣を決断した小泉総理

2003年12月09日 20時47分31秒 | 政治
 12月9日は日本がやっと普通の国になる決断をした記念すべき日となった。それは小泉総理が、イラクの人道・復興支援活動に向けて、危険を承知で自衛隊を派遣する決定をしたことである。総理は記者会見で憲法の前文に書かれた理念を引用し「自国のことのみに専念せず、国際社会において名誉ある地位を得るために、危険を承知で自衛隊の派遣を決断した。危険だからと言ってカネだけを出して人的貢献をしない訳にはいかない。日本は国家としての意志と日本人の精神が試されている」とし、また日米同盟と国際協調の重要性についても言明した。

 さらに総理は、自衛隊員が危険を承知でイラク派遣されるこに使命感を持っていることに「国民は自衛隊に敬意と感謝の念を持って送り出して欲しい」と特に強調していた。総理がこのように毅然とした態度で記者会見をしたことが今まであったであろうか。戦後最大の決断をしたことに賛否両論があるが、ここで日本が尻込みし派遣しなかったら、まさにテロリストに屈することであることを派遣反対派には分からないであろう。

 小泉総理の会見を聞いた自衛隊員はどう思ったであろうか。総理自ら「自衛隊に敬意と感謝」と言われたことに自衛隊員は時代の流れと、自衛隊が国民からようやく認知されてきたことに感慨深いものを感じていることであろう。日本人にとって「我々だけの自衛隊」を認めることなく、反自衛隊闘争を繰り広げてきた社民党・共産党が国民の支持を失っていくのは当然であると思う。

 総理が「国民は自衛隊に敬意と感謝の念を持って送り出して欲しい」と言われた時、私は涙が込み上げてきた。国民の代表である総理が、自衛隊の名誉と日本国を代表して犠牲を覚悟する自衛隊員の心情を考えると胸を張って送り出して上げたいとの思いがひしひしと感じたからである。犠牲を強いるかもしれない重大な決断をするに当たり、自衛隊員が尻込みすることなく、イラク派遣を志願する隊員が多いことは、同じ日本人として誇りに思う。

 マスコミは「自衛隊に犠牲者が出たら総理の責任は」と、もう犠牲者が出ることを予想しているようだが、派遣隊員の気持ちを思うと何と心ない発言であろうか。派遣反対派は「死なないで」と隊員の命を心配しているようだが、真は犠牲者が出た方が良いと思っているのであろう。そうすれば小泉総理の責任と退陣に追い込めると考えているからだ。派遣反対派は隊員の命を心配しているようで何ら心配していないのである。
(2003/12/09) 

この記事は「今日のコラム」
イラクへの自衛隊派遣を決断した小泉総理
としてHPに掲載されていたものです。


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