私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

古賀氏の議員辞職否定は民主党の没落に寄与

2004年01月27日 19時13分33秒 | 政治
  民主党の古賀潤一郎衆院議員(45)=福岡2区は、議員辞職はしないことを表明し、有権者にけじめをつける方法として「(1)民主党からの離党(2)議員報酬を受け取らない(3)国会閉会中に米国大学卒業に不足する十九単位をできる限り取得する」とのことであるが、とうてい納得出来るものではない。

 古賀氏は45歳にもなって、自分が何処の大学に通学して、そこを中退したのか、卒業したのか、また誰でも参加出来る講座に参加しただけなのか、そんな事が分からないのであろうか。自分の学歴が分からないで、政治家が務まるのか。卒業してもいない米国の大学の勝手に選挙公報に載せたことが「過失」である訳がない。

 自分を少しでも良く見せようと、米国の大学卒業と言った方が「箔」が付くとでも思ったのだろうが、日本の大学では、同じ学部の顔見知りが沢山いて、すぐ嘘がばれるので、米国の大学では「覚えている人などいない」と福岡県議会議員になった時に付いた嘘がバレなかったので、ずっと嘘を突き通そうとしたが、どっこい、「そうは問屋が卸さぬ」だったのである。

 古賀氏の主張が通るなら、アメリカのどこかの大学に遊びに行って、そこでテニスでも何でもスポーツをやっていただけで、その大学に在籍し、卒業したと言うことになり、それが世間に通用すれば、誰でも大学卒と学歴に書けるのではないだろうか。ともかく45歳にもなった男が、本人にとっては最大限の責任の取り方と思っているようだが、これを支持する国民は少ないであろう。

 議員歳費の返納は、公職候補者等の寄付行為の禁止を定めた公選法一九九条の二項の違反に当たるというし、多忙な国会議員が、国会閉会中であるとは言え、外国の大学で単位取得のために授業を受けるなど前代未聞のことであり、どうしても大学に行きたいのであれば議員を辞職して行くべきである。しかし議員辞職せず、卒業認定されていないペパーダイン大学とに行って、めでたく卒業したとしても、テニスだけやって卒業もしていない大学の名を選挙公報に掲載したという事実は消えない。再入学をすることは「恥を知らぬば恥かかず」であり、同じ日本人として恥ずかしい限りである。

 今日(27日)の朝、古賀氏は福岡市南区の西鉄大橋駅前で、議員辞職を否定する異例の釈明演説を行ったが、だいぶ批判的なヤジが飛んだようである。また支持者なのか「頑張れ」とか「負けちゃいかん」の声もあったと言うが、そんな声援を掛けるのは支持者であるとは限らない。それは、古賀氏が民主党を離党しても議員辞職を否定していることで、「民主党は学歴詐称議員に議員辞職を求めないのか。離党で済む問題ではない」との民主党の没落を狙った「声援?」かも知れない。古賀氏は「ありがとうございます」と繰り返し何度も頭を下げたというが、人を騙すのは旨いかも知れないが、騙されるのは旨くないであろうから、それを知らずに頭を下げたかも知れない。

 今回のことは、頭を下げれば許されるものではないが、どうしても議員辞職しなければ、古賀氏に辞職を迫ることすら出来ない民主党の菅や岡田が、いかに無能な党代表であり、幹事長であることをさらけ出すことになるので、逆に民主党の没落に寄与することになる。さあどうなるか。これからが楽しみで仕方ない。
(2004/01/27)

この記事は「今日のコラム」
古賀氏の議員辞職否定は民主党の没落に寄与
としてHPに掲載されていたものです。


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